当たり前とは…
今のコロナの影響で、stay homeという言葉があるように、家で過ごす時間がものすごく増えました。
その中で色々と考えることが増えました。
今回は、『当たり前とは…』何なのか自分の考えを記載していきます。
『当たり前』の言葉ををネットで調べてみると…
①だれが考えてもそうであるべきだと思うこと。当然なこと。また,そのさま。
②普通と変わっていない・こと(さま)。
と、出てきました。
②に出てくる、「普通」にfocusしていきます。
まず、「普通」という言葉はどういう時に使うか。
例えば、日常生活で考えると、ご飯をお茶碗に盛ってもらうときに、「普通で」とリクエストした人が居るんじゃないでしょうか?
その時に、「普通」ってどんくらい??と疑問になりませんか?
そうなんです。
「普通」は、人それぞに違います。
「普通で」と言ってご飯を盛ってもらう人の「普通」と、ご飯を盛る人の「普通」は違います。
「普通」とは口で言うのは簡単だけど、説明するのはとても難しい。
その、曖昧な「普通」という言葉は、組織の中ではなかなか厄介な言葉になってきます。
組織で活動していこうとすると、ruleが組織の秩序を保ちます。
ruleは、してはいけない禁止事項を出します。
逆にいえば、していい事は個人それぞれの常識・モラルの「普通」に委ねられてます。
そこでなにが生じるか…
「普通」と禁止事項の「rule」との間のグレーゾーンが人それぞに違ってくること。
です。
まず、「普通」が人それぞに違うから、グレーゾーンの幅も人それぞに違ってくる。
グレーゾーンが違ってくるから、A君がしてもいいと思ってやった事は、B君からしたら良くないと思ってしてはいけないと注意する。
"「普通」に考えたら分かるやろ!"
と。
いや、「普通」ってなんやねん。
「普通」って何なのだろう?
人それぞれの「普通」は、
今まで育ってきた過程を経て作られる。
と考えます。
家庭や学校で受けてきた教育と、関わってきた友達などが影響されるのではないか。
大学の授業で、教育とはある種の洗脳である
という言葉を聞いたことがある。
その言葉に、なるほど!と思った記憶があります。
子供の時に、これは良い事、これは悪い事。と教えてくれたこれらの事は、ある意味では親や学校の先生の洗脳である。
良い事と悪い事が逆に教えられていても、子供はそれが逆であることなと分からないし、その良い事と悪い事がその人の「普通」になる。
だから、全ての人の「普通」を一緒にすることはそれぞれ違う環境で育ってきているから不可能である。
組織では、それぞれの「普通」をどれだけ近いものにできるかが大切である。
組織の秩序を保つ為にruleを作るが、rule外のことは、それぞれの常識・モラルによって行動選択される。
その、常識・モラルすなわち「普通」が近ければ言い合いや揉め事が少なくなり組織の秩序が保たれることになる。
つまり.........
こんなに長々と書いて、何が言いたいかと言うと
自分の「普通」は、「普通」ではない!
ということです。
その事を分かっていると、人への接し方が少しは変わっていき、良い方向へ進むように思います。
考え方一つで、幸せになれるのではないかと思って書かさせていただきました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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