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発達障がいの当事者で不安の強い僕が取り組んでいる3つのこと

こんにちは。はまちゃんです。

僕は幼稚園の頃から、発達障がいの疑いを、医療機関で指摘され、4年前に精神科で発達障がい(ADHD・自閉症スペクトラム)の診断を受けました。
そんな僕が不安になる時と、対処するために取り組んでいる3つのことをご紹介します。

1 先の見通しが立っていなくて不安な時の対処法

発達障がいの方には私のように、何か先のスケジュールがないと、不安になってしまわれる方もいらっしゃいます。(ピアサポートボランティアで話を聴きました。)

僕は現在24歳です。仕事を終えると毎日、ビールを飲む習慣があります。
ビールを飲んでいるときに、仕事の入っていない次の日の予定や次のスケジュールが未定だと、強い不安に駆られます。一人ぼっちの部屋で、泣き叫ぶこともありました。

【これから何をしたらいいのだろう】

このように考えてしまいます。

不安に駆られすぎて抑うつ気分になり、精神科で不安障がいの診断を受けたほどです。


そんな時に試したことが、休みの日はスポーツをやって、本業の他に副業を始めました。

スポーツではバドミントンを始めました。
シャトルを追う楽しさと、ラケットを握ってコートの中を颯爽と駆け巡り、汗をかくことにより、不安な気持ちが少し楽になりました。

副業の部分では、ライティングの活動を始めました。始めてまだ2週間で、色々勉強しながら執筆をしています。

空いた時間に仕事ができる喜びと、納期に間に合わせるにはどのようにスケジュールを組んだら良いかを考えるようになりました。
その結果、先の見通しが立たない不安から、仕事のことを考える時間に変わり、お金も得られて今では見通しの立たないは少なくなりました。
気分的も安定感が出てきて、取り組んで正解でした。僕のような不安がある方は、何かを始める習慣をつけてみると、効果的です。


2 対人関係の築き方が分からなくて不安な時の対処法

小さい頃(幼稚園の頃)から、対人関係を築き上げるのが苦手でした。調べてみると、対人関係の構築が人一倍難しいことが書かれています。

場の空気を読むことに困難さがあり、相手の気持ちの理解やそれに寄り添った言動が苦手な傾向にあります。そのため、社会的なルールやその場の雰囲気を平気で無視したような言動になりがちで、対人関係を上手に築くことが難しくなります。
(引用:LITALICO発達ナビ より)

他人の気持ちを汲み取ることが苦手で、思ったことをそのまま言ってしまいました。その為、親しい人間関係がなかなか築けずに、仲間外れにもあってしまいました。
なかなか人間関係が築けない分、どんどん不安になっていきました。

【このままじゃいけない】と判断した私は次のように行動を起こします。

・人と会話するときは、一呼吸おいて会話をする。
・自分の考えはなるべく言わない。
・人に自分の思ったことをストレートに言わないように、日ごろから日記をつけて、自分が言われたらどうだろうという習慣をつける。

この3つを心がけました。

人間関係皆無 友達が作れなかった私も、少しずつ会話に溶け込めるようになり、友達を少しずつ作れるようになりました。
取り組んだことが無駄にならず、仕事面でも、いい人間関係を保てるようになっています。

3 マルチタスクを求められると不安になってしまう時の対処法

発達障がいの人で、マルチタスクで悩んでいる人は多くいます。私もその1人でした。

特に【同時進行を求められるマルチタスク】が苦手でした。

取引先電話を取りながら、発注作業をしていたことがあります。

同時進行が苦手だった私は、1つことに集中しだすと他のことが頭に入ってきませんでした。
電話を取ることに集中しだすと、発注作業ができなかったのです。

発注作業に集中すると、言われた内容を忘れ、電話の内容に集中できない等、様々な問題が発生して、ミスばかりしていました。段々不安になっていったのです。
他の社員との人間関係も、段々悪化していき、信頼を失っていきました。

そこで、上司に自分が発達障がいの診断を受けたことを正直に伝えて、できることとできないことをリスト化して伝えました。

上司は理解を示して頂き、電話を取るのはほかの社員が取り、パソコン作業が得意だった私は発注作業に打ち込めました。
仕事のミスも減り、周りとの関係も回復していき、任される仕事も増えていきました。

職場でマルチタスクを求められて困っている方は、上司や上の役職の方に相談することをおススメします。


まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は私が取り組んだ発達障がいで不安が強い場合の具体例と、対処法を3つご紹介させていただきました。
私の体験談がご参考になれば、幸いです。
ありがとうございました。


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