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ミキサー車について詳しく解説します!

ミキサー車の特徴や仕組み・構造などについてまとめました。

ダイジェストをまとめてますので、サクッと知りたい人は読んでみてください!(この記事にかいてあること↓)
・ミキサー車の特徴についてわかる
・ミキサー車の仕組み・構造についてわかる
・ミキサー車の新車価格についてわかる

詳しく知りたい人はこの記事をチェック♪

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1.ミキサー車の特徴


・ミキサー車とは、生コンクリートの品質を維持しながら主に工事現場まで運搬するための貨物自動車のこと。
・正式名称は「レディミクスト車」、「トラック・ミキサー」と呼ばれることもある。
・生コンクリートが分離しないように、運搬時は常時ドラムが回転している。

ミキサー車の歴史
・ミキサー車が日本で初めて出荷されたのは1949年(昭和24年)のこと。
・その後、国産のミキサー車は1952年(昭和27年)に磐城コンクリート工業と犬塚製作所の共同研究によって初めて製造。

ミキサー車の運転に必要な免許
・ミキサー車の運転に特別な免許は不要。
・運転するミキサー車の車両区分に合わせた運転免許のみあれば運転できる。

ミキサー車の用途
・工事現場・建設現場へ生コンクリートを運搬する際に用いられる。
・具体的には、一般住宅の建設やビル、工場の建設時など。


2.ミキサー車の仕組み・構造

ドラム
・生コンクリートが積載されている部位。
・内部の螺旋型プレートが回転し続けることで生コンクリートの分離を防ぐ。

ホッパ
・ミキサー車の後部上方に設置されている生コンクリートの投入口。

フローガイド
・ミキサー車後方にあるV型の生コンクリートの通り道。

シュート
・生コンクリートを下ろす際に、樋(とい)の役割を果たす部位。

水タンク
・生コンクリートを下ろしたあとのドラム・ホッパ・シュートを洗浄するための水が貯蔵されている部位。
・小型車で約100リットル、大型車で約200リットルが貯蔵されている。

水ポンプ
・ホッパーノズルや洗浄ホースへ水を供給するためのポンプ。

汚水受け装置
・シュートやホッパなどを洗浄する際に出た汚水を貯蔵する容器。

ドラムレバー
・ドラムの回転方向や回転速度を調整するためのレバー。
・車両の後部左右やホッパ付近、運転席などに設置されている。

P.T.O機構
・ミキサー車のエンジンから動力を取り出して油圧ポンプに回転力を伝達させる装置。

油圧装置群
・油圧ポンプ・バルブユニット・油圧モーター・作動油タンク・オイルフィルターなどで構成される一連の装置。

フレーム
・ドラム・ホッパ・シュート・水タンク・油圧装置群を支えている部位。


3.ミキサー車の新車価格

・新車の相場は最大積載量4トンの場合は600万円前後、10トンの場合は1,300万円ほど。

ミキサー車の中古価格
・ミキサー車を中古で購入した場合の目安価格は、最大積載量4トンの場合300〜400万円ほど、10トンの場合は600万円〜から購入できる。

いかがでしたでしょうか?
ミキサー車は、車両区分に合わせた免許さえ取得していれば運転できます。ミキサー車を新調される際は、用途に合わせて新車か中古車を選びましょう!

もっと細かく知りたくなった方は記事をチェック!


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