対面サービスを提供できる幸せ
6月1日から対面サービスを再開してみて
TRTAは6月1日よりスクールを再開し、まもなく1か月が経とうとしていますが、今回の緊急事態宣言により約3か月程、対面でのサービス提供を休止したことで、リアルなコミュニケーションの必要性を再確認しているところです。
同じ空間で、同じエネルギーで、同じ体験を共有し、分かち合うこと、ってやっぱり人間が生きていくうえで無くてはならないものだなと。今回のパンデミックによりステイホーム・人との接触を減らすことを強いられたことで、リアルなサービスの本質的価値が明らかになった気がします。
同時に4月5月と理論講習をオンラインで実施したことで、オンラインの利便性も体感することができ、オンラインの良さ/リアルの良さ、オンラインにしたほうがよいもの/しないほうがよいもの等を考える機会となりました。
久しぶりに対面で実技講習をさせていただき、やはりボディーに直接触れて、筋骨格や体温やエネルギーを感じて、それを受講生・講師と共有しながら学ぶこと(違うボディーだとまた違うやり方になる)。施術中にどんな配慮が必要で、今どんなコミュニケーションをとると良いのか。瞬間瞬間の状況判断をどうするか。こういったことはオンラインではできなことだなと改めて思いました。
コロナ体験をきっかけとして世の中が良くなっていくといいですね
今、対面サービス系の業種の方々はどこも自粛でお客様の足が遠のいてしまい大変な時期かと思いますが、自粛によって対面サービスの価値が見直されたのではないかと思ます。同時に、これまで行ってきたサービスで本当に必要なものは何なのかという、より本質的な部分を見直し必要な改善を加える時期なのだと感じています。
世の中は、新型コロナ騒動により立ち止まって考える機会を与えられたのかと思いますが、これにより世の中が改善され、よりよい社会になるといいなと思います。TRTAもよりよい社会のために貢献できることを常に考えてきたいと思います。
やはりセラピストとして施術ができることは幸せ
そして、心を込めて精一杯の施術をすること、そして喜んでいただけることは幸せなことだと、約2ヵ月ぶりに施術をさせていただいて再確認しました。
オイルマッサージの施術(特に、クライアント毎にテクニックや施術の組み立てをカスタマイズするリメディアルセラピー)は、感性と論理でクリエイトする一種のアートのような感じで、ちょっと変な言い方かもしれませんが、施術中に脳が喜んでいる感覚があるのです。
自分も楽しくて、相手にも喜んでもらえる、こんな幸せなことはないです。これはライフワークだなといつも思います。
今はスクールや経営の仕事の都合で、お客様のスケジュールに合わせた日程でご予約をお取りするスタイルをとることができないため、宣伝は一切せずにご希望いただくお客様のみ、こちらが施術可能な日時に合わせてご来店いただき施術をさせて頂くスタイルでやらせていただいておりますが、こうして施術をさせていただけることは本当に有り難いことだなと思います。
施術を受ける方は皆さん施術中/後に「やっぱりマッサージセラピーは必要だね」と言って帰られます。
きっと日本中/世界中のあちこちで、久しぶりに施術を受けられてマッサージセラピーの必要性を再確認している方が沢山いるんだろうな~と想像しました。
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