感謝されたくないという感情はそんなに理解不能か?

お疲れ様です。水田真理です。

小学校の頃、担任の先生の趣味で良いことをした子を表彰するという文化があった。

例えば、ちょっと教室の掃除をしたり、机の向きを整えたり、黒板消しをきれいにしたり、花瓶の水を変えたり。

私はそれがとても嫌だった。

床に落ちてるゴミを見て拾うかと思ったから拾うのに、ただそれだけの行動に善意も悪意もあったもんじゃない。

その後のクラスの空気も嫌いで、皆が良いことをしてやろうと狙っている空気がとても心地悪かった。

今でも、人前でそういう事が出来ない。人目がないことを確認してからでないとゴミも拾えない。
あるいは不運なふりをして、たまたま私の番に紙が無くなったから給紙する。そんなことをしている。

あ、あいつ良いことしてる。
そう思われることが気持ち悪い。

小学生の時の経験がそうさせているのだが、
小学生の時になぜそう思ったのかはよくわからない。もっと小さい頃に何かがあったかもしれない。あるいは正常に生まれなかっただけなのかもしれない。

将来的に感謝をありがたく受け取るようになるのかどうかもわからないけれど、でも今の私は感謝されるのがイヤだと言っているのだから、その感情を否定するのは大分ひどいと思う。

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