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参政党で心配なこと(6)

なにより、一番の問題は彼らは「批判」されると、すぐに「アンチ」と決めつけて「論破」したがる点です。これは神谷さんが一番酷いが、松田学さんもかなり軽い。吉野先生はもう少しましですが、メイコさんを「嫌いになっちゃうから動画みたくない」と発言したのには驚きました。いくらなんでももう、見たでしょうが、その程度の寛容さで政治家が務まるのでしょうか。

精神面では、皆さんは、Heaveneseのマレさんを見習わなければいけません。批判に反発で答えるのでなく、その人の奧にある「イイタイコト」を探り、自分の非は何かを考えてみる。

この点がなければ、もし彼らが影響力をもつにいたっても、すでに傲慢に膨れ上がったのっぺらぼうな団体「自民党」と同じになってしまう。

これは党員も同じです。批判者をこき下ろして笑うような党員しかいなければ「国民政党」ではない。なぜなら、国民にはいろんな人がいて、意見が違う人でも幸せにするのはどうするのか、を考えるのが政治の役割だからです。

神谷さんのこれまでの動きを見ていると、自分に利用価値のあるものは利用し、そうでないものは切り捨てる、という姿勢がハッキリしていると思います。それは吉野先生もそうかもしれない。

多くの保守の人が、参政党に期待しているのです。今のイキオイは立派だし、今度の選挙でも、多くの人が投票するでしょう。

しかし、この日本の絶望的状況を救うには、どうも何かが足りない。その「何か」は、より深く考える力であり、敵を味方にする魅力です。党員がたとえ10万人、100万人を越えても、そこが成熟しないと、国民は不幸になる。声を聞いてもらえない、独善的な政治団体になってしまう。

今回、比例区に5人、地方区で45人立たれていますが、比例区で本当に5人取るのは大変な事です。地方区はなおさらでしょう。
もし本当に一議席でも多く取るのなら、批判しながらも本当は深く問題意識を持っている人も取り込まないと、もうひとつの伸びはないでしょう。

一議席でも多く取るためにも、少し自らを省みられることをおすすめしたいのですが、参政党のボードメンバーの皆さん、そして党員のみなさん。

理解していただければ良いのですが。



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