384位:The Kinks 『The Kinks Are the Village Green Preservation Society』(1969)|ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)
このnoteでは2020年に8年ぶりに改訂された「ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 」の英語サイトからの解説文翻訳(とたまにレビュー)の連載をしています。本日はこちらのアルバムです。
384位:The Kinks 『The Kinks Are the Village Green Preservation Society』(Reprise, 1969)
<解説文の翻訳>
ブリティッシュ・インヴェイジョンの同胞だったThe Beatles、The Rolling Stones, The Whoがサイケデリックな方向に進む中、Ray Daviesは自らのバンドを田園都市の隠れ家に連れて行き、消えゆくイングランドの小さな町での趣ある生活を、“Big Sky”をはじめとするウィットに富んだ表現で生き生きと描いた。セールス的には奮わなかったが、本作『 Village Green』は The Kinksにとっての最も影響力ある声明の一つとなってゆく。Davisは、過去のRolling Stone誌で『"You Really Got Me" や "All Day and All of the Night" では「俺たちはここにいるんだ。これからお前をつかまえに行く。」と歌っていたとしたら、『 Village Green』の音楽は「俺たちを見つけにおいで」と語りかけているんだ。』と話している。
(翻訳:Shu Tsujimoto、 原文へはこちらから)
<ランキング比較>
参考として、「このアーティストのアルバムが500枚のリストに合計何枚ランクインしていたか」と「このアルバムの順位が前回版(2012年版)ランキングと比べてどう変わっているか」についても以下に調べてまとめています。
【2020年度版】
同アルバムの今回順位:384位
同アーティストのランクイン枚数:2枚(本作の他は、478位『Something Else by the Kinks』)
【2012年度版】(前回版)
同アルバムの順位:258位
同アーティストのランクイン枚数:3枚(本作の他は、232位『The Kink Kronikles』、289位『Something Else by the Kinks』)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?