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コピーライターにとって、アートディレクターは……

「ART&COPY」コースの
第1回の課題提出が終わった。

出した直後から、そして
周りの人たちの作品を見て
反省点が噴出したのだが、
その時点では精一杯やったので
致し方ない。


今回、コピーライターの相方さんとは、
課題が課題だけに「対話」に重点を置いた。
実際に課題に取りかかるまで
回数でいえば3回、
7〜8時間は話したような…。

それもこれも、付け焼き刃で
知識や意見を仕入れるより、
「心の底から思っていること」じゃないと
勝負できないのでは…と考えた結果のこと。

そして計5回か6回オンラインで
話をして行くなかで、相方さんの
色々な思いを知ることができて、
個人的にはとても面白かった。

佐藤可士和さんは
「アートディレクターは、企業のお医者さん」
と話されていて
自分もいたく影響を受けたわけだが、
今回、相方さんと熱く会話を重ねるなかで
「自分はコピーライターにとって、
 深夜ラジオのパーソナリティみたいに
 なれればいいな」
と思った。


…自分は長年、仕事のBGMとして
AMの深夜ラジオの録音データを
聴いているのだが、
そこに送られてくるリスナーの投稿が
まーあスゴい。

よくもまあ、そこまで赤裸々に
自分の本音を打ち明けるもんだなぁ……と。
犯罪スレスレの内容に、パーソナリティが
「お前この投稿、誰にも見られるなよ!」
と諭していたのを聴いたりも。

…とはいえ、送る側は送る側で
他で誰にも言えない思いをぶちまけることで
救われているし、聴く側は聴く側で
「自分以外にも同じことを思っている人がいるんだ」
と思って救われることがある。


今回の課題を経て、
それくらい深いところにある本音を
掬い取れるような人間になれたら
いいな…と思った次第。

自分は自分でコピーライターに対して
できる限り正直でありたいし、
そこから料理してもらった結果、
自分がずっと思っていたことを
コピーとして昇華してもらえたら
いいなぁ…とも思いました。

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