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6月の誕生花と花言葉

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このマガジン「誕生花と花言葉」は、note マガジン「一日一万歩草花図鑑」▶︎ https://note.com/troom202/m/m0a3d3e42a169 を「誕生花と花言…
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2021年6月の記事一覧

献身的な愛

誕生花&花言葉:6月30日、6月11日 すいかずら(吸葛・忍冬)   Lonicera japonica スイカズラ科 スイカズラ属 常緑つる性 開花5~7月 スイカズラは春に特徴有る花を咲かせる。 名の由来は花の蜜をこどもたちが吸ったところから 吸葛の名前がついたとも言われる。 開花前は淡紅色、開くと白くなり、 開花の翌日には黄色になるので、金銀花(きんぎんか)、 冬でも堪え忍んで葉を付けているという意味で 忍冬(にんどう)という名もある。 乾燥させた葉はお茶に、花は

「実の先についているのはアップで見たときの星形の部分と同じなのでしょうか?? 不思議な形です。」と……

いつも、リアクション・コメントをいただいているフォロワーの「うりぼうさん」から6月7日の投稿にたいして、上記のようなコメントをいただいていて、ぼくも気になっていましたので、ちょうど今頃が花の時期と思い、今日散歩がてらに投稿の写真(3年前撮影)を取った場所に行ってみました。運良く、ちょうど、花が枯れ、実ができはじめる? 様子を想像できそうなカットが撮れましたのでアップロードしました。 「実の先端に付いている5枚の葉っぱが枯れたようなモノは、萼でははいでしょうか? (下記に写真を

変わらぬ信頼

誕生花&花言葉:6月29日 アメリカふうろ(亜米利加風路)  Geranium carolinianum  フウロソウ科 フウロソウ属 一年草 草丈 10 ~ 50cm 開花 4 ~ 9 月 北アメリカ原産。 昭和初期に牧草などと共に渡来。 本州から沖縄まで分布を広げている。 茎は短毛が密生し、分岐しながら地を這い広がる。 花は白色~淡紅白色で微妙に変化し、小さな花を咲かせる。 剣の形をした果実は全体に繊毛が多い。 ◉top ◉homo

微笑み

誕生花&花言葉:6月28日、10月22日 つるはななす(蔓花茄子)  Solanum jasminoides ナス科 ナス属 常緑蔓性 樹高4~5m 開花6~8月 南アメリカのブラジル、エクアドル、パラグアイに分布。 花は星形をしており、 時間の経過とともに、薄紫色から白に変化する。 つる丈は5m にもなる。 葉は小さな楕円形をしており、光沢がある。 ナス科だがトゲはない。 別名、山保呂志(ヤマホロシ)とも言うが、 山保呂志は本来は山地などに生える、 同じ仲間の別の花の

正義

誕生花&花言葉:6月27日 ほたるぶくろ(蛍袋)  Campanula punctata Lam キキョウ科 ホタルブクロ属 多年草 草丈30~80cm 開花5~7月 日本、朝鮮半島、中国、シベリアなど東アジアに広く分布。 開けたやや乾燥した草原や道ばたなどによく見られる。 名前の由来は、花の中に蛍を閉じ込めると、 その明かりが外へ透けて見えることからきているらしい。 また、提灯の古名を火垂(ほたる)といい、 その提灯に似ていることからとも言われ ◉top ◉hom

隠しきれない恋

誕生花&花言葉:6月26日 ジキタリス Digitalis コマノハグサ科  (オオバコ科) ジキタリス属  (キツネノテブクロ属) 二年草、多年草 草丈40~160cm 開花5~7月 ヨーロッパ原産。 地中海沿岸を中心に中央アジアから北アフリカ、 ヨーロッパに20 種あまりが分布する。 もともとは強心剤を作るための薬草だったが、 いまは鑑賞用に栽培されている。 全体の形が円錐形をしている事から、 別名キツネノテブクロと言われている。 ◉top ◉homo

母親の優しさ

誕生花&花言葉:6月25日 いもかたばみ(藷酢漿草) Oxalis articulata DC カタバミ科 カタバミ属 多年草 草丈30〜50cm 開花4〜9月 南アメリカ原産の帰化植物で戦後日本に入る。 地中には塊茎(かいけい)があり、酸っぱい味がする。 秋に咲く花酢漿草に似ているが、 こちらは、二回りほど小さい。 ◉top ◉homo

いつも愛して

誕生花&花言葉:6月24日 すいせんのう(酔仙翁)  Lychnis coronaria ナデシコ科 センノウ属 多年草 草丈50~70cm 開花5~7月 南ヨーロッパ原産。 水はけのよい乾燥した場所でよく育つ。 全体に白っぽく、茎や葉は白い綿毛でおおわれている。 その様子からフランネル草(フランネル=織物の一種)。 学名からリクニスとも呼ばれている。 花は赤が多いが白い種もある。 ◉top ◉homo

多感

誕生花&花言葉:6月23日、7月14日 びょうやなぎ(未央柳)  Hypericum monogynum オトギリソウ科 オトギリソウ属 半落葉低木 樹高80~120cm 開花6~7月 中国原産。約300 年前に日本に渡来した。 直径5cm 程度の黄色の5 枚の花弁のある花を咲かせる。 雄蕊(おしべ)の基部は5 つの束になっていて、 葉は十字対生し、枝先がやや垂れ下る。 葉がヤナギに似ているので、ビヨウヤナギと呼ばれる。 別名、美女柳(びじょやなぎ)、美容柳(びようやな

いつかわかる真価

誕生花&花言葉:6月22日 しもつけ(下野) Spiraea japonica バラ科 シモツケ属 落葉低木 草丈20~120cm 開花5 ~8月 北海道から九州にかけての日本各地、 朝鮮および中国の山野に自生する。 シモツケ属は約70 種が北半球の温帯に分布し、 シジミバナ、ユキヤナギ、コデマリなど、 多くの種が栽培されてる。 下野国(栃木県)で最初に発見されたことから 「下野」と名づけられた? 別名キシモツケ(木下野)とも呼ばれる。 ◉top ◉homo

淑女

誕生花&花言葉:6月21日 ゆり(たかさごゆり)高砂百合 Lilium formosanum Wallace ユリ科 ユリ属 多年生草本球根 草丈1〜1.5m 開花7~ 9 月 台湾の固有種。 日本では1924年に園芸用に移入された帰化植物。 その後、全国の明るい原野や荒野、 海岸線付近から低地、高山帯に至るまで広く分布。 テッポウユリに似ているが、茎が比較的太く丈夫。 花長は15〜20cm、直径は5cm より大きくテッポウユリよりも大型。 沖縄の方言で台湾を指す言葉

豊かな喜び

誕生花&花言葉:6月20日 くり(栗) Castanea crenata ブナ科 クリ属 落葉高木 樹高17m ほど 開花5~6月 結実9~10月 ブナ科植物は風媒花だが、クリやシイは虫媒花である。 ブナ科植物の果実の総称はドングリとよばれるが、 それとは区別され、くり、または栗の実とよばれる。 縄文時代の遺跡である三内丸山遺跡(青森県)から 数多くの栗が出土している。 名の由来は果皮の色が黒いことから、「くろ」が転じたとする説、 「クロミ(黒実)」の短縮とする説、

触れないで

誕生花&花言葉:6月19日 アメリカおにあざみ(亜米利加鬼薊) Cirsium vulgare キク科 ヒレアザミ属 多年草 草丈50~150cmm 開花5~8月 花名にアメリカと付くが、ヨーロッパ原産。 誤解をさけるためセイヨウオニアザミと呼ばれることがある。 北アメリカから輸入された穀物や牧草に混入して持ち込まれ野生化。 特に北海道に多い。 葉や茎、総苞片には鋭い棘があり、 手袋をしていても貫通する。 種子はタンポポのように綿毛で風に乗って拡散する。 外来生物法

ほのかな恋

誕生花&花言葉:6月18日 おおまつよいぐさ(大待宵草) Oenothera erythrosepala アカバナ科 マツヨイグサ属 二年草 草丈60~80cm 開花7月~ 8月 北アメリカ原産の帰化植物。 明治初年に渡来し各地に野生化。 花は夕方に開き朝にはしぼむ黄色い一日花である。 夕方開花するので、「月見草」の通称で呼ばれことがあるが、 本来の月見草は白い花で、性格が弱く野生化するに至らず 観賞用として稀に栽培されているだけである。 ◉top ◉homo