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アングルから紐解く作品の印象

"アングルによって視聴者の印象は変わる"


かっこいい写真が撮りたい!
可愛い写真が撮りたい!

でもどうやって撮ろう?
いつも同じ構図になりがち...

最近上記のように悩むことがあったので、
調べて個人的メモ書きとしてまとめることに。

自分が何となく受けていた各作品の印象は、アングルによっても裏付けられていると感じました。
(他にも構図や配色等によっても変わってきます)

反対にアングルを学べば、こんな写真が撮りたい!を作るフローチャートの様な手助けにもなるのかも?


1.ワイドショット

【初めてのカジノ】

場所や環境を理解させやすい。
フィールド撮影等に用いられる。
被写体を小さくすると、フィールドとの対比が生まれる。

★フィールド写真コンテスト等でオススメ。
・フィールドを主役として撮れる
・フィールドをメインにしつつ、キャラでそのロケーションの補足説明ができる。


2.ロングショット

【ブリティッシュレトロコーデ】


基本的に被写体の全身が映る。
ワイド同様に、場所の説得感を増してくれる。
映画では象徴的なシーンに使われることが多い。作品と視聴者に分離感を与える(らしい、調べる余地あり)
ワイドに比べて被写体が主役味が強くなる。

★マイコーデを見せる際に使うのがオススメ。
・コーデの全身を見せられる
・ロケーションと合わせてコーデを表現できる


3.ミディアムショット

【DOWA DOWA DANCE】

アスコン定番の構図。
腰から上なのでウェストショットとも言う。
視聴者が作品をしっかりと見ることが出来る。
周囲の情報と被写体のバランスが良く、両方を見る事ができ、視聴者が「自分自身のように感じられる」ことが期待できる。

★アスコンなど主役を撮るのにオススメ
・被写体=主役にしやすい
・被写体を主役にしつつ、設定に合わせたロケーションが組みやすい
・被写体を映えさせる背景を組みやすい


4.カウボーイショット

【黄昏時の舞姫】

私が多用しがちな構図。
太ももの真ん中より上のショットの事。
腰の辺りで行われる動きを強調して撮れる。
(捻り、傾き、躍動感など)
立っている人、座っている人を同時に撮影可能で、ストーリー性のある写真に仕上げやすい。

やや煽り気味の構図の為、男性をかっこよく撮る時にもピッタリ。

【海の漢の『マーマン節』】


★掲示板写真、バトルフォトにオススメ
・ストーリー性のある1枚にしやすい
・躍動感の溢れる1枚が撮れる


5.クローズアップショット

【ドワポップキャンディ】

近距離。
頭から肩までのフレーム感。
被写体の細部までを撮影できる。
強いインパクトを与え、視聴者の注目を集められる。

感情の表現に長けているため、
喜怒哀楽の1枚絵を撮るのに向いている。


6.ローアングル

【ガラクタ街のガタラ姫】

被写体をより大きく見せられる。
下から煽って撮る。
力強さや優位性を表すことができる。
遠近感を作りやすく、ダイナミックな1枚になる。
見る人を引き込んだり、ドラマチックな表現ができる。

ローポジション+ローアングルで、
ダッチアングルに似た印象を受けることも。

ロケーションを大きくし、被写体を小さくしローアングルで撮ると、被写体が弱々しい印象に映る。孤独感や孤立感を表現出来る。

【雨音に踊る】
【天翔るドワーフヴァルキリー】

★バトルフォトにオススメ
・バトルフォト特有の力強さを表しやすい
・躍動感が増す

★ストーリー性を高められる
・ロケーションによっては作品のストーリー性を高められる。
・物語に入り込むような作品になる。


7.ハイアングル

【弾けろ!スライムカラー!】

被写体を上から撮るショット。
被写体の無害性(キュートさ)を高める。

視聴者は「力」のある視点を持つことができ、客観的に作品を見ることが出来る。
(子どもをハイアングル撮影=親目線)

距離感によって視点が変わる

★自撮りにオススメ
煽ると二重アゴになるけど、上からだと可愛く撮れるよね。
上目遣いで撮ったらとっても可愛い?


8.ダッチアングルショット

【宇宙飛行士がみた世界】

水平ではなく斜めに傾いているショット。
心理的苦痛、緊張、不安、スリル等を視聴者に与え、印象に残りやすい。
負の感情を伝えやすい。

ドラクエ10だと撮りにくい構図。
(回転をかけられず、垂直、水平のみにしか画角を変えられないため、キャラが斜めにならなくてはならない。)
バトルフォトだと仕草では表現出来ないアングルも出来るので、期待できる。
その分撮れると強いインパクトを与えるのではないか。

ハイ、ロー、ダッチ全てに言えるのは、馴染みのあるアングルから逸脱するため印象深い1枚となる。


9.水平アングル

【ドワチャッカ屈指の腕利き整備士】

安心感のあるアングル。
ポジションによって視聴者の受ける印象が異なる。
平凡になりやすいため、構図や視線などを綿密に組み立てる必要がある。

アイポジション(人の視線の高さ)だと、
会話している第三者の視点。

ローポジション(地面に近い高さ)だと、
まるでお花畑越しに覗いているような視点や、子どもと同じ目線だと一緒に遊んでいるような視点になる。

【昼下がりのスケッチ】
ガタラちゃん達のお散歩


ポジションやアングルによって、1枚1枚の受ける印象がこんなにも変わることに私自身も驚きでした。撮り比べも面白そうだね。

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