ちょりチャンネルに関する考察
たまたま今一番興味を持って調査していることとして、ちょりチャンネルに関してその報告というかメモ書きをしていきます。
内容としては事実確認や考察は中立的な立場を心がけていますが、「最後に」については主観的な内容となっていますのでご容赦ください。
本記事公開の目的
SNSやYoutubeなどの簡単に印象操作や情報拡散が可能な媒体を通して情報を得る場合にその発信者を咎められるケースはかなり稀です。実質的に各媒体を利用し、サービス提供側が用意しているポリシーに対しグレーゾーンで利益を得ている発信者も少なくありません。
そういった中、信じられることと信じたいことは別だという意識を持って、個人感情を切り離し本質を見抜くための一助となれば良いと思います(言いたいことはこの記事を最後まで読めば伝わるかと思います)。
前もって説明しておきますが、私はYoutube上で収益構造を構築すること自体に全く反対していません。
しかし、自由だからこそ一定のモラルを確保するために、不幸なペットが増えないためにも動画視聴者全体の質向上が必須であると考えると同時に、そうなってほしいと切に願います。私の目的に賛同していただける方はこのままお読みください。
ちょりチャンネルとは
チャンネルURLを貼っておきます。登録者数も多いネコTuberさんです。
私とちょりチャンネルについて
この記事は長くなりますが、まず何事も事実確認が大事なので歴史を追って説明していきます。
私が初めてちょりチャンネルを知ったのはおそらく1年半以上前のことかと思います。まだ子猫で小さな時代だったかと思います。
私も捨て猫を保護していた経験がありますのでそれなりに猫にも愛着があり、Youtubeで上がってきた猫の動画をたまに見る機会があります。その中でたまたま見た動画の1つという印象でした。
初見半年後に久々に見てみた結果
私が次にもう一度見たのは実は半年くらい経ってからだったと思います。そのとき私はうまく説明できない違和感を感じていましたが、その原因となる事実を並べるとおそらく以下のようなことになります。
①猫の体が全然成長していない
②口が開きっぱなしになっている
③動画主の想像(妄想)による猫のセリフ字幕が増えている
④タイトルが現実的ではない猫の意思を語るかのようなものになっている(例:妹と絶対に離れたくなくて夜のお買い物についてきてしまった猫w)
①、②については動画概要欄にて説明がなされておりました。①については現在の概要欄からは消えていますが、「体が小さめですが障害などは特にありません」。②については現在も引き続き残っていますが、「理由は下の歯が通常よりも少し前に出ているためです」とあります。
①、②については動画主が病院で「定期検診している」と説明しているので真偽はともかく理解はしましたが、③、④などから以前と比較すると収益目的であることを感じました。ただしこの時点では、よくあるペットを利用した収益化の一つであり目くじらをたてるほどのものでもないと認識しています。
そして休止を知る
2020/03/23の動画で休止のお知らせを発表しています。この動画が伸びた影響か再びYoutube上で私も知ることとなりここから私も注意して動向を観察することとなります。
休止理由のまとめ
・同棲中の動画主(撮影者)とその妹(真偽はともかく)による共同製作コンテンツだった
・妹さんが彼氏と同棲することになったのでちょりとともに動画主とは住居を違えることになったため動画撮影が以前のようにできなくなった
だいしゃちょーというチャンネルを立ち上げる
上記休止動画とともに自身の新しいチャンネルを立ち上げたことを報告。そこでは、ちょりの過去動画を少し出しつつ動画主(だいしゃちょー)の日常の何かを投稿する動画チャンネルとなった様子。ところが・・・
特に断りもなく休止から復活
しばらく休止するという動画内での説明とは裏腹にたった4日後の2020/03/27 よりだいしゃちょーではなくちょりチャンネルの方で新しく動画がアップロードされ始め、その後以前のように毎日更新され続け現在に至っています。
ここからはさらにちょりチャンネルについて調査した結果判明した事実を書いていきます。
調査内容と結果
Yahoo!知恵袋編
まず、ちょりチャンネルに関する他の方々の見地を伺うために、色々と揶揄もされてはいますがそこは置いておいてシンプルにどんな情報がWebでやり取りされているかの確認としてYahoo!知恵袋で「ちょりチャンネル」をキーワードにして検索しました。現時点(2020/05/04)での検索結果を記載します。
全22件のうち好意的なスレッドと、批判的スレッド、どちらでもないスレッド、関係のないスレッドの内訳は以下のようになります。
好意的なスレッド:0件
批判的なスレッド:10件
どちらでもないスレッド:4件
関係のないスレッド:8件
またどちらでもないスレッドのうち3件はレスが批判的な内容となっています。
ただし、上記で気をつけたいのはYahoo!知恵袋という場がそもそも批判的な記事の掲載数が多い可能性や、猫の動画は批判的な内容以外に疑問を持つことが少ないコンテンツであることも影響していると思われ、これだけでは世間の見方を判断できません。
しかし、実態として他の方々がどのような「違和感」を感じているかは十分に読み取れます。中には単純に猫を心配している人もいます。
Youtube編
おそらく、上記のように批判的なコメントがYahoo!知恵袋で現れてしまっている理由の1つに挙げられるのが、
動画主(だいしゃちょー氏)による動画コメントの削除です。
これは削除前後のキャプチャ画像がないため証拠として挙げられませんが、Yahoo!知恵袋や後述するTwitter、5chなどでも声が上がっているため状況証拠として確認できています(後述)。
5chでは動画主が24時間監視しているかのような体制でコメントの確認、削除を行っていることが報告されています。
また、削除内容は動画の荒らし行為や批判行為だけではなく、動画に対する指摘や確認事項、はたまた猫を心配する声であっても削除されていることが確認されています。
現在投稿を続けている動画は実は現在のちょりではなく過去の動画の焼き直しであったり、未公開部分の小出しとなっています。毎日更新されている動画の撮影された日時に関する説明は基本的にありません。
例えば、2020/05/03の動画である「妹の食事を邪魔して甘えまくったあげく大好きなまぐろをおねだりする猫w」では、動画内で写っているテレビの放映内容に下記のものとみられる字幕が流れています。
Twitter編
動画主は休止宣言後ほどなくしてYoutubeの動画アップロードは早々と再開していますが、Twitterの再開は2020/04/15と少し遅いタイミングでした。
それ以降はほぼ毎日Twitterで動画更新の通知なども行っています。
しかし、Youtubeとは違いTwitterではコメントの削除はできません。
それが墓穴となってしまったのか次のような不可解なツイートが指摘されてしまいます。
私はこのツイートを行なった方本人ではありませんが、この指摘を行なった方は別ツイートによりちょりチャンネルよりブロックされてしまったことを報告しています。
また、この方はちょりチャンネルの方にも本件指摘の形で返信ツイートを行なっています。
上記のちょりチャンネルの回答は不可解です。
というのも、元のツイート内容としては「久しぶりのおちょり」と発言していますので、あたかも最新の画像である主張と見受けられますが、この指摘を受け、「誤解させた」と説明しています。「最近こちらで投稿できてなかった」という文章に主語がついていないため、何にかかっている説明なのか不明ですが、Twitterでの投稿自体はほぼ毎日行なっているので久々に投稿したことに対してだとすると文意がおかしいです。
「ちょりの現状を最近お伝えしていなかったので」という理由に対してもおかしいです。過去の画像を貼っても現状の確認には全くなりません。
したがって、上記のツイートは、初めは現在のちょりとして画像を提示したつもりが、嘘を指摘されたので方向修正したと見るのが自然です。
また、Twitterでは上記ご指摘した方以外にもちょりチャンネルにブロックされたという報告がいくつか確認できます。
考察
さて、ここまで客観的な事実メインでお話しをしてまいりましたが、ここからが事実に基づいた個人的な考察になります。
①Youtubeは高評価が多く、コメントも好意的なものばかりである
Youtubeに上がっている動画はどれも再生回数が多く、高評価数も多いです。また、コメント欄も内容を賞賛する声ばかりで、批判的なコメントはまずありません。ただしこれは動画主が批判コメントを削除していることも少なからず影響しているとみられます。
②ちょりは今でも体が小さく口が閉じない
知恵袋や5chでもちゃんと病院に行っていないのではないか?と多くの指摘が上がっています。また、その中には動画説明文では報告しているけど証拠がないなどという厳しい指摘もあります。
しかし、事実として定期検診や体調不良時の通院の動画が上がっていたり、その時の診断結果なども動画内で報告されているので、この事実以上の判断はできないと思われます。
口が閉じない件については猫としては珍しい症状のようですが、ちょりに比べると非常に軽い症状ではありますが心配事として報告している下記のようなブログさんもあります。
③ご飯(おやつ)のがっつき具合が異常である
これもよくある指摘の1つです。
ちょりの体はいつまでも小さく、痩せているにもかかわらず食欲が凄まじいことと、そもそも動画自体おやつやミルクを食べさせるものが多く完全栄養食をしっかり与えているのか不安に感じている人達の指摘だと思われます。
しかし、これも現状個体差であることを完全に否定はできませんし、証拠はありませんが動画主も1日3食与えていると度々説明されているので視聴者としては信じる他ありません。人間でも食べても太らない人がいるように猫にもそういったタイプが存在する可能性はあります。
④動画のセリフ字幕について
これも人それぞれですね、Youtube上のコメントでは「センスが良い」、「猫が本当に話しているよう」と賞賛する一方、5chや知恵袋では「センスが悪い」、「気持ち悪い」など辛辣な意見もあります。
私個人の見方はここでは省略するとして、あくまで人によるとしか言えない部分です。
⑤ちょりは妹にとても懐いている一方動画主に対しては怯えている?
ちょりが妹さんに懐いている様子は数々の動画から伺えます。動画的に見てこの様子に反しての批判は状況的に難しいと考えられます。
一方で、動画主に対して自らすり寄っていく様子などはなく、知恵袋でもあったように動画主に対して怯えるような仕草を見せているという指摘があります。
何れにせよ、猫の本当の気持ちは人間にはわかりませんので、「そう見える」の域を出ないものと言ってしまえばそれが全てではあります。
⑥毛並みが悪く、ヒゲがチリチリになっている、目が生き生きしていない
知恵袋や5chで見られた指摘ですが、「まともな食事を与えていないからだ」とか「飼い主のご機嫌を伺っている」、はたまた「虐待されているのではないか」など辛辣な意見が並びます。
しかしこれらも憶測の域を出ないものとなっています。「毛並みが悪そう」に見えるのも、「ヒゲがチリチリになっていた時期」があるのも、子猫時代に比べて「目の焦点が定まっていないように見える」のも確認はできますが、定量的な見方に個人差があり、猫としての個体差も当然あるでしょう。
⑦コメント削除や虚偽報告などから動画主を信用できない
これが今回の肝になる部分だと思います。
Youtube上では必死になって都合の悪いコメントを削除しています。
Twitterでの最新のちょりと偽った画像ツイートは明らかに意図的な嘘であり、印象操作であると考えられます。
特にTwitterでのツイートはこれまで憶測の域を出なかった数々の批判が現実味を帯びてしまうかのような衝撃的な内容と見るべきです。なぜならば、これまでは疑わしい部分はあるにしても明らかな嘘という状況証拠がなかったからです。少なくとも本件に関しては嘘をついていることが明らかになったと考えられます。
そしてまた、嘘の画像報告をしてでもちょりが現在も元気であるという主張を通す意図があったと考えられます。
現在の動画が撮れない理由として動画主は「忙しくて妹のところに行けていない」と主張していますが、上記のように毎日の動画投稿、コメント監視などを見ると、会いにいく時間が取れないというのは客観的に見て事実とは到底考えられません。
また、Twitter上では現在のちょりの様子を心配するコメントを削除できないため、「変わらず元気のようです」や「相変わらず甘えているようです」などの返信を行なってはいますが、もし仮にメールやLINEなどで妹さんとメッセージのやり取りができていてそれが判明しているのならば、画像を送ってもらうことは不可能ではないはずです。スマホがあれば文字を打つよりもカメラで撮影する方が少ない時間で可能なわけですから。
そして、現在もアップロードし続けている動画は上記の「調査内容と結果」で述べた通り過去の動画しかなく最新のものが全くありません。
つまり、動画主は最新のちょりの姿を見せられない何らかの原因があるということです。理由としては複数考えられますし、どうしても良からぬ想像をしてしまいますが・・・。
それにしても、見せられないのならば見せられない事情を説明すれば良いものをそれすらもできないというのが現状のようです。
ではそれはなぜか、、、
最新のちょりを今後出せないがその理由を知られるとファンが離れてしまうかもしれない→動画収益が減ることへの懸念
というロジックが成立してしまいます。
個人チャンネルを開きそちらに誘導した上で、「新しい猫を飼うかもしれません」としつつ休止宣言をしたチャンネルを更新する理由も、収益面での安定した期待値の高さからと推測するのが自然でしょう。「視聴者を騙してでも収益に執着しているのではないのか」と疑われるのはごく自然のことだ考えられます。
最後に
私がこの記事をnoteで書いた目的は冒頭にあった通りな訳ですが、、、
自分の子供をアイドルや俳優にしたくて事務所に入れる親御さんの中には、単純に類い稀な容姿を持って生まれてきた子供を世の中に知らしめたい(自慢)と考える方もいれば容姿でお金が稼げると思っている方も現実としているでしょう。これは人間の世界でも起こっていることです。その結果そういった俳優やアイドルを見て元気をもらったり、生きる糧にしている人間もたくさんいます。ある意味必要な存在なわけです。
しかし、それでもこういった不特定多数を相手にした商売においては、ペットを飼う上で最低限のモラルを兼ね備えた人間が行なって欲しいと考えます。なぜならば、社会的にペットや動物は所詮「It」でしかなく、人間とは法的にも別次元に考えるのが普通だからです。動物好きや愛護の方々がいくら大切な命と謳ったとしても人間の命とは全く等価ではありません。法的にペットをモラルのない飼い主から守る手段は基本的にはありません。
そのため、こういった収益目的の動画が許されてしまうのです。このnoteを見て一人でも多くの人が「ペットが可愛いからこの飼い主も良い人のはず」という幻想は捨て、ペットを守るためにもモラルの疑わしい動画は見ない、チャンネル登録はしないとするだけで少なくともYoutube上での不幸な動画は減らせるはずです。
最後にもう一度言いますが、「信じたい」というのは感情から来るのみですが「信じられること」は似て非なるものです。「信じられないもの」を正しく判断するためにも、今一度真実に目を向けることが大切です。
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