転職していく若手社員
2ヶ月前に私にプレゼンを教えてくださいと名乗り出た28歳の男性社員が転職することになった。
私は1回1時間の練習を2回指導した。
彼は、プレゼンで成功し、一番高い評価をもらった。
これからが楽しみだと思っていた矢先のことだった。
有給休暇の消化のために、来週までしか出勤しないとのことであった。
そこで、彼をランチに誘った。
パスタの美味しいイタリアンレストランに入った。
「おめでとう!」と声をかけた。
彼は、4月に人事異動で地味な部署に異動になった。
それが転職を考え始めるきっかけだったらしい。
28歳という年齢も追い打ちをかけたらしい。
このままこの会社で35歳、40歳になることを想像できない。
20歳代のうちに転職をしようと決意したとのことであった。
独身なので身軽なのであろう。
転職活動を始めたら、すぐに専門商社から内定をもらったとのことであった。
プレゼンの指導をしているときにも、いつも丁寧な感謝のメールが来ていた。
感謝を人に伝えられる人は成功する人が多い。
私は4回転職していることを伝え、常に労働市場での自分の価値を高めることを考えて働いてきたことを伝えた。
彼も転職先で満足せず、さらにステップアップして総合商社に入りたいという野望を持っていた。
能力があって向上心もある若者の人生を応援したいと思います。
そんな若者を応援していると自分も元気をもらえます。
特に、私のような一生懸命行動するしか能が無い男は、元気の源が必要なのです。
テイカーではなくギバー。
人に元気を与え続けることで、それが戻ってきて、自分が元気になれます。
本当に不思議です。
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