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11回目の宣伝会議賞

…の提出が終わりました。

自分の本業はデザイナーなんですが、
縁あって2009年頃にコピーの講座に通い出したら
どっぷりハマってしてしまい、
その流れで宣伝会議賞も毎年出しています。

ちなみに、過去の戦績は下記のような感じです。

第47回:一次通過:0本
第48回:一次通過:5本
第49回:一次通過:44本/二次通過:7本
第50回:一次通過:7本/二次通過:1本/三次通過:1本
第51回:一次通過:38本/二次通過:8本
第52回:一次通過:27本/二次通過:3本/シルバー:1本
第53回:一次通過:6本/二次通過:3本
第54回:一次通過:3本
第55回:一次通過:1本
第56回:一次通過:6本
第57回:一次通過:3本
第58回:一次通過:4本

講座に通ってがむしゃらに書いて
片っ端から出していた(2,000本強とか)頃は
一次通過・二次通過もそこそこ数はありました。

とはいえ基本的には
賞やファイナリストとは縁がなく、
一度「7人が一言一句同じコピーを書いた」という
奇妙な状況でシルバーを頂いた以外では、
三次通過1本が最も健闘しています。

(思いつきで1分くらいで書いたCMの字コンテが
 まさかそこまで行くとは…という)

その時期を過ぎてからは
提出数も通過数も激減していますが、
やはり一度妙な形で贈賞式に行ったことが
非常に心残り。それで
「やめるにしても、一度はちゃんと賞獲りたいな」
と思って、そして何よりも
コピーを考えることが楽しいので
続けています。


……しかしがむしゃらに書いて
書いた分だけ提出しても、
自分には二次通過が限界。

「何が悪いんだろう」と思い悩む中、
今年はこちらに書いてきた
「アートとコピー」講座に
通ったわけですが、そこで

「自分は頑張り方が悪い!」

ということを痛感しました。


…講座で様々な課題に取り組んだ際、
チームを組んだ人はほぼ全員
「その日は徹夜で」
「打ち合わせ、ずらしていいですか?」
といった感じで、誰も彼も忙しそう。

自分より時間のない人たちが
様々な場所で結果を出しているのに、
誰よりも時間があって課題にも時間を
割けているであろうはずの自分が、
なーんの結果も出せていない。

これいかに…と考えると、
「努力はしているが、努力のしかたが悪い」
という結論に至ります。


……そこで、今年の宣伝会議賞では
今までと比較して「書く」時間を減らして、
「調べる」「考える」「分析する」時間を
大幅に増やしてみました。

また、今回取り組む上では
先日お亡くなりになった小霜和也さん
(一度お話聞いてみたかったです…)の
『ここらで広告コピーの本当の話をします。』
を読み返したりして、
「この本に書いてあることを実践できているか?」
と検証しながら進めたりもしました。

ちょうど同じ時期に
小霜さんの教え子だった友人と
他のコンペに挑戦したこともあり、
彼から学んだノウハウを生かして
コピーを書いたりもできました。


…その結果、提出本数自体は
100本程度ではありましたが、
ここ数年は提出後に見返して
「なんだコレ?」「こんなもんか」
と思っていたのに反して、
「これはいいんじゃないか」
と思えるものがちょこちょこありました。

その実感、果たしてどこまで
本物なのでしょうか。
望む結果としては
一次通過10本、二次通過2本
くらいあったらなぁ…と。

今年は悩んでもがいての1年でしたが、
その分いい感触もあった気はするので、
少しはそれを信じてみたいものです。

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