日記|初めてブリーチしてもらった

先日、生まれて初めて髪の毛をブリーチしてもらった。
昔から漠然と「いつか金髪にしたい」と思っていたのに 学生時代は染髪すらせず、
社会人になり二社目を辞めたところで遂にそのときがきた(社会人になってから暗めアッシュとかはしてた)。

金髪にするにあたり、まず予約の仕方すらわからなかった。
だってメニューやコースの選択肢のなかに「ブリーチ」無かったから……
備考に「金髪くらい明るくしたいです。予約内容がこれでいいかわからないので当日相談させてください」と書いてネット予約をした(結局相談のうえ内容変更、価格もアップした。高いんだね!)。

「金髪にしてみたい」が漠然としすぎていて、色や質感のイメージも湧かず、自分に似合う気も全くしなかった。
ヘアカタログを眺めては「こんなん若くてかわいくて頭部も顔も小さい人達がやるからいいんじゃん…」と落ち込み、考えるのを止める、を何セットかこなした。
しかし残念ながら金髪にしたいのは自分で、自分はこういうかたちでしかない。今が残りの人生で一番若い。
なんとか2枚だけ、金髪といえど落ち着いた色の感じ、根本が暗い感じ、の画像をスマホに保存した。


初めて外出自粛要請が出たときからずっと行っていなかったので、ものすごく久々の美容院。

「あまりイメージの解像度が高くないんですけど、こんな感じです」と画像を見せると、美容師さんは「OKです」とすぐ色の提案をしてくれた。プロってすごい。ありがたい

まず色を抜く。ブリーチをした後の、鏡に映る「地元で見た」感の衝撃。こんな、こんな黄色みたいなオレンジみたいなのになるんですね……、ここに色を入れて、良い感じに調整するんですね。
海堂飛鳥くんのあの絶妙に深みがあって上品な金髪も、きっと苺谷さんのスーパーテクニックによるものなのだろうなぁ。

ブリーチした髪に、落ち着いた緑がかったブラウン?を重ねて完成。
美容師さん曰く「いつ緊急事態宣言が出てもいいように、髪が伸びてもパキッとプリンにならないようにしました。長く色落ちも楽しめると思います」とのこと。すごー!ありがたー!
ちゃんと似合うし、似合ってるので気分が上がる。


元々髪が太く量も多くクセ毛、そのうえ美容にかける情熱少なめの自分には、
ショートカット(ケアして伸ばすことができない)にして、こうやってプロにある程度おまかせ(似合う色や形がわからない)するのが合っているんだなぁと思う。
細かいことはわからなくても、結果 今の自分なんかいいなぁ、と思える。

プロほんとありがたい。また次もお願いします。珍しく会話が苦にならないのもほんと嬉しいです。草々

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