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大阪市城東区「スミレ商店会」を歩いて「スミレ市場」と「ポッペ・マーム」に想いを馳せる

スミレ商店会

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 大阪市城東区の「城東商店街」を北に抜けましてそのまま歩きますと現れましたのがこのミニアーチ。

【南は】城東商店街

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「スミレ商店街」。

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 店名看板。

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 ポールのサインは「スミレ商店会」。よくある表記の揺れ……。我らがバイブル「大阪市小売商業地図」に準じてこのページでは「スミレ商店会」とします。

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 北へ進みます。
 実は先程のミニアーチ、「大阪市小売商業地図」に記されている商店会の範囲よりちょっと南にあったのですよね。どういうことなのでしょう。まぁこんなことを気にするのは宇宙で私だけなんでしょうけども。

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 台風の影響か、年季の入ったテントが破れてその下にさらに年季の入った看板が……看板というか壁に直接書いているのかな。「テレビ ステレオ ラジオ」ステレオってなんかあえて言うことがなくなりましたね。

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 先程よりしっかりしたミニアーチが登場しました。

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 ここからが「大阪市小売商業地図」に記載の範囲です。

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「S」はミニアーチのポールということですよ。

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 スミレの絵。このあたりは昭和の始め頃「菫の荘(すみれのそう)」と呼ばれる地域だったようです。この商店会の他にも「菫中学校」など菫の名が付いた施設がいくつかあります。

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「サンコー」というスーパーマーケットがありました。

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 よく見たら1つ目の信号や……。いや最初の信号という意味ではなくて。

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 角を曲がったところに「ニューさかえ」という銭湯がありました。が、どうも2015年頃に廃業されていたようです。そして2020年頃に建物も解体されてしまったようです。

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 民家や駐車場が多いのでどんどん進みます。スミレ商店会は十字の形の商店会でして、この交差点が道の交わるところです。よく分からない表現ですが分かって下さい。すみません。

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 交差点から西に向かったところ。

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 西の端に着きました。しっかりしたミニアーチ。

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 交差点へ戻る途中にバス停があることに気が付きました。「菫市場前」。このあたりに市場があるのですね。どこだろ……?

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 とりあえず交差点を東に進んでみます。

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 ミニアーチ……

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 を過ぎて東の端に着きました。

スミレ市場

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 交差点へ戻る途中でふと店名看板を見ますと「スミレ市場 丸中精肉店 ポッペ・マーム」おぉおスミレ市場の名前が! 精肉店はともかく「ポッペ・マーム」とは何ぞやと思い検索してみましたらまさかのノーヒット。なんなん……。

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 交差点から北に向かいますとここにもスミレ市場の店名看板が。「酒・みねかわ 島岡呉服店」。

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 スーパーマーケットの「サンディ」や……?

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 よく見ると「スミレ市場」のサインが!
 正直なところスミレ市場がなくなってサンディになったものと思っていたのですが、「大阪市小売商業地図」にはスミレ市場の名前が載っていますし、サンディの公式サイトを見ましても住所はスミレ市場1Fとなっています。んんんー? ちゃんと中に入れば良かった。

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 北の端に着きました。ここまでご覧下さってありがとうございまし……

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 おぉう。何やら痛々しいテントと提灯が。台風の被害……なんでしょうね。以前の姿はどんなだったんだろうとストリートビューを見ましたら

 なんやこの電球看板! 鼻血!

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 北の端から振り返ったところ。全盛期は何店舗くらいあったのかなぁ……。

まさかの再訪

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 ここまでが2019年3月の話でして、ここからは2021年10月のスミレ商店会再訪記です。スミレ商店会をネットで調べていてこの建物のね……

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 こっち側が気になっててん! 前回は振り返りもせず歩いてしまいましたし、スミレ商店会を抜けてそのまま違う商店街に入ってしまったので気が付かなかったのよ。

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「日立の家電品」。赤色が残っているのは北向きだからですかねぇ? 知らんけど。

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 いや今も存在する会社ですし何ならURLまで載っているんですがレトロというイメージを抱いてしまうのは何故……。

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「結婚と葬儀の合理化 大阪市冠婚葬祭互助会」。現代こそ合理化というかそもそもしませんという人もいますが電話番号が3桁4桁の時代からそういう考えはあったのですねぇ。
 しかし「毎月100円の掛金で立派に出来ます」っていつの看板なんでしょう。1年で1,200円、30年で36万円……。互助会なので自分の積み立てだけではないのでしょうけど、それだと自分の積み立てが人に使われることもあるわけで。うーん?
 ちょいと検索しましたら……ノーコメントで。

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「すし鶴」さん。黄色の看板が可愛い。

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 廃業された銭湯「ニューさかえ」は解体されて新しい建物が建とうとしていました。

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 再訪の目的その2、「スミレ市場」が近付いて来ました。の前に、その向かいにあります「学生専科 モリタヤ」さん。学生服のお店?

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 呉服屋さんだったところが「ふくちあん餃子」になっています。コロナ後に流行っている冷凍餃子の無人販売ね。建物の中に入ってみましたがかつての市場が広がって……なんてことはなく、スーパーでした。

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「オリジナルショップ サマント」オリジナルショップとは……。ストリートビューを見ますと2018年10月にはシャッターが開いていました。「教室の案内」と読める掲示板がありましたので……カルチャースクール?

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 再訪の目的その3、古銭が入っている金のガチャガチャ。大阪どっかいこ! さんの記事を読んで気になっていたのですよ。

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「鴉一銭アルミ貨」約80年前! まぁ200円のガチャガチャに入っているくらいだから200円以上の価値はないんでしょうけども。しかし80年前にして凝ったデザインだったのだなぁ。
 ちなみにガチャガチャを設置されているお店のオリジナル、つまり店主のコレクションを放出……みたいなものと思っていたのですが業者さんが普通に販売されているものだそうです。


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