見出し画像

見えない尺度をそのままにすると。

フォワグラのテリーヌ
季節のポタージュ
鮮魚のポワレ
鴨のロティ
フォンダンショコラ

ほとんどの、フレンチのレストランでも
オーダーが出来るであろうこのメニュー。

ソースの違い、付け合わせの違いはあれど
同じようなメニューが食卓に届く。

しかしながら、
何故同じお店に行く店と、
もう2回目はないと思う店があるのか?

気にいるから行くのだが、
味だけではない何かが存在する。

食材にこだわり続け朝から晩まで一生懸命作っている
シェフは数多く知っているのだが、
何故そこには行列が出来ず、違う店舗に支持が集まるのだろうか。

今回の騒動で、店舗集客が出来ていた
店舗もそうでなかった店舗も
苦しい展開になっているのだが、
その中にヒントが隠されているように思う

何故、
朝から晩まで料理に向き合い、
同じようなメニューを出しているのに
お客様から支持されないのか。

たくさんあると思うのだが、
まず、ひとつに、お客様への
料理に対する思いや行動が伝わって
いないのかも知れない。

うちの魚は、朝取れ産地直送で、海の香りそのままに
鱗をそのまま焼き上げて、鱗ごと召し上がって頂きます。 香りに合わせて昆布出汁から抽出した
ジュレのソースと供に召し上がってください。

フォワグラのテリーヌは低温調理で
丁寧に火を通して仕上げております。 
上質なテリーヌにしか輝く事のない、
ピンク色に輝くその色をお楽しみください。

農家の田中さま"仮名"が、
朝露を上手く取り入れる農法技術で育て上げた
山脈キャベツを使用した
鴨のローストの付け合わせです。 
メインの座は譲りません。

私は大の甘党。 
甘いものを毎日欠かす事はありません。
チョコレートのカカオをブレンドする時が
私の至福の時。
あのトロ〜と中から
チョコレートが流れる様を
思い出す度に、
ごはん3杯 いやショートケーキ3個食べられます。
とろ〜り中からチョコレートの
フォンダンショコラが
当店一押しのデザートメニューです。

今お伝えしたのは、単純に私が仮想の中で
繁盛店のポップを想定して作り上げた 
ただの情報だが、
この情報の伝え方で、お客さんからの距離と
その商品の主張は少しは
伝えられたのではないだろうか。

フォワグラのテリーヌ
季節のポタージュ
鮮魚のポワレ
鴨のロティ
フォンダンショコラ

この情報からだと、
そのお店の何を掴み
取れば良いのだろうか。

繁盛店とは、
そんな情報が至る所にちりばめられているのだと
そう思うのだ。

今の時代に店舗集客と何十年も前から
存在するポップpopの話しをしたい訳ではなく、
お客様との接点や、尺度、伝え方が、
とても大切なのではないかと言う事と、
自分の頑張りや、こだわりは思っただけでは
自己満足で終わってしまうと言う事で
はないだろうか。

そんな自分の考えている思いや拘りが、
お客様にとっては重要で、そんな人間くさかったり
そのお店や、シェフの思いがお客様の心を打つのかもしれない。

どんな形になろうとも、そんな思いを店舗や、
コメントにして届けられる事が
繁盛店の一面なのではないだろうか。

味の追求。
店舗の心地良さ。
サービスの質。
それが必要なのは、勿論言うまでもないが

シンプルに食べてもらうには無機質では
伝わらないのかもしれない。

伝えるのはとても難しいが、自分の尺度で、
相手が必要な物はたくさん存在し、
相手が喜んでもらえる尺度はたくさん存在すると
思うのだ。

私も今一度、伝えられる自分の尺度を
もう一度見直す事にしてみる。

気がつく事が重要だ。

気がついた事を行動する事はもっと重要だ。

誰かに教えられた言葉だ。

今日は自分にとっても必要な物は何だろうと考えた
文章をノートにしてみた。

そのままにする事なく前に進む。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?