描いてくれてありがとうss

あにみあが描いてくれたハートやってのイラストにありがとうをこめて。
加賀宮さんこんな風にとってくれてたらいいなの妄想を詰め込んだssです。
ネタバレも特にありません。
加賀宮さんの本家の関係者様は存じ上げないので
ぞめく通過の二人に出演してもらいました。
なんやかんやこの3人(ぞめく渦中に或る阿呆3人組)の小説書けてなかったので色々解釈違いもあるかもですが、ノリと勢いなのでフワッと読んでくれると嬉しいです。
また改めてこの3人のわちゃわちゃも描きたい。


「あのー、本当にするんですか?」
私は手渡された猫耳カチューシャと二人を見た。
「今回のご指名は加賀宮さんですもの、ね!清華ちゃん」
「はい!カメラもバッチリです!」
お任せください!と鼻息荒く清華はスマホを片手に加賀宮に向けている。
「えぇ、……そ、そうですかぁ…」
カァっと自分の頬が熱くなるのがわかる、そりゃそうだなんでもこのミッションはこの猫耳カチューシャをつけて手でハートをつくり写真に納めるという物らしく、今回協力してくれたのはプライベートで仲良くしてくれている有栖川芙蓉さんと如月清華さんだ。
「私よりもきっとお二人とか、清華さんの方がきっと似合うとおもうのですが…」
何のミッションなのかよくはわかっていないが、恥ずかしいものは恥ずかしい。
「なるほど…確かにちょっと恥ずかしいとも思うわよね、でも大丈夫!加賀宮さんは可愛いもの!」
芙蓉も自信満々に目を輝かせながら予備のカチューシャ片手に力強くそう言い放った。
違うそうじゃない!そもそもこの状況なに?!誰か説明してください!
そんな心の叫びも虚しく、ノリノリの友人二人によって作業は着々と進行する。
「や、やっぱり恥ずかしいです…」
カチューシャ目の前に尻込みする私に芙蓉はこう言った。
「じゃあこうしましょう、私も清華ちゃんもカチューシャを被るから!」
「いいですね、みんな被れば恥ずかしくありません」
「え?あ、え?」
なぜそうなった
「清華ちゃんはやっぱり白?それとも三毛かしら」
「どちらも捨てがたいですね…加賀宮さんはどれがいいと思います?」
「…えっ?あぁ清華さんは白も黒も似合いそうですし、有栖川さんは三毛も素敵かと」
はっ!?しまった真面目に答えてしまった。
その言葉を聞いた二人はにこりと笑い合い清華は黒の猫耳カチューシャ有栖川さんは三毛の猫耳カチューシャを被った。
「どうせなら、後で3人で一緒に写真撮りましょうよ」
「そうですね、でもまず最初は加賀宮さんですね!行きますよー」
「ハート忘れないでね!こうよ!こう!」
「あっ、えっとわわわっ、待ってください二人ともまだ心の準備がっ」
「「はいっチーズ‼︎」」
end

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