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ニンジャスレイヤーTRPGリプレイ「グレイト・シルバーバレッツ」

はじめに

この記事は、2019年7月19日に行われたニンジャスレイヤーTRPGセッションのリプレイです。
NMはFreikugel7=サン、筆者はいちプレイヤーとして参加しております。
このセッションは実際にカイジュウと戦う4人の「メイン組」、そしてそのイクサを後方から支援する「サブ組」に分かれて同時進行で行われました。
リプレイは、「メイン組」を視点を置き記述しております。
ダイスロール等飛ばしている箇所もございます、ご了承くださいませ。
「四の五の言ってられる状況じゃない。…手を貸してほしい」
タマ・リバー中流のヨロシサン研究所から流れ出るは巨大水生カイジュウ!
政府の作戦は河口での撃退…すなわち、流域河川敷の崩壊を示していた。
オオヌギ・ジャンク・クラスターヤードに迫る巨大怪獣を前に、ニンジャ達に檄文が飛ぶ!

カイジュウに立ち向かう4人の勇者たちはこちら。

◆ロックロブスター(種別:ニンジャ) PL:アゲエエエエ
カラテ		13	体力		14
ニューロン	9	精神力		12
ワザマエ	        6	脚力		7
ジツ  		3	「カトン・ジツ」
◆装備や特記事項
装備品:パーソナルメンポ、タクティカルニンジャスーツ、グレーターたわし
武器:素手、フックロープ
◉常人の三倍の脚力    ◉トライアングル・リープキック

無口だが内面は豊かで、目で物を語る。好奇心旺盛な性格で特に甲殻類に興味がある。
研究中に海に転落、溺死寸前のところにソウルが憑依しニンジャとなる。
トヨスダンジョンの中で一度死んだはずだが、ソウカイヤ内でたまたま親友となった胡乱なニンジャ、
ヴァルホルによって現世に蘇った。
ダンジョン潜りはもう懲り懲りである。
◆ダスティミラー(種別:ニンジャ) PL:ほのぽっぽ
カラテ		8	体力		9
ニューロン	8	精神力		15
ワザマエ	        10	脚力		6
ジツ  		7	「カラテ光剣」(カラテミサイル読替)
◆装備や特記事項
装備品:パーソナルメンポ、伝統的ニンジャ装束
武器:素手
◉タツジン(ボックスカラテ)
★カラテミサイル・マスタリー1    ★カラテミサイル・マスタリー2
★★★共振装束生成   ★★★アーチ級ニンジャ第六感    ★★★カラテ粒子フィールド 

幼い容姿からは想像もつかぬ老成した価値観を持ったニンジャ。
ディセンション時に消滅するはずのソウルの自我が強く残り、逆に憑依先の少女の人格はほぼ消失してしまった。
半ば強制的に少女を「殺してしまった」ことを悔やんでいる。
紆余曲折の末にアーチニンジャ「クラネ・ニンジャ」としての力をほぼ完全な形で取り戻すが、
同時に消滅したはずの憑依先の少女「ヨシヒロ・オタエ」の幻聴に苦しめられるようになった。
◆ローチハックド/ブラウンローチ(種別:ニンジャ) PL:ジークス
カラテ		8	体力		8
ニューロン	5	精神力		6
ワザマエ	        8	脚力		5
ジツ  		5	「クリフォトン・ジツ」(ヘンゲヨーカイ読替)
◆装備や特記事項
装備品:パーソナルメンポ、黒光りレインコート(伝統的ニンジャ装束)、マルチスシタッパー
武器:グレートソード(ノダチ読替)、オムラ・マシンガン(フレシェット弾)、フックロープ
◉タツジン(ノダチ)
★ゼンキン・セツゾクジツ(アクマヘンゲジツ読替)    ★クリフォトン・ジツ(ジゴクの炎読替)
▲バイオサイバネヘッド(軽度)    ▷ジツ拡張サイバネ

元はヨロシサン製薬でアルバイトしていた苦学生
脱走したバイオ生物兵器(台所)の射殺に巻き込まれた際に”生物兵器”ごとディセンションした。
特に頭部がネギトロかき混ぜ重点だったためかお互いの意識が混じりあいまともに行動することもできない状態に
面白がった研究員にバイオサイバネ手術を施され、一応動けるようにはなったものの、費用はふわふわローンである。
◆レッドセイント(種別:ニンジャ) PL:T3
カラテ		12	体力		14
ニューロン	7	精神力		18
ワザマエ	        7	脚力		8
ジツ  		7	「カラテミサイル」
◆装備や特記事項
装備品:パーソナルメンポ、タクティカルニンジャスーツ、アーチたわし
武器:お祓い棒(カタナ二刀流読替)
◉タツジン(イアイドー)    ◉常人の三倍の脚力
★カラテミサイル・マスタリー1    ★カラテミサイル・マスタリー2
★カラテマイン    ★★カラテバリア
★★★共振装束生成    ★★★アーチ級ニンジャ第六感    ★★★カラテ粒子フィールド

大学をずるけて、センベイ・シュラインに入り浸ってる20さい。単位がアブナイ。
ある雪の日、屋根から足を滑らせ落下。しかし死ななかった、ニンジャになっていたからだ。
手にした御札や手にした御札やお祓い棒にカラテエネルギーを纏わせ戦う。
 203X年、某月某日…
 タマ・リバー中流に設けられたヨロシサン研究所から、あるバイオ兵器の『核』が流出。
それは重汚染水を取り込んで巨大化し…カイジュウと化した。


 開発中のコードネームから「淀みの王」と名付けられたそれは、流域を壊滅させつつネオサイタマに迫る。
日本政府及び湾岸警備隊…そして、ソウカイヤの三者連盟は、河口三角州における火力集中での破壊を作戦とした。
それは、単純に破壊しやすいからではない。
 流域に存在する、秩序の中に場所なき者達の住処…クラスターヤードや、地下街を手を汚さずに押し流し、更地にすることによって再開発を重点しようという算段である!
この噂を聞きつけた一人のニンジャは、各地に檄文を飛ばした。


「オオヌギを守るために、力を貸してくれ」

そして、君達4人はオオヌギ中央区のニンジャショップ 「ヒウチイシ」店内に中枢戦力として集まっていた…

ダンゴウ

ロックロブスター: 「カイジュウの原因がヨロシサン製薬…だと…。」
ダスティミラー: 「ドーモ、わっちはダスティミラー。本日はよろしくお願い致しますぞ」
幼い少女が老練な口調でアイサツ。その表情はどこか達観したような、何かの決意を固めたかのような穏やかなものだった
ローチハックド: (アルバイトとはいえ、ヨロシサン所属の私がここにいていいのかなぁ……)
ローチハックドはちょっと場違い感を感じている
レッドセイント: 「ここがその…ヒウチイシ?」
ここに来るのは初めてだ 。
ロックロブスター: 「ドーモ、ロックロブスターです。」
ローチハックド: 『ドーモ、ブラウンローチです。ガンバッテオオヌギを守ろうね!』
レッドセイント: 「ドーモ、レッドセイントです」紅白装束のニンジャがアイサツ
ローチハックド: 「えっと、ドーモ、ローチハックドです。声が二人分なのはあんまり気にしないで下さい」
黒光りレインコートのニンジャがちょっと戸惑い気味に挨拶
ロックロブスター: 「ん?ブラウンローチ=サン…ヨロシで聞いたことのある名前だな。」

ローチハックド: 『ん?そうなの?』
レッドセイント: 「ヨロシサンがらみ、かぁ。またまた大変なことしてくれて」
ダスティミラー: (フフフ…一つの体に二つのソウルだなんて、ひょんなところでお仲間と出会えたわね、人殺しさん?) ダスティミラーの脳内に声が響く
ローチハックド: 「一応、所属ニンジャだからじゃないか?」いつまでたってもアルバイトだ!
ロックロブスター: 「俺は元ヨロシサン所属…だ。」
ローチハックド: 「元……なんですね」
ダスティミラー: 「……」 かつての彼女なら、実質的に己の殺めた少女の声に狼狽していただろう しかし彼女は厳しい鍛練の旅を経て、一つの決意を固めていた。己のニューロン内に居座る「声」と、腹を割って話し合う覚悟を!

「ドーモ、フライクーゲルです」

店の奥には数台のUNIXが連結接続されており、小型の作戦司令室となっている。その中央デスクに、サイバーサングラスを掛けた金髪の少年が座っている。ヒウチイシの店主にして、フリーの手練のニンジャ、フライクーゲルだ。彼がこの地を拠点とするニンジャとして、檄文を飛ばしたのだ。


ロックロブスター: 「久しぶりだ。ドーモ、フライクーゲル=サン。」
レッドセイント: 「はじめまして、フライクーゲル=サン」
フライクーゲル: 「ロックロブスター=サンは久しぶりだな。こういうのには詳しいだろうし、実際ありがたい」
ローチハックド: 「はじめまして、フライクーゲル=サン」『はじめまして!』
ダスティミラー: 「ドーモ、フライクーゲル=サン。ダスティミラーです」丁寧にアイサツ
ロックロブスター: (覚悟が決まった顔をしているな、あの少女…。)
ロックロブスター: 「大したことはない…。」
フライクーゲル 「皆も、集まってくれて助かる。…ここに集まったメンバーは、この作戦の中枢になるメンバー…即ち、カイジュウ本体を直接ぶっ叩いて止める役割だ。」
ロックロブスター: (えらくカートゥーンだな!?)
レッドセイント: 「カイジュウねぇ…まぁ、任せて頂戴。アンコクトンのアレみたいなもんでしょう?」
ローチハックド: 「つまり殴り倒せと……」『ぶん殴るぞー!』半ばから折れた(グレートソードだったものだ)剣を掲げる
ローチハックド: 「いや、振り回すな!アブナイ!」
レッドセイント: 「おっと!」 「大丈夫ローチハックド=サン?」
ダスティミラー: 「ふむ、聞けばかなりの難敵の様子」 「いかなニンジャとて無策では返り討ちに遭うじゃろう…何が策がおありかの?」
ローチハックド: 「大丈夫です。いつものことなんで……」
フライクーゲル 「…実際、アンコクトンに似ているような物体のようだ」
レッドセイント: 「ならいいけど…うーん」
フライクーゲル 「これまでの情報収集の限りではな」
ロックロブスター: (しかも、そうとうなデカさ…戦闘は久しぶりすぎるぞ…大丈夫なのか!?)
レッドセイント: 「似た物体なら…生半可な物理攻撃じゃキツそうね…なにか特効薬があればいいけど」
ロックロブスター: (アンコクトン?)

◆ヨロシサン・バイオカイジュウ『淀みの王』
カラテ 15  体力??? 
ニューロン 10  精神力???
ワザマエ 1 脚力 2

『側転不可』『大型5×5』『回避不可能』『ダメージ軽減1』『連続攻撃3』『近接リーチ+1』
『マルチターゲット』『時間差』『即死・部位破壊無効』

『死の沼』:淀みの王は、巨大なアンコク軟体生物であり、全てを呑み込み、成長する。
ターンの開始時、マップ上の全てのキャラは【カラテ】判定(難易度H)を行い、
失敗した場合【体力】が-1され、回避ダイスを3個失う。
他のキャラクターがマップ内で死亡するたび【体力】の現在値と最大値を+5する。

『弱点特質』:ザクラ・ドゥムにはなにかしらの弱点があるはずである。だが、それは現状不明だ。
弱点によって攻撃された場合、「ダメージ軽減1」を失い、体力・精神力の値が明らかになる。

『黒き淀みの触手』:自身の手番の開始時に、【ニューロン】判定難易度Eを行う。
その成功数分、「ダメージ2」「回避難易度N」のカラテミサイルめいた射撃武器を制作する。
ただし、この触手攻撃は一人のキャラに対して3発までしか撃てない。

『弾ける瘴気』:自身の手番で攻撃する代わりに使用。自身の周囲9×9マスに『爆発』を引き起こす。
この爆発は、「ダメージ3」「回避難易度H」である。      
   
『暗黒波動』:自分の手番で攻撃する代わりに使用。
視界内の5×5マスを指定し、「ダメージ2」「回避難易度H」の「爆発」を引き起こす。
回避の成否に関わらず、範囲内にいたキャラクターは10マス分強制移動させられる。

『絡みつく闇』:ザクラ・ドゥムからの攻撃でダメージを受けた場合、
1d6を振り、それに応じたペナルティを得る。

1,2:【精神力】-1
3,4:拘束を受ける。(手番最初にカラテUHに成功しなければダメージ1、移動不可、能動行動難易度+1)
5.6:どうにか無事だ。何も起こらない。     
       
『破滅』:シナリオ開始時より【体力】の最大値が30以上上昇した場合、このキャラが行うあらゆる攻撃のダメージを+1する。  

『暴走』:【体力】が20以下になった場合、ターン最初の【カラテ】判定の難易度がUHになり、
このキャラクターは【ニューロン】1のタイミングで再度行動するようになる。
再行動では『黒き淀みの触手』は発動しない。
 君達の端末にマップデータと、ヨロシサンの機密らしき性能ファイルが転送される。

レッドセイント: 「…」データを見ている
ローチハックド: 「うげ……」『強そうだね……』
ローチハックド: (安普請だったか……?)
フライクーゲル: 「…残念ながら、現状では致命的な弱点は不明だ。」
ロックロブスター: 「…淀みの王……黒き触手……。」
ダスティミラー: (…ふむ) ((フフフ…こんなカイジュウが相手だなんて、遂に貴女も年貢の納め時かしらね?))
ロックロブスター: 独り言めいて高速音読している
フライクーゲル 「こちらのメンバーで足止めをしている間に、他のメンバーには支援、そして調査をしてもらう」
レッドセイント: 「大物ね…腕がなるわ」自分を鼓舞する。もはや逃げ場はない
フライクーゲル 「アレには核がある。…外殻を壊していけば、その正体にもたどり着けるはずだ」
ロックロブスター: (心配だなあ…)
ロックロブスター: 「核……。」
ローチハックド: 「後ろ向きなことは考えない!倒すことだけ考えよう。出来なければここが壊滅する」『ウン……。ってそれが後ろ向きじゃ?』
フライクーゲル 「なるべく被害を出さず、避難を遂行させつつ…足を止めさせる。」
フライクーゲル 「それが第一の目標だな」
レッドセイント: 「勝ち筋はあるわよ、必ずね」
ダスティミラー: 「つまり…判明するまでは、そして判明すればとにかくカラテと」 「弱点さえ分かればわっちのジツも役に立ちそうなのじゃが…」
ロックロブスター: (外殻を剥がしてコアを剥き出しに)
ローチハックド: 「一応、炎は使えます。通るかわからないけど……」ダメージ軽減で無効化されます……
ロックロブスター: 「俺も炎はあるが使えるか…。」
フライクーゲル 「苦しい戦いになるだろう。…頼む」
フライクーゲル 「何か質問はあるか?」
ダスティミラー: 「やみくもに攻撃しても埒は空きますまい」 「弱点が判明するまでは温存が良いかもしれませぬな」
レッドセイント: 「そうね…有効打にならなきゃ無為だしね」
ロックロブスター: 「炎は効きそうか?」 指から炎を小さく出す。
ダスティミラー: 「先程住民の避難と言いましたが…具体的には何をすればよいのかの?」
フライクーゲル 「もし建物が破壊された場合、逃げ遅れた人がでてくるかもしれない」
ローチハックド: 「あー、あれ、そもそも物理は効くのか……?」
フライクーゲル 「それを救助してエリア外に逃がす事だな」(攻撃の代わりに、周囲8マスのモータルをエリアから離脱させられます)
レッドセイント: 「あのアンコクトンニンジャと同じ性質なら、少しは通るはずよ」
ダスティミラー: 「効く、効かぬはこの際問題では無いじゃろう」 「効かせるしかない…なんとも心細い話じゃがな」
ダスティミラー: 「わかり申した」 「助けるだけならばなんとかなりそうじゃな」
ローチハックド: 「まあ、確かに。効かせるしかない……か」
ローチハックド: 『助けるのは大丈夫だよ!』
フライクーゲル 「攻撃は…ある程度の威力があれば通るはずだ。少なくとも、俺の銃弾(ダメージ2)は通った
ロックロブスター: (少なくともあのバカだったら楽勝そうだな…。)
ロックロブスター: (カラテは強かったらしいな…。)
フライクーゲル 「俺はここで指揮を取る。…どうしようも無くなりそうだったら前に出るさ」
ローチハックド: (ある程度…か。こっちはマシンガンしかないし、銃は封印かな……)
NM: (橋が破壊される所まで侵攻された場合、フライクーゲルが出撃します)

レッドセイント: 「フライクーゲル=サン、支援チームがいるそうだけど…どんな人達なの?」
フライクーゲル 「支援チームは…フリーランスの他のニンジャ、後はソウカイ寮から来てるのもいる。あと…呉越同舟だな、クリスタルの連中もだ」
ローチハックド: (クリスタル……?)関わったことがないのだ!
レッドセイント: 「クリスタルまで…!?なんでもありね…でもありがたいわ。こんなときに逃げずに来てくれるんですもの」
ロックロブスター: 「クリスタルって何だ?」
ダスティミラー: 「ああ…あの方か」以前ご一緒したのだ!
フライクーゲル 「変なニンジャ集団、って事だけ覚えておけばいい。」
フライクーゲル 「というか関わらんほうがいい。」
ロックロブスター: 「そうか。」
ローチハックド: (変……)(関わらないほうがいいんだ……)
レッドセイント: 「エメラルドキャメロットを信仰するニンジャ集団みたいよ…ムダ知識だけど」
ローチハックド: (また胡乱な単語が……戦う前から頭痛い……)
レッドセイント: 「まぁ、邪悪な集団って覚えておけばいいわよ」
ローチハックド: 「変で邪悪なのか……大丈夫なのか?それ」

NM: 「…そろそろ奴が接近してきている。出撃を頼む」
ダスティミラー: 「うむ。また生きてここで会いましょうぞ」
ローチハックド: 『えっと出撃だって』「うん、出ようか」
レッドセイント: 「道を歩けばその辺のモータルを救済と語って殺すとかね」
レッドセイント: 「ま、いきましょうか!」
ロックロブスター: 「……。」 ロックロブスターは外に出た。
ローチハックド: (完全にヤバイやつじゃないか!)
レッドセイント: 「邪教よ邪教」
ロックロブスター: メットの飾りが天井にぶつかった。
ロックロブスター: 身長が194cmあるのだ。
ダスティミラー: (なんと…あの方がそんなことを) ((人殺しという意味では貴女も同じでしょう?何を驚いているの))
ロックロブスター: (……。) ロックロブスターの士気がちょっと下がった。
レッドセイント: パンツ泥棒の話はやめた。これいじょうずのうを疑われたくないからだ。

余談だが、
クリスタルの連中(エメラルド・キャメロット)についてはこちらを参照。
…外に出た君達を地鳴りが迎える。東の果てから、黒い粘性の山が、全てを呑み込みながら流れ来る。
ここで止めなくては、この地は失われるだろう。そうなれば、もはや安住の地はない。そういう者もいる。
 4人は静かにカラテを構えた…!

戦闘開始


ロックロブスター: 「……。」 フックロープを準備して淀みの王を睨む。
ローチハックド: 「いきなり交代は無しだな……長期戦を想定すると……ならこれか」フックロープを構える
レッドセイント: 「ここで倒せたら奇跡…かな」 「いや、奇跡は起きる、起こしてみせる!」ロッドを構え、淀みの王を睨む!
ダスティミラー: 「…む」 着信音がしたので見ると、アンチジェム=サンからの激励のメッセージが 「感謝致します」とだけ返信

1ターン目

淀みの王の手番
NM:
6個の暗黒触手 、レッドセイント以外に2本ずつだ!  射線の関係で

『黒き淀みの触手』:自身の手番の開始時に、【ニューロン】判定難易度Eを行う。その成功数分、「ダメージ2」「回避難易度N」のカラテミサイルめいた射撃武器を制作する。ただし、この触手攻撃は一人のキャラに対して3発までしか撃てない。

ダスティミラー: 「イヤーッ!」飛来するミサイルめいた触手をステップ回避!
ローチハックド: 「グワーッ!」『見づらいよ!』
ロックロブスター: 「イヤーッ!」 触手を避ける!避ける!

ローチハックドに命中!体力-2/精神-1!
いきなりの被弾…
このときはあれほどダイスが荒ぶるとは予想もつかなかった。

NM:そして全員+南の建物を巻き込むように暗黒波動! 巨体が震え、黒い波動が全員を襲う! 

『暗黒波動』:自分の手番で攻撃する代わりに使用。視界内の5×5マスを指定し、「ダメージ2」「回避難易度H」の「爆発」を引き起こす。回避の成否に関わらず、範囲内にいたキャラクターは10マス分強制移動させられる。

レッドセイント: 「図体がデカイだけあって!見境なく!」避けた
ロックロブスター: 「!!?」 (何故だ!?引き寄せられるぞ!)
ローチハックド: 「連続で喰らうか!イヤーッ!」
(何かデカくなってない?)(違う!引き寄せられてる!ナンデ!)
ダスティミラー: 「ヌゥーッ!?」謎のカラテ斥力に引き寄せられる!
レッドセイント: 「重力操作のジツ!?」

…CRASSHHH!「アイエエエ!?」逃げ遅れたモータルが破壊された建物からはじき出された!
モータルを救出せねば人倫に悖る!被弾しているローチハックドが救援に向かうことになった。

ロックロブスターの手番
ロックロブスターはカトン・ジツLv3を使用。
ロックロブスター: 「イヤーッ!!」 ロックロブスターは螺旋状に炎の渦を腕に纏い、淀みの王に放つ!
カトンダメージダイスで出目1、ダメージ軽減に弾かれる。
淀みの王: 「GAOOOOO!」黒い表面が炎を弾く!
ロックロブスター: (効いてない…!?)
NM: 可燃性でない訳ではないようだが…!?
ダスティミラー: 「なんと…!」 「これは加減などしていられぬな!」
ロックロブスター: (炎はダメか)
レッドセイント: 「ロブスター=サン!手応えはどう?」
ロックロブスター: 「分からん。ジツを使うのが久しぶり過ぎて失敗したのか効かないのか…。」
レッドセイント: 「カンがにぶってるなら、今からでもあなたのカラテを取り戻して!」
ロックロブスター: 「出来るだけ早く慣れなければな」

ダスティミラーの手番
ダスティミラーはカラテ粒子フィールドを使用し、近接攻撃、連続攻撃2。
ダスティミラー: 「……」ゆっくりと息を吐き、精神を集中させる。 ダスティミラーの腕がまばゆい輝きを発し始める!
ダスティミラー: 「イヤーッ!イヤーッ!」そしてカイジュウ目掛けカラテ! カラテ粒子の力がカイジュウを焼く!
合計5ダメージを与えた。
淀みの王: 「GAOO?」カイジュウが震える!

レッドセイントの手番
レッドセイントはカラテ粒子フィールドを使用し、近接攻撃、連続攻撃3。
レッドセイント: 「内なる魂よ、私に力を!」 身体からオーラが放出される。まるで己を守る盾の如く!
レッドセイント: 「イヤーッ!イヤーッ!」今はただ黒海を叩く!
NM: カラテ粒子が沼を切り裂く!
1発は失敗し、合計6ダメージを与えた。
ロックロブスター: 「ニンジャのイクサ…。」 (俺の追いつける領域じゃないな…。)
ロックロブスター: ロックロブスターはこの二人のニンジャからカートゥーンの魔法少女を思い浮かべていた。

ローチハックドの手番
ローチハックドは後方で逃げ遅れたモータルを救援するためダッシュ移動!
モータル: 「ア、アイエエエ…」
ローチハックド: 「誰か逃げ遅れてるな」『助けないと!』
ローチハックド: 「大丈夫か!早く逃げるんだ!」
モータル 「は、ハイ!」
NM: 声をかけられた事で正気を取り戻し、離脱!
ローチハックド: 「一応……怪我はなくてよかった」『怪我してたら担がないといけなかったね』

2ターン目

淀みの王の手番
淀みの王: 『AGHHHHHHHHHHHHHHHH!』 

 カラテ粒子に刻まれた傷から…大量の黒い水が迸る!

 『死の沼』:淀みの王は、巨大なアンコク軟体生物であり、全てを呑み込み、成長する。ターンの開始時、マップ上の全てのキャラは【カラテ】判定(難易度H)を行い、失敗した場合【体力】が-1され、回避ダイスを3個失う。 他のキャラクターがマップ内で死亡するたび【体力】の現在値と最大値を+5する。

ダスティミラー:「イヤーッ!?」溢れ出る淀みを跳躍回避! 全員回避成功、押し流されず、踏みとどまる!続いて触手の攻撃、8発、それぞれに二発ずつ!
ダスティミラー、レッドセイントは回避に失敗し、各々拘束、精神-1を受けた。
ダスティミラー: 「ンアーッ!?」空中で触手に掴まれる!
ローチハックド: 「同じ手なら!」連続側転で回避
レッドセイント: 「くっ…」暗黒触手が精神を蝕む!
続いて連続攻撃3、隣接している三人に一発ずつ!これは全員回避。
ダスティミラー: 「イヤーッ!」体を揺さぶってなんとか回避!
レッドセイント: 「あ、頭が…ダスティミラー=サンが…掴まれて!」
ロックロブスター: (え、ダスティミラー=サンが捕まってる…)
ダスティミラー: 「わっちに構うな!こっちで何とかする故に!」

ロックロブスターの手番
カトン・ジツLv3を使用。
ロックロブスター: 「イイイヤアアアアアアア!!」両腕に火炎の渦を生成、カイジュウに両腕を突き出し炎を放つ!
NM: 粘性物体が燃え上がる!
カトンダメージダイス6、最大値!5ダメージを与えた。
ダスティミラー:「おおっと!」体を揺すりカトンを避ける!
レッドセイント: 「ロックロブスター=サン…できるじゃない!このまま畳み掛けるわ!」

ダスティミラーの手番
拘束脱出に成功。そのまま専念近接攻撃、連続攻撃3。
ダスティミラー: 「イイイ…イヤーッ!」 カラテを込めて拘束を脱出!カトンにも助けられる!
ダスティミラー: 「イヤーッ!」渾身のカラテストレート! カイジュウの巨体が一瞬たじろいだ気がした!
サツバツ!合計8ダメージを与えた。

レッドセイントの手番
専念近接攻撃、連続攻撃3。
NM: ダスティミラーが抉り取った場所にさらにレッドセイントが連撃をかける!
レッドセイント: 「こんなものが出てきちゃ!みんな眠れないしょうが!イヤーッ!!」渾身の一撃が黒い塊を抉る!
サツバツが2回!合計17ダメージを与えた。
NM: 一瞬灰色の巨大な球体が姿を見せる…が、再び暗黒物質の中に消えていった。
レッドセイント: 「一瞬見えたアレ、もしかして、アレか!」
ダスティミラー: 「今のは…あれが核とやらかの?」 「このカラテも少しはダメージを与えられていると信じたいものじゃな!」
ロックロブスター: 「あの灰色の球体がコアか」

ローチハックドの手番
ゼンキンセツゾクジツを使用し、近接攻撃。
ローチハックド: 「続けて仕掛けようか?」『交代だネ!』ゼンキンセツゾクジツ(アクマヘンゲ)使用します
ローチハックド: ローチハックドの肉体に黒光りの炎が浮かび上がりそこから出てきたのは……
ローチハックド: ナムサン!人型ゴキブリである!
ロックロブスター: (そういえば海老の殻はゴキブリの羽根と成分が同じか…。)
しかしここで攻撃を外す!2%ほどの確率のはずなのに。
ローチハックド: 猛烈な勢いで移動したと思いきや粘液を踏みつけて滑っていく!
淀みの王: 『GAOOOOOO!』咆哮!
ローチハックド: 「ピィィーーー!?」
レッドセイント: 「あーっ!ローチハックド=サン!」
ローチハックド: 『アイエェエエエ!?』
ロックロブスター: 「ダイジョブか!?」
ダスティミラー: 「!?」
ローチハックド: 「びびびびビックリした!」『あー、攻撃しそこなった……』

3ターン目

淀みの王の手番
ターン開始時の死の沼は全員が回避成功。

  #Silverbullet kugel 向こうの調査に進展があった!あいつの弱点は『タケウチ・ウイルスを混合した燃料による火炎放射』だと!ヨロシサンが防衛線で使う奴を支援班が取りに向かってる! 

ローチハックド: 『お!弱点が分かったらしいぞ!』「やったね!」
ロックロブスター: 「タケウチ…!」
レッドセイント: 「タケウチ!この際仕方ない、なるべく早く頼むわよ!」
ローチハックド: (タケウチ……何?)ブラウンローチはよく知らない!
ダスティミラー: 「皆頑張っておるようじゃな…わっちらも負けてはおられぬな!」
レッドセイント: 「使い方を間違えば自爆する危険物だけど、タケウチ、使うしか!」
ロックロブスター: 「あんな劇物…!」(俺まで下手したら死んでしまう…!)
続いて9本の触手が飛ぶが…全員が回避成功!
レッドセイント: 「イヤーッ!」降りかかる火の粉を打ち払う!

『弾ける瘴気』:自身の手番で攻撃する代わりに使用。自身の周囲9×9マスに『爆発』を引き起こす。この爆発は、「ダメージ3」「回避難易度H」である。 

淀みの王: 『AGHHHHHH!!』巨体が震え、波動が放出される!
ローチハックド: 「グワーッ!痛い!」『クッソ!さっきとは違う攻撃か!』
ローチハックドが被弾、今日のダイスブッダは仏滅か…!

ロックロブスターの手番
側転からのトライアングルリープキック、連続攻撃2
ロックロブスター:「通らん!」
鋭い打撃!しかし通るのは切っ先のみか!
1ダメージ!ダメージ軽減の影響は想像以上に大きい。

ダスティミラーの手番
専念近接攻撃、連続攻撃3。
ダスティミラー: 「イヤーッ!イヤーッ!」ヘドロをひたすら殴り続ける!
淀みの王: 『AGHHHHHHHHH!!!!!』ヘドロが激しく揺れる!
合計8ダメージを与えた。  
NM: 相当なダメージが入っているようだ!

ここまでに累計50のダメージを与えている。

レッドセイントの手番
専念近接攻撃、連続攻撃3。

レッドセイント: 「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」黒い塊を刻む!クリティカルダメージには浅いか!
合計9ダメージを与えた。
ロックロブスター: (スゴイな、あのカラテ!俺も見習いたいものだ…)

ローチハックドの手番
オーガニック・トロスシを補給し体力+3、精神力+2。
ローチハックド: 「ムグムグムグムグ」『早めに食べ終わってくれよ……』
ローチハックド: 「ごちそうさま!」『呑気だ』

4ターン目

淀みの王の手番
ターン開始時の死の沼は全員が回避成功。
続いて触手が6本飛ぶ。ダスティミラーに3発、他の人に1発ずつ。少ない、少ないのだが…
レッドセイント: 「ンアーッ!」フィールドが身を護るものの、微弱なダメージは通る!アブナイ!

味方側の回避ダイスがふるわない!どういう訳か!

レッドセイント: 「…」今度は爆発からフィールドが身を守った 

#ようやく
レッドセイント: 「IRCに入ったけど、そろそろ来るらしいわよ、ロックロブスター=サン」
ロックロブスター: 「そうみたいだ…。」

#Silverbullet kugel よし、位置取りも問題ないな!「銀弾」が到着だ!
サブ組がタケウチ混合火炎放射器を入手し、ようやく到着!
待ちくたびれたぞ!

ダスティミラー: 「ふむ…このままカラテで攻撃した方がいいか、それともジツに切り替えるべきか」 「状況次第じゃな」
ローチハックド: 「ん?橋に何かあるね……」『例の切り札だな』
レッドセイント: 「やっとお出ましね、『銀弾』!」
ロックロブスター: 「銀弾、これが切り札だな?」
ローチハックド: 「ギンダン?」『銀弾、良い名だな』
ダスティミラー: 「銀弾…怪物退治の魔弾か」 ((バケモノには効果的ね、ついでに貴女も受けてみたら?))
レッドセイント: 「不死身の怪物も、銀の武器で心臓を穿けば死ぬ」 「おとぎ話みたいなもんだけど」
ローチハックド: 「怪物……僕達にも効果的だったりする?」『どっちかといえばさっちゅ……いやなんでもない。』「?」
レッドセイント: 「触ったら死ぬぞ!」
ロックロブスター: (ファンタジーというかオカルティックな感じだな。)

一斉に火炎放射器が火を噴く!
赤と緑が溶け合った炎が黒い沼を燃やし尽くす!

淀みの王『AGHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?????????』
暗黒物質が溶ける!核が姿を見せる!

ロックロブスター: 「カイジュウに効いているみたいだ!」
レッドセイント: 「正体を見せなさい、禍々しき災厄よ!」
ローチハックド: 『アレが核か!』「じゃあ、あれを狙えばいいんだね」
ロックロブスター: 「核、か。あれを狙えばいいのか。」

体力が判明!最大120、残りは42だ!ダメージ軽減はもうない!

ロックロブスターの手番
側転からのトライアングルリープキック、連続攻撃3。
一発失敗、合計3ダメージを与えた。

ダスティミラーの手番
専念近接攻撃、連続攻撃3。
合計8ダメージを与えた。

レッドセイントの手番
カラテミサイル・マスタリー2を使用、専念近接攻撃、連続攻撃3。
合計11ダメージを与えた。

ここまでで淀みの王の残り体力は21。20を切ると暴走モードに入ることが明らかになってしまう…!

レッドセイント: 「何ぁんか隠し玉持ってるんじゃない…?まだ」
ロックロブスター: 「何…!?」
ローチハックド: 「ん?ナニナニ?」
ローチハックド: 『えっとどうしました?』
レッドセイント: 「アイツから堪忍袋が温まってる、って感じる。あくまで直感だけど」
ローチハックド: 「……えっと?」
ロックロブスター: 「暴走するってことか?」
ローチハックド: 『様子を見たほうがいいと?』
ダスティミラー: 「ふむ…わっちの勘も危険を告げておる」 「間違いはなさそうじゃな」
レッドセイント: 「いまは触らないほうがよさそう…爆発しない、そんな機を伺わないと」
ローチハックド: 『あれ、なんかそんなことが送られてきたデータになかった?』

最初にヨロシサンから開示されたデータに、「暴走」の文字が、あった。

ロックロブスター: 「あいつが再び攻撃を始めたあと、一気にカタをつけるか。」
ダスティミラー: 「じゃな」 「ここが正念場…」

5ターン目

淀みの王の手番
ターン開始時の死の沼は全員が回避成功。
続いて触手が7本飛ぶ。ローチハックドに1、以外の全員に2発飛ぶ。
ひとりだけ被弾する。

レッドセイント: 「ンアーッ!」触手に絡め取られ、縛り上げられる!いろいろとアブナイ!
続いて淀みの王は拘束したレッドセイントに連続攻撃3、畳み掛ける!
が、なんとか回避。

ロックロブスターの手番
側転からのトライアングルリープキック、連続攻撃3。
合計4ダメージを与える。
NM: トライアングル・リープからの連撃がコアにヒビを入れる!
淀みの王: 『AGHHHHH!』
ロックロブスター: 「イヤーッイヤーッイヤーッ!!」 シャコめいた強烈な打撃だ!
NM: 黒い水が大量に溢れ出す!

ダスティミラーの手番
ボックスカラテ連打を宣言、連続攻撃5。
ダスティミラー:「ここが…勝負どころじゃな!イヤーッ!」 気迫のカラテラッシュ!ヒビが深まる!
4回成功、8ダメージを与える。

レッドセイントの手番
拘束脱出に成功、カラテミサイルマスタリー2、カラテミサイルLv6を使用。
レッドセイント: 「醜悪なるヨロシサンの怪物よ、オヒガンへ還れ!イィィィィヤァァァッ!」
レッドセイント: 拘束中からカラテミサイルを全方位に放ち、大爆発を起こす!
ロックロブスター: 「ワザマエ…!」 目の前の大爆発にただ息を飲むことしかできない。
レッドセイント: CABOOOOOM! 爆発光のなかから飛び出す、紅白のニンジャ!
ローチハックド: (なんていうか、その場で見てただけだったような……)
ダスティミラー: 「なんと神々しい…」
NM: すべての黒い水は取り払われた。ヒビだらけのコアも、爆発に飲まれ…
レッドセイント: 着地!

砕け…散らない!
コアは再びタマ・リバーの水を吸い上げようとする!最後の足掻きか!それともここまでが想定通りなのか!

「…再生する前に砕くぞ!」側転で飛び出してきたフライクーゲル!

ダスティミラー: 「ヌゥーッ、しぶとい!」
レッドセイント: 「終わってなかった?」
ローチハックド: 「何か再生してるよ!?」『ならもっと攻撃する……攻撃してなかったよな私たち……』
ロックロブスター: 「コアは砕けてないぞ」

NM: 最後に全員、自身の最大火力攻撃を行うのだ!

ダスティミラー: 「ならば…これでトドメじゃ!イヤーッ!!」 ダスティミラーの周囲に光輝くカラテ光剣が出現! 光剣達は渦を巻き…コアへと突撃!
レッドセイント: 「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!そして、これ!」 コアを叩き刻み、離脱際にミサイルを叩き込む!
ローチハックド: 「クリフォトンジツ!ついでに!イヤーッ!イヤーッ!」黒光りの炎を纏った特大剣を素早い2連撃!
フライクーゲル: 「イヤーッ!」跳躍から無数の連射!さらに反動カラテを撃ち込む!
ロックロブスター: 「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!!!」
ロックロブスター: サツバツ!ヘドロをチョップで切り裂いた! 

サブ組も同時に攻撃を繰り出していた。

 無数のカラテが、ジツが、弾丸が、コアへと殺到する!

そして。…どこからともなく影が前方側転跳躍した。

???: 「イヤーッ!」
ロックロブスター: 「!?何だ」
ローチハックド: 「ピィ!?」ブラウンローチは何か嫌な予感がした

どこからともなく現れた赤黒の風が、コアの急所に向けて鋭いカラテを放つ!

コアの動きが止まり…ガラスのように、砕け散った。
赤黒の影はどこかへ消えていた。

ダスティミラー: 「…終わりかの?」
フライクーゲル: 「…これで、終わりか…!」
ロックロブスター: 「何だったんだ…?」
ローチハックド: 「ピィ……」地面に伏せて頭を抱えている!実はトラウマだ!
レッドセイント: 「遅すぎるって!来るならもっと早く助けに来なさいよ…」
ロックロブスター: 「あれは、誰だ、誰だ、誰だ」
ローチハックド: 『大丈夫だから!しっかりしてくれ!』
ロックロブスター: 歌い始めた、その歌声は少し音痴だった。

フライクーゲル: 「何はともあれ…今は、終わりだ」
ローチハックド: 『そうですね……ちょっとみっともない状態ですが』相変わらずブラウンローチは震えている
ダスティミラー: 「…のう、ヨシヒロ・オタエ=サン。少し腹を割って話さぬか」 「わっちの罪と…やっと正面から向かい合う覚悟ができた故な」誰に聞こえるでもなく呟く
レッドセイント: 「はぁ…」
ロックロブスター: 「あれは誰だ?」
ロックロブスター: ロックロブスターは赤黒のニンジャの正体を知らない
レッドセイント: ロックロブスターに無言で忍殺の手配書を渡した。拾ったのだ。
ロックロブスター: 「ドーモ!…なるほど、ニンジャスレイヤー =サン…。」
ローチハックド: 「ピィ!?」名前に反応し悲鳴を上げる
フライクーゲル 「…ま、あいつも何かしらやってきたんだろ」
フライクーゲル 「時間を無駄にするようなやつじゃない。…むしろ、コッチに襲ってこなくてよかったぜ」
ダスティミラー: 「ニンジャスレイヤー=サン…あれほどのカラテの持ち主が敵にならなくてよかったと思うべきかの」 かつてトヨスで邂逅したのだ!

かくて、淀みの王は砕けた。ネオサイタマを挙げたカイジュウ決戦は、ここオオヌギで密かに始まり、そして終わった。ニンジャ達の手によって。 

ロックロブスター: 「そうか…ニンジャスレイヤー =サン、カラテ強者。」
レッドセイント: 「一度敵と定めたら必ず殺す、そういう男よ」
ローチハックド: 『すみません、ネオコガネイビルで遭遇して以来、名前を聞いたり似たようなものを見るたびこんな感じで……。というか交代してくれ。動けない……』
レッドセイント: 「そうだ」
ロックロブスター: 「そうか…。」ロックロブスターはニンジャスレイヤーを初めて知った。 スレイヤーと言うからには自分も殺されるのかとビビったが。

レッドセイント: 「あと…」 どこからともなくカメラを取り出し浮遊させた
ダスティミラー: 「む?」
レッドセイント: 「入って入って」三人をカメラの前に並べる 「フライクーゲル=サンはどう?」
ダスティミラー: 「記念撮影かの」 「では…」カメラの前で控えめに微笑む
ローチハックド: 「あ、気絶した」ローチハックドの姿に戻った。そのままカメラの前に並ぶ
フライクーゲル: 「…ああ」 カメラの前にはいる。
ロックロブスター: 「…。」無言でダブルピース
ローチハックド: ダブルピースに目を剥く
レッドセイント: 「それじゃ、勝利のポース!」

全員:「決め!」

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