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【PART3】高木裕介さん(U−REALM)×寺村優太コラボインスタライブ書き起こし

2020年4月12日に高木裕介さんと寺村優太のコラボインスタライブの内容を書き起こした記事PART③となります。

PART①はこちら

PART②はこちら


高木裕介さん(U-REALM会長)


美容師さんに向けて発信している寺村優太の考え方がわかるnoteはこちら



3−1 コロナで休業中、スタッフにどんな指示を出してるんですか?(後半)

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高木裕介)
本当に皆さんが聞きたいのはこれからお話しすることだと思うんですけど、、、


それぞれのオーナーさん、美容師さんに言いたいのは、

『自分の正義を貫くしかないです』ってことです。


SNSで何を言われようが、

スタッフに何を言われようが、

こうゆう状況でこんな店辞めますと言われたら辞めさせるしかないし、

こうゆうときに全部がめくれてくると思います。


オーナーさんも判断ができない人だとか、

お金に執着してしまってるとか。


じゃあ今みたいなルールなしの状況で、

『こうだからこうした。ウチはこういう状況で、今の状態がこれくらい続いたらこうなる。だからこういう考えでこうした。』と言えるなら、それでいいと思うんですよね。


叩かれるかもしれないですけど、

やるかやらないかはオーナーの裁量です。


モラルを突き通して自粛をして潰れるのか、

腹を括ってやるのか。


腹を括るって部分では、

オーナーさんは自己破産も視野に入れておいた方がいいんじゃないかなと。


どうあがいても潰れるときは潰れるので、

どうせ潰れるなら正義を貫き通したほうがカッコいいんじゃないですか。


僕らには技術があるので、いつでもやり直せるんですよね。


自己破産してもカード持てなくなるのと銀行からお金借りれなくなるくらいですから(笑)


俺は金あるよって言ってスタッフに払い続けて、

ある日突然ショートした。


そんなでもいいと思うんですよね(笑)


きっとその背中を見てたスタッフは、

仕事が再開できる状況になったらきっと戻ってきてくれるし。


そのときに別に僕が社長になれなくても、

他の人が社長になればいいですし、誰と働くかが大事ですから。

もちろん必要であれば裏から支えますけど。


なので最後まで自分の正義を貫いて、

カッコよくいてほしいなと思いますね。



寺村優太)
高木さんめちゃくちゃかっこいいですよね。

言葉の重みが違いすぎて返す言葉が見つからないですね(笑)



3−2 休業するにあたって時間に余裕ができたスタッフが多いと思いますが、時間の使い方について何か伝えたりしていますか?

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寺)
これは僕が聞きたいなって言うのもあるんですけど、

今回の休業にあたってスタッフはありがたいことに時間に余裕ができるじゃないですか。


それに対しては何か時間の使い方とか伝えてたりするんですか


高)
まあ1、2週間休みがあるんだからカリキュラムの1つや2つは受かるようになってて当然だよね、

って事しか言ってないです(笑)


細かく、スタッフが何やるかとかは幹部が考える事だと思っています。


僕はお店の資金繰りだったりとか経営だったり、

税理士さんとあって話したりとか、

僕の立場の仕事をしているので、

スタッフの細かいチェックだったりとかは幹部にやってほしいなって思ってますね。


寺)
その一言の重みが幹部の方にずしっと刺さりますね(笑)


高)
今回は周りのスタッフがすごい頼り甲斐があるなって思いましたね。


震災の時は今ほどの状況ではないですけど、

まあまあキツかったし、横領されたこととかもありましたし。


常に孤独な戦いだなと思ってたんですけど、

今回はそんな事なくて『ここは君に任すね』ってできることが一人じゃないんだと思えて嬉しいですね。


寺)
素敵な方々に囲まれていますね。
高木さんの人徳でしょうね。


高)
いやいや(笑)
時間も時間なので、次の質問行きますか。



3−3 スタッフを採用するときのポイントを教えて欲しいです

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寺)
スタッフを採用するときのポイントを教えてほしいです。とのことです。

多分これは、採用される側・する側の両方が気になることなんじゃないかなと思っています。


ユーレルムさんはもちろん、

これから有名店に就職活動する学生さんや経営者さんの方だったりすると、

どういう所を見て採用してるんだろうって知りたいことだと思うんですよね。


高)
ウチはあんまり参考にならないかもしれないですね(笑)

店舗ごとの幹部が採用するので。


店舗によって年齢も違えば土地柄も違うし、客層も違うので、

僕の『想い』よりかは、

そこのトップの『想い』によるかな。


寺)
そうは言っても、受け継いでるんじゃないですか?

高木さんのマインド的な部分も。


高)
ありがたい事に多少はあるとは思いますけどね

僕は技術の部分はあまり見てないですね。

どっちかというと、良い人がいいかな(笑)


寺)
高木さんがまだ面接をしてた時はどういった人を採用していたんですか?


高)
僕の時代は、『華』がある人を取ってましたね。


『華型』と呼ばれる人達。
要は『スター性』のある人達ですね。


美容学校でも常に目立つような、

学校のカーストでも上位にいるような子たち。



そういう子はルールの枠をはみ出してくるんですけど、

それがずっと続くと嫌気がさして、

今度は割と地味な子たちを沢山採用したり。


色々試したんですよ(笑)

だからウチは色々な人たちがいるんですよね。


でも結局、どっちをとった所で変わらないというか、

『どっちも必要』なんですよね。


僕の経営感でよく例えるのは、

『サッカー』です。


社員がみんなサッカー選手でひとつのチームだとすると、

フォワードもディフェンスもボランチもゴールキーパーも必要じゃないですか。


常に華型だとずっとシュート打つ人しかいなくて、

会社の経営が大変なことになるんですよね(笑)


でもディフェンダーだけになると誰も得点を入れられなくなる。


大体4年前に入社させた子達がデビューしていくんですけど、

そういったときに状況は4年後を先を見てじゃあ8年後は幹部になってるだろうから、

『お店はこうなってるんだろうな。』と想像しながら、

先を見て採用して、育ててる感じですね。


フォワードばっかり採用したり、

ディフェンスばっかり採用したり、

色々試してみたんですけど、

偏ってしまうと経営が上手くいかなくなっちゃうんですよね。


フォワードもディフェンスも必要だし、

ていうバランスの良いスタッフの陣営じゃないとなんかうまくいかない。


それこそ当時僕は完全フォワードですけど、

今ももちろんフォワードですけど、

GKもしますし!

むしろ今なんかは1番後ろで“バッと”

完全にゴールキーパーですよね(笑)


寺)
高木さんがゴールキーパーだと安心感半端ないですよね(笑)


高)
そういった考え方でやってるので、

どういう人をとるかっていうのも、

先を見据えた「戦略」だったりしますね。


フォワード増えてきたから今年はディフェンス取ろうか。とか。


2人しか雇えないのであれば、

この子フォワードだからもう1人はディフェンスにしようか、とか。

そういう雇い方をするといいのかなと思いますね。


高)
なんか俺ばっかり話してるじゃん(笑)
寺村くんも話なよー!


寺)
いやいや(笑)

僕も高木さんのお話聞けてすごい勉強になるので、もっと聞かせてほしいです。
  
僕の気になってること最後に聞いてもいいですか?


高)いいよいいよ(笑)




3−4 実績がない段階で相手に理解してもらうことが難しいのですが、高木さんが経営者になりたての頃はどうしていましたか?

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寺)
今、高木さんは実績があるので、

幹部の方とかも理解してなかったとしても

『社長が言うならなんとかなるでしょ。』ってついてきてくれたりすると思います。


僕はまだ実績が少ないので、

相手に理解してもらわないと中々進まないので、

理論立てて全部説明しなきゃいけなくて、、、


それがきっかけで本読むようになったんですけど、

高木さんは最初の頃はどうしてたんですか?



高)
それはね〜!!!(笑)

その時代に何度も失敗してて、

割と独断でした、完全に独裁。


思いついたことは片っ端からやりました。

独裁だと表面上は批判すらもないんですよね。


みんな辞めて離れてしまうんですよ。


離れていったときに、

当時は「何だあいつ」って感じでした。(笑)


今でも一緒に飲んでくれる人とはたまに飲むんですけど、

謝ってますね。(笑)


ごめんね、あの時。
俺がガキすぎた。

経営者としてどうなんだよって人間だった。

よくあの経営についてきてくれたよね。

って。


とりあえずやりたいことやったらいいと思いますよ。若いうちは。


それによってかえってくる反応はそれぞれですし。


寺)
何歳くらいまで大丈夫ですか?(笑)


高)
35歳くらいまでは大丈夫だよ(笑)


寺)
それを聞けて少し安心しました(笑)


高)
気付いたら2時間経ってたのね(笑)


寺)
長い時間本当にありがとうございました。
またよろしくお願いします。

高)
すごい人数見にきてくれたね!
合計何千人くらいじゃないかな!


寺)
いや〜高木さんのおかげです!!


高)
楽しかったです。また是非やりましょ〜


寺)
ありがとうございました!


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