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【大切なお知らせ】

(2021年5月13日に配信したメルマガのアーカイヴです)

!Hola! ?Que tal?  
(オラ~!ケタル?)  
こんにちは!

今日は、大切なお知らせがあります。

トロンパは、緊急事態宣言中
お休みをいただくことにしました。

バルは、いつでも開いているものだろうと信じ
どんな時も、お客さまの楽しい笑顔が浮かぶので
休業という選択肢は考えることはなかったのですが

さすがに「酒場でお酒を売ることができない状態」で
半月以上開けてみましたが
大変心苦しいものがありました。

通常営業に戻すことについて
スタッフへ尋ねてみました。

スタッフも真剣に答えてくれました。

これはスタッフへ送った
メッセージです。
そのまま、お客さまにも
お伝えしたい内容だったので
同じものをシェアします。 


**************

トロンパのスタッフのみんなへ

返信ありがとうございます。

個別に返信ももらっているので、
これでみんなの意見が揃いました。

みんなの意見も真面目に受け止め
もう一度深く考えました。


僕がお店をやって行く上で
大事にしたいことを話します。

トロンパに来る人、全員が、
(これはお客さまもスタッフも
含めての全員がと言う意味です)
楽しい場所となるように努めます。

結論から言うと
今回の要請を受け入れずに
通常営業を続けると言うのは
難しいと判断しました。

「後ろめたい気持ちがある」と言う意見と
それぞれ事情があって、
働き手がいないのに店を
開けることができないからです。

妻も今回は賛同できないという意見でした。

「賛同できない」と言う意見も
言いにくかったことでしょう。
でも、自分の言葉で言ってくれたことに感謝です。



「人が笑顔で集う、楽しいバル」を作るために
何をしてゆくべきか考えました。

あくまでお客さまに、
「楽しく過ごしていただく」ためのルールです。

<お客さまにお願いすること>
・入店時の消毒&検温
・初来店のお客様はノートにお名前、連絡先の記載

<店側のやるべきこと>
・入店時の消毒&検温の徹底お願い
・初来客を把握。もし感染が出た時に
 拡大しないための迅速な対応ができるため。
 入店時にノートにお名前、連絡先の記載のお願い
・空気の洗浄、今月中に強力な空気洗浄機が届きます。
・換気、二酸化炭素濃度測定器の数値をチェックします。
・消毒液の充実、補充点検します
・手洗いの徹底(これまで通りできています)
・マスクの使用(笑顔が分からないので笑顔写真付き名札を作ります)
・お釣りはコイントレーの使用
・大声のお客様に注意喚起できること
(その代わり何名以上お断り、はしない)
・キャパシティを決める(CO2測定器の数値で判断)

感染予防でできることは積極的に取り入れますし、
受け入れられないことは
受け入れるつもりはありません。
例えば「黙食」とか。

何を基準にするかが
大事だと思います。


僕たちは、違法な物を売っていたり、
法に触れることを、
今まで提供してきたわけじゃないです。

国が決めた、
(一年以上も問題をほったらかしにした)
『緊急事態』に翻弄させられています。

要請と補償について、
「要請した、相手のためになるのかどうか」で
判断する必要があります。

一年前の緊急事態宣言の時は
確かに、未知のウイルスで
従う他ないと判断できました。

あれから一年、
お願いだけしてくる政府と
その都度、要請に応じてきた飲食店側。

然るべき、要請と補償はセットでないと
成立しないのに
優しすぎる日本人はその都度、
聞き入れてきました。

例えば、お店の前に
餓死寸前の人がいたとします。
この場合、食事を無料で出しますよね。
命が危ないですから。

でも、この人が一年経っても毎回
「タダで食べさせて下さい」と来たら
受け入れられますか?
受け入れられませんよね?

この間に、なぜ仕事をしなかったのだろう
なぜお金を準備して来なかったのか?

人を助けることと、甘やかすことは
違うと思います。
「その人のためになるかどうか」?
で考えます。

また、補償と要請はセットと言いますが
もう一つ、「ゴール目標」もセットで
あるべきですが、この話はまた別の機会に。


飲食店が感染源になったケースが
極めて少ないことを知っていますか?
時短した結果、抑えることが出来ましたか?
お酒を禁止にした結果、感染者は減りましたか?

結局、川を渡って規制のされていない
エリアに人が集中していませんか?

外食は、悪ですか?
お酒は、犯罪ですか?

このまま黙って続けていたら、
そういう風潮になってしまいます。

こうなってしまったら、
もう楽しいバル営業は
できなくなると思っています。

たまたま隣り合った人と会話が弾んで
いろんな共通点や趣味があって友達になったこと。
馴染みの顔があることで
ここが居場所だと感じられること
仲良くなって交際が始まったこと
「ただいま」と言える場所があること

僕は、この場所を守りたい
この場所を必要としてくれている
人を守りたい。


むしろ、正しく、安全に、を整えて
コミュニケーションがあって
笑顔があって、美味しい物 食べて
美味しいお酒飲んで、バカ話を言って、笑って
免疫を下げずに
心も体も健康でいられる場所を作ります。

その上で、オープンします。

今回の要請が今月末31日なので
最後の要請として従おうと思います。

だけども、6月1日からは
通常通り、酒類の提供、および段階的に
営業時間の拡大(当面21時)を
してゆく予定です。

その準備に向けて一旦
5月17日~31日まで
休業にします。

急なことなので、
今月の収入面で影響がある人は
申し出て下さい。
何かしら仕事を用意します。

また、感想を聞かせてもらえると
嬉しいです。


**************

というメッセージを
スッタフのグループLINEに送りました。

僕たちの大切な「バルの日常」を取り戻すために
万全の準備をします!

まずは
今週の日曜日まで
一生懸命がんばります!

最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

店主 野村卓也

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