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【アンケート実施中】旅先でオムツ替えしやすい石川県に!#OM2プロジェクト

こんにちは、Try Angleのすだです。

Try Angleは普段は医療的ケア児やそのご家族の旅行やお出かけをサポートする活動を行っていますが、今回は少し角度を変えたプロジェクトをはじめます。

その名も、「旅先でおむつ替えしやすい石川県に!OM2(オムツ)プロジェクト」です。

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(デザイン:北川里沙(KuKi)

※オムツをより親しみやすく、ポップに受け止めてもらえるよう、このプロジェクトでは「オムツ」を「OM2」と表しています。

OM2プロジェクトでは、現在「旅行・外出時のオムツ替えについてのアンケート」を実施しています。オムツを利用している子を育てる親御さんは、ぜひアンケートにご協力をお願いします。

(今回のアンケートは布オムツではなく、使い捨ての紙オムツを利用している方にご協力をお願いいたします)

アンケートはこちらから。(記事末尾にも埋め込みしています)

このnoteでは、OM2プロジェクト発足の経緯や、想いについてご紹介します。

「オムツ替え」って子育て家族共通のお出かけの課題では?

子連れでの旅行やお出かけは、何かと荷物がかさばるもの。

しかし、医療的ケア児の旅行やお出かけは、更にいろいろと準備や下調べが必要になります。

車で行けるか?駐車場は屋根付きか?車いすで行きやすいか?医療機器の持ち込みはOKか?当日の天気は?途中で栄養剤を注入をする場所はどこにする?……などなど。

考えることも準備するものもたくさんある中で、もう1つ、重要な課題がありました。それがオムツ替えです。

オムツを何枚持っていくか?オムツ替えできる場所はどこ?予期せぬタイミングでオムツ替えが必要になったらどうしよう?……などなど。

でも、考えてみれば、オムツ替えは医療的ケアや障害うんぬんの前に、そもそも子連れという時点で旅行やお出かけをしたい子育て家族に共通する課題でもあります。

「足りないと困るからと荷造りしたら、荷物の半分がオムツで埋まった」
「子どもが成長したらオムツ交換台が小さい」
「オムツ替えしようと思ったら、女子トイレにしか交換台がなかった」
「大きいオムツ交換台(ユニバーサルベッド)がどこにあるか分からない」
「オムツ替えする場所がないときは、車の中でオムツ交換する」

医療的ケア児を含め、子育て中のママさん・パパさんに軽くヒアリングしただけでも、外出先でのオムツ交換にはいろいろと課題があるようでした。

ニッチだけど、センシティブ。そんな排泄に関する課題を、楽しく取り組みたい

Try Angleは、「障害や病気の有無に関わらず、誰もが旅行を楽しめる社会をつくりたい」というミッションを掲げています。

オムツはベビーだけのものではありません。病気などで自力での排泄に困難がある人をサポートするアイテムでもあります。

排泄は、人間だれしも1日何回も行うことです。でも排泄に困難さがある人や、それを介助する人にとって、出先で排泄環境が整っているかどうかは、安心して外出できるかどうかの判断軸にもなります。

医療的ケア児でオムツを使っている子たちも、赤ちゃんも、病気や障害でオムツを使っている人たちも、ストレスなく出かけるようになってほしい。
まずは石川県が、オムツを使っている人が安心して出かけられる観光地になってほしい。ていうか、そういう場所にしていこう!
そして、このニッチだけど、センシティブな課題を、楽しく取り組みたい。

ぼんやりこんなことを考えていると話したら、一緒に取り組んでくれるメンバーが集まってくれました。

それが、いしかわ観光創造塾4期生の同期、「りささん」と「かなさん」です。

OM2プロジェクトメンバー紹介

Try Angleのすだは、2020年4月~11月の期間、いしかわ観光創造塾という、石川県観光連盟が主催する研修プログラムに参加していました。

この4期生の同期が、デザイナーのりささんと、宿泊コンサルタントのかなさんです。

2人のことを少しご紹介します。

・北川里沙(KuKi/Try Angle プロジェクトメンバー)
専門:インテリアデザインを主軸とするデザイナー。サイン、グラフィック、展示計画など領域を横断しながら活動中。
1児の母。

・塩澤加菜(Office YADORUN代表/Try Angleプロジェクトメンバー)
専門:宿の運営サポート・コンサルタント
宿泊施設を対象としたコンサルタント・運営サポートを自身のしたかった仕事として起業。

2人の協力を得ながら、まずは、オムツ替えに関する困りごとを可視化し、ニーズ調査をした上で、「オムツを使っている子どもたちとの旅を、楽に、楽しくする」ためのアクションをはじめることにしました。

そのアクションがどんなものになるのかは、アンケートの結果次第ですが、現在想定しているのは、

・オムツを主要観光スポットで販売
・ユニバーサルベッド設置の働きかけ
・オムツ替えスポットのMAP化
・オムツを無料で手に入れられる仕組みづくり

などを検討しています。

まずはアンケートで困りごとを可視化します

ということで、長くなりましたが、旅行・外出時のオムツ替えに関する困りごとをアンケート実施しています。

オムツを利用している子を育てる親御さんは、ぜひご協力をお願いします!


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もし、良ければ、ご自身のSNSアカウントでこのアンケートやnoteの記事をハッシュタグ『#OM2プロジェクト』をつけてシェアしていただけるととても嬉しいです。

お住まいの地域は問いません。お子さんの年齢も問いません。いろんな人のご意見を伺って、アクションを検討したいと思っています。

皆さんのご協力を、どうぞよろしくお願いいたします!


【OM2プロジェクトメンバー】
須田麻佑子(一般社団法人Try Angle代表)
北川里沙(KuKi/Try Angle プロジェクトメンバー)
塩澤加菜(Office YADORUN代表/Try Angleプロジェクトメンバー)


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