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婚活の遍歴をふりかえる②~マッチングアプリデビュー編~

そんなこんなでやっと婚活(らしきもの)を始めた私でしたが、当初は一人で活動する勇気もなく、結婚相談所に入るほどの覚悟もなく、言うなれば“消極的に”婚活をしている状況でした。
そんな私が活路を見出したのが、2012年に誕生した《マッチングアプリ》。
会う前にメッセージでやり取りが出来るし、いいと言ってくれた人とだけ会えば合コンや婚活パーティーのように惨めな思いもすることもなさそうだし、てことで私は早々に登録しました。
ちなみにマッチングアプリの先駆けは《Omiai》で、私も最初に登録したマッチングアプリはOmiaiでした。余談ですが、Omiaiは2021年に個人情報が漏洩したのですが、該当者は2018年以降に登録した人だったので私は運良く漏洩を免れました。それは良かったのですが、当時はまだ婚活真っ只中でOmiaiも引き続き利用していたので、「こんなに長く登録してる人なんていないかも・・・」と少し切なくもなりました。笑

当時のマッチングアプリ利用者層


システム的なところはあまり変わっていないと思いますが、当時と今で違うところはなんと言ってもその利用者数です。
まだマッチングアプリという言葉も浸透しておらず、婚活の手段としても“当たり前のもの”ではなかったので、警戒する人、様子見する人も多く登録者数は今と比べればかなり少なかったと思います。

そんな当時の特徴として、「ITに強い人、得意な人が多い」というのがあったのではないかと私は思っています。先進的なアプリにも抵抗がない人、というか。

アプリ開発をしている、という人とマッチングしてアプリ内でやり取りしていたんですが、ある日ローカルのテレビ番組を見ていたら、その人が出演してた!てこともありました。
アプリで本名は晒してなかったと思うのですが、プロフィール写真の雰囲気ややり取りの中で把握していた仕事内容と一致したので、すぐに本人だとわかりました。
当時はまだ今ほど、アプリでの身バレを警戒してなかったのかもしれません。

そして、当時マッチングした人でとても印象に残っているのが、東大卒、しかも某有名広告代理店に務めているという超ハイスペックな人です。
当時のまだ利用者が少ないときでないと、こんな超ハイスペックな人とマッチングすることはなかったと思います。
遍歴①で、スペックは関係ない、と言いましたが、正直「もう一生こんなハイスペックな人と出会えないだろう」と、下心満載でやり取りをしていました。
ただ、この人が印象深いのは、ハイスペックだったからだけではないんです。
私が恋愛経験が少ない、と告白した途端、豹変したというか、際どい質問をぶつけてきたり、「こうしてごらん」と上から目線で指示してきたり、やり取りも深夜構わず届くようになって、なんだか支配されていくような恐怖感を覚えて距離を置きました。
マインドコントロールってこうやってされるのか!と怖くなったのを覚えています。頭が良い人だけに、なんだかすーっと取り込まれるような感覚になったんですよね。危なかったー!

というわけで、改めて「やっぱりハイスペックだからって食い付いちゃダメだな」と思えた、というお話。笑

マッチングアプリ歴はそれこそ10年くらいあり、結局最終的には6つアプリを入れていたので、もう少しエピソードがあります。
そちらも追々書いていこうと思いますので、お楽しみ(?)に!

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