HSK3級の単語は書かずに覚える。ピンインと単語が確実に覚えられるPCアプリが完成しました
こんにちは、TOMO(@try_to921mo)です。
普段はブログ(サラリーマンの働き方改革+)を書いたり、中国語の勉強をしたりしています。
現在は中国の会社で技術営業として、簡単な日中通訳と技術の打ち合わせをしたりしています。
中国語の勉強と言えば、一番最初に目標にするのがHSKですよね。
とはいえ、勉強するのには時間と根気が必要です。
その中の一つの壁が、単語。
HSKは3級になると、急にレベルが上がります。
理由は、見たこともない漢字が増えるのと、問題からピンインが消えるから。
読めない単語は読めないまま、試験中に戦う必要があります。
私もHSK3級くらいから初めて、「あ、単語は勉強しておいた方が良いな」と感じ始めました。
とはいえ市販の単語帳を買うのは嫌だった。
理由は、本が分厚くて重いのと、値段が高いのと、書き込むのがためらわれるから。
結局単語帳は買わず、HSK4級まで合格しました。とはいえ、何も単語の勉強をしなかったわけではありません。
お金はなかったけど時間はあったので、HSKの問題集に出てきた知らない単語を抜き出して、自分で単語帳を作って暗記しました。
<参考記事>
しかし、単語帳を自作すると、超時間がかかりました。
私は時間はあるけどお金がない人だったので、物凄い時間をかけて単語を抜き出しましたが、まあ普通の人はそんな時間ないですよね。
で、そんな時に市販のHSK向け単語帳が選択肢に挙がりますが、こんな懸念事項が。
・HSK3級に特化していない(「1~4級対応」ばかり)
・今の受験級に特化していないので、量が多く見えて、萎える
・余計な単語が載っているので、値段が高い
・綺麗な本だと、書き込むのが億劫
・例文は読まないし、単語も聴かないので、正直無駄。
・覚えたかどうか確認する手段がない
他にもいくつかあったと思うけど、1分で思いついたのはこれくらい。
というわけで、これらを解決するための単語帳を、みなさんにお届けします!
HSK3級単語帳アプリ。お値段は800円です。
掛けた時間を考えると、200個くらい売らないと元は取れないんですが、儲ける気はあんまりなくて、「助かったよ、ありがとう」くらいの気持ちでお買い上げいただければなーと思っています。
HSK3級の単語帳アプリを使う事のうれしさ
まずは単語アプリの概要動画を撮ったのでご覧ください。(2倍速で見れば、2分ちょっとです)
この単語帳の特徴は一つ。
アウトプットに全力でフォーカスしている事です。
HSKの試験は、いわばアウトプットの場です。
「市販の単語帳を一生懸命に覚えた」という事実は必要なくて、
「テストの場で、どれだけの単語を正確に思い出せたか?」を競う場です。
通常、単語を勉強するときは
「思い出す時間」よりも「覚える時間」を多く使います。
しかしこの単語帳は違います。
覚える時間もそこそこに、ひたすらに、テストを解答し続けるスタイルになっています。
このおかげで、「あれ、この単語どういう意味だったっけ?」が格段に減ります。(個人の感想)
見てわかる単語ではなくて、実際に使える単語を増やすことができるっていう点で、優れているんじゃないかなと思っています。
HSK3級の単語帳アプリを使った感想
アプリを自分で使って動作確認をしました。その様子を動画に撮っています。3分半くらいの動画です。
公開動作確認をしながら日本語のおかしい所、使い勝手が悪かった部分を修正しました。
使った感想です。多くてもあれなので、3つだけ。
・表形式で単語を覚えると、1分間に目に入る単語が多いので効率が良い
(単語の暗記にフォーカスできる。短時間で何度も復習できる)
・覚えられていない単語だけ、抜き出すことができる
(覚えた単語を再度暗記するムダが省ける)
・ピンインを確実に覚えられる
(ピンインが分からないと回答できないので、強制的に覚える)
HSK3級の出題単語は500~600くらいですが、このアプリでは3級からの新出単語だけにフォーカスしているので、出ない無駄な単語を覚えるリスクが回避できます。
時間がない現代人にピッタリのコンセプトになっています。
HSK3級の単語帳アプリに関する課題
個人的には非常に満足できる単語帳が仕上がりました。
とはいえ課題もあります。
(課題1.) 日本語と中国語は必ずしも一致しないので、表で一対一として暗記するのは無理がある。
(課題2.) 見て覚えるだけだと、読めても書けない
(課題3.) 各級ごとに単語帳アプリを買うと、市販の単語帳の値段を超える
課題1に対しては、市販の単語帳も同じ状況ですし、そもそも中日辞典でも同じスタイルになっています。
完璧に一対一対応しない事は承知の上で、単語の持つ雰囲気を覚えて、細かい意味は、文中や実際の会話の中で覚えるのが正解かなと思っています。
課題2に対しては、世界的にペーパーレス化が進んでおり、手書きで文字を書く機会が相当減りました。私たち日本人も日本語を手書きする機会は相当少ないですよね。
また、HSKの試験も今後はWeb試験がメインになっていきます。
その際に求められる能力は、手書きよりも、ピンインを使った入力の能力。同じ読みをする漢字の意味の違いだけ理解していればOKです。
課題3については、まとめ割に対応します。
1~3級セットで1,500円、1~4級セットを2,000円で販売します。
noteでは対応できないので、TwitterのDMで連絡ください。PayPal決済またはLINEPay、PayPay、楽天Payの送金機能を考えています。
以上、現行の課題は、こんな感じで対応をしています。
HSK3級の単語帳アプリの使い方
HSK3級の単語帳アプリの使い方について動画を作りましたのでご覧ください。
<使い方>
1.マクロを有効にする
(中に参考URLがあります。作業は30秒くらい)
2.中国語入力を有効にする
(中に参考URLがあります。作業は30秒くらい)
3.単語を暗記する
(表で単語とピンインと日本語を覚える)
4.通常モードでテストを受ける
(覚えたのか確認します)
5.結果を確認する
(覚えられなかった単語を把握します)
6.復習モードでテストを受ける
(覚えられなかった単語を何度でも復習します)
7.後日もう一度最初からテストを受ける
(試験前の総復習みたいな感じです)
割と直感的に使えるようになっているので、個人的には便利だなと思っています。
次回、HSKを受ける時はこのアプリをフル活用して単語を覚えます。
注意事項
MicrosoftのExcelでマクロ機能を使用しています。
マクロ機能が使えないと使用できないので、体験版を用意したので動作確認してからの購入をおススメしています。
商品の形式上、返品ができないので、返金には対応していません。
▼体験版はこちらに用意しています。
HSK3級の単語帳アプリのダウンロード
ダウンロードは以下から行ってください。
ここから先は
¥ 800
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