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馬券の心得のはなし

ダービーが終わったので上半期も終わりということで、自分の中での馬券の買い方やルールを改めて再認識して下半期に向けて修正なり転換なりしていく。
完全にマイルールなので暇な人は読んで参考にして貰えれば。

後悔のない買い方をする

なにより自分自身が納得した買い方をする。
自分でも予想はするが、予想師と呼ばれる人や友人の意見もかなり取り入れるようにしている。
パドックなんかは前走までと比較しないと分からないことも多いし、追い切りも見慣れている人の意見を聞く方が遥かに精度が高い。
選択するファクターに優先度はあるが、情報としてプラスやマイナスになるものについて、納得出来るものは各馬の評価に取り入れる。
その上で納得できるように買う。
(「粗品の呪い」はここ数ヶ月においてはハイタワー三世もびっくりなくらい本物なので、粗品の本命はしっかり評価を下げたりする。)

諦める展開・オッズを意識する

差しが有利な馬場でこの馬が逃げ切れちゃったら仕方ない。
外有利なのにインつかれて勝たれちゃったら仕方ない。など諦める展開を考えておく。
そして諦める基準は主にオッズである。

少し話しが逸れるが、基本的に人気馬、特に1番人気の馬を主軸にして買うのは意識して嫌っている。
予想した上で1番人気が本命になってしまったレースはやらないことが多い。
妙味がないし外れた時に負債が嵩みやすいから。ローリスクハイリターンを基本とする。

という理由が主で、逃げ有利の馬場で1番人気の馬に後方一気で差されたらもう仕方がないといった感じで、人気馬を避けた上で安い目は消していく。
3連複の10倍以下は買わないし、そもそも10倍以下がオッズとしてあるレースを基本的にはやらない。
逆にオッズがつくなら複数展開を考慮したワイドや3連複は抑えておく。
今回のダービーだと8Rのサトノシャロームが同距離で2着、1600mだが10Rのヒルノダカールも逃げ切ったのでデシエルトやアスクビクターモアが前残りする可能性も考えて、オッズもいいので抑えた。
結果アスクビクターモアはしっかり残した。馬券は外したけど…。

あと後悔がないようにするために締め切られないっていうのも意識している。
ギリギリに買い足すこともあるが納得した買い目は納得した時点で前日でも買う。

券種選択

ある程度オッズのつく狙い方、買い方をするので3連複が多い。穴目の馬が本命の場合は馬連ワイドも抑える。
単勝を買わないで後悔することが多かったので反省して少しでも良いから抑えるようにする。
単勝に妙味はあまり感じないが全然人気無い馬を本命にする時は忘れないようにする。
頭で来てるのに相手が居ないで外すパターンが何回かあった…。

競馬がゼロサムゲームであることを意識しておく

当たり前なのだがwin5を除いて馬券の控除率は20〜25%程である。
残りの75〜80%を購入者の中から的中者に分配する。
であるならばやはりローリスクハイリターンを狙って高配当が狙えるレース選択をしようと思う。
ここまでが後悔のない買い方への心得。

捨てる気持ちで買う

もちろん当てるつもりで予想して納得した上で馬券購入はするのだが、競馬に絶対は無いことを重々承知しているので馬券の購入は最悪お金を捨てる気持ちで買う。
自信はあっても出遅れ、落馬、故障等はあるので運ゲーであることは忘れずに泣かない程度の額でやる。
この上半期もスタート直後に本命の騎手が空中で前転決めて空馬になったパターンが2、3回くらいあった…。
自分の的中率を把握し返ってきたらラッキーくらいの気持ちでやる。大事。

余剰資金でやる

これも当たり前だけどとても大事。
ここの考え方も少し変わってきていて、昔は生活に支障のない額なら全部使っても良いだろって気持ちで馬券を購入していた。
今は負け続けてもメンタルに影響があまりない範囲で購入するようにしている。

ゲームで所属しているギルドでも「課金は給料全額まで」というルールもあったし
某予想師も「給料日に回復出来る額でギャンブルする」のを強く推奨していた。
(貯蓄や投資に回した後の可処分所得としての)余剰資金の使い方としてはそれで良いのだが負け続けてると当然だがお金が無くなる。
手元にお金がないのは個人的には慣れては居るがメンタル的にはとても脆くなるので、精神衛生的に考えて問題ない範囲で遊ぶようにしている。

結果として

ギャンブル依存に近い時期もあったがギャンブル欲も落ち着いてるし、購入するレース選択を慎重に出来るようになった。
なんなら最近はメインレースくらいしかやっていない(重賞は安定してオッズもつくので)。
新馬、未勝利等は観戦はしてもほとんど購入しなくなった。
結局全てはメンタルのセルフケアの為にやってることな気がするがそれが長く続けて行くためにはやはり大事だなぁと思っている。

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