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電車旅のススメ

温泉に行く時、皆さん、何に乗って現地に向かうことが多いでますか?楽しみは現地についてから、なんて、思っている方!移動時間までを満喫する秘策、教えちゃいます。

電車+バス なのか、電車+レンタカー なのか

週末の休みを利用した1泊2日の週末旅によく出かけるのですが、完全に公共交通機関だけで行くのか、それとも途中からレンタカー/カーシェア(タイムズ等)を利用するのかは大きな違いだったりします。

なぜかというと・・・運転があると、お酒が飲めないからです!!

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ということで、今回は、週末旅は電車がオススメです!というお話です。

もちろん、車を利用することも沢山ありますし、新幹線も飛行機もよく使います。ぜんぶ公共交通機関で行けるとなれば、行きからお酒が飲めちゃいますね!という呑兵衛目線も含まれていますが、ご容赦ください。

都心からの脱出はやっぱり電車が一番

温泉旅行では、できるだけ沢山お湯につかれるよう朝は早めに出発しているのですが、せっかく早起きしてでかけたのに渋滞に巻き込まれて...なんて経験あるとおもいます。なんのために早起きしたのかわからなくなってしまいますし、そもそも渋滞好きな人っていませんよね。
ということで、最近はもっぱら電車で混雑した首都圏を一気に抜け出しています。

新幹線 vs 在来線

どこに行くのかにもよりますが、在来線で乗換えなく行ける距離であれば、新幹線ではなく、在来線でのんびり行くのが好きです。しかも、グリーン車を利用しての、ちょっとリッチなのんびり旅です。

休日の在来線グリーン車がお気に入り

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グリーン車と聞くと、つい「新幹線の?」てな感じで高級なイメージになってしまいます。

首都圏では長い編成の中央あたりに2階建ての車両がついているのを見かけますが、ついリッチな人が使うものといったイメージになりがち。ところが実際に乗ってみると、これが快適で、私たちの週末温泉旅では定番になってます!

週末のグリーン料金は運賃+800円で(平日だと1000円)思っているよりずっとお手軽。予約も不要ですし、モバイルSuicaがあれば乗車してからの購入でも大丈夫。東京から熱海/高崎/宇都宮まで、どれも1時間50分程度の旅ですが、進行方向に向かって座れて、リクライニングもでき、テーブルもあって、一気に快適な休日旅になります。この良さを知っている人はちらほらいらして、車両にはいつも同じような旅気分の方がいるとが多いです。

・東京から熱海や箱根・伊豆方面へ向かう東海道線
・伊香保温泉・渋川温泉や草津温泉まで足を伸ばしたりするときの高崎線
・日光方面や那須塩原温泉あたりへ行くときの宇都宮線

などで"在来線のグリーン車"が運用されています。
(他にも常磐線とか総武線とかあるかもしれないのですが、鉄道に詳しい方にお譲りしちゃいます。切符の買い方やコツなど含めて、参考にしてください!)

旅は風情を楽しみたい

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お宿に行く前にもどこかの温泉に立ち寄りたい、早くお宿に入ってお風呂を満喫したい、なんて思って朝早くに出発してるのに、在来線で行くのが好きな理由は“旅が始まる“雰囲気があるのかもしれません。

在来線に揺られながら朝ごはんのお弁当を食べ、コーヒー片手になんてことのない景色を車窓から見て過ごす時間が、一層、旅気分を盛り上げてくれます。

停車駅で乗り降りする人の格好で、お仕事かなー、帰省なのかなー、旅行に行くのかなー、外国人だなー、とか、素敵な老夫婦だなー、あやしい2人だなー、あの年齢差はおかしいから○○に違いない、なんて余計なことを妄想したりしつつ、それぞれの人を眺めてるのもまた旅の面白さです。

田舎に行くと電車に自転車乗せて通学してる姿とかを目にしたりして、東京では考えられない電車と街の関係なんかに出会うこともあります。たまにそんな人に話しかけちゃうことも、笑。

各駅の発車ベルもそれぞれで、中にはご当地由来のものもあったりして、それだけでも楽しかったり、それに反応すると地元の人に微笑まれたり。

それぞれの駅で、それぞれ暮らす人がいて、それぞれの人生があって、なんてことに目を向ける時間は、新幹線では通り過ぎてしまう、なかなか味わえない風情を感jる時間で、旅していることをじわじわと実感する時間も楽しいひとときです。

車で行くのか、バスやお宿の送迎を利用するのか

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さて、拠点となる駅まで着いた後の移動はどうするか、について。

これが結構大事で、全部公共交通機関で行けるのなら、朝からビール!なんてこともできちゃったりします。
最寄りの駅まで行けば、お宿の方がお迎えに来てくださるお宿もありますし、タクシーで行ける、なんてこともあるかもしれません。時には上の写真のような50年前のボンネットバスが現役で走ってるのに遭遇するかもしれません(盛岡駅から松川温泉へ向かう路線バスは途中でこのバスに乗り継ぎます)。

でも、バスで向かおうとすると、どうしても本数が限られていて連絡が悪かったり、駅で1時間待つなんてことになったりすると、貴重なおやすみの時間がもったいない!なんてこともあります。

他にもお宿に行く前に、途中で寄り道したり、美味しいお昼を食べてからお宿に行こうなんて計画の時には、やっぱり車が便利で、レンタカーや日帰りならタイムズカーシェアの利用なんてことになります。

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あ、そうそう。宮城県は鳴子温泉のように、電車でのアクセスが抜群の温泉地もありますね。そういうところなら、電車をおりたあとは悩む必要ありません。素敵です♪

ということで、できるだけ公共交通やお宿にお世話になって行くのが楽しいと思っているんですが、下調べをして難しそうだったらやっぱり車、という様に決めています。

いずれにせよ、電車なら帰りは楽しく飲みながら

しっかりお湯につかって温泉まみれになり、服からも温泉臭漂うくらい満喫した帰りの電車は、もちろん宴会です。寝て帰る、なんてことはありません!
なんと言っても、もう車を運転することはありませんから!

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大きめのターミナル駅であれば、最近はお土産も充実していることが多く、デパ地下顔負けで充実のオツマミが売られていることも。お土産屋さんでご当地モノを買って帰りの電車で食べちゃうこともあります。
行きに駅をチェックしてお店に不安がある場合には、駅に帰ってくる前にどこか地元のお店に立ち寄ってオツマミを調達して、全国チェーンのお店ではなく、できるだけ地元の方が経営してそうなお店を狙っていくようにしています。少しでも地方の方々にお金がおちるように...なんていうのも多少ありますが、何より土地のものを食べたい!お酒が欲しい!というのが大きいですね。
お店の方との何気ないやりとりや、地元の方との会話を楽しんでいると、ついつい買い過ぎちゃうことも。

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コンビニのオツマミも進化している

駅周辺での調達がうまくいかない時には、コンビニにGO!
最近はカップに入った惣菜が数種類売っているようになり、これがオツマミにちょうど良いんです。一人暮らしニーズに対応した品揃えなんでしょうけど、私には帰りの電車のオツマミに見えてなりません。
相方はついでに氷も買いこんで「冷えたハイボール最高~♪」なんて言って、ご機嫌そうに飲んでます。

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ひとつひとつが居酒屋の小鉢くらいの量なので、何種類か買い込んで並べると、ちょこちょこ食べながら飲むのにちょうど良いんですよねー。下の記事のライターさんは“砂ずりポン酢"がお気に入りみたいですが、だんぜん私は"たことブロッコリーのバジルサラダ"がお気に入りです!あれば必ず買っちゃいます♪相棒とよく取り合いになってます、笑。

静かに飲みましょう

お酒が入って楽しくなってくると、つい声が大きくなったりしがちなので、周りの方々に配慮をお忘れなく。
在来線のグリーン車 で、休日の夕方~夜の上り列車となると、飲んでる方もちらほら見かけますが、そうじゃない方もいらっしゃいますからね。

おわりに

ということで、電車旅のススメでした。
朝早くに起きて電車にゆられて旅が始まり、帰りも暗くなるまで現地で遊んで電車にゆられて帰ってきます。1泊2日ではありますが、しっかり2日間を楽しんで過ごすと、2日間とは思えないほど、リフレッシュできますし、充実した週末旅が楽しめます!運転するのも楽しいのですが、やっぱり旅の楽しみのひとつに食事とお酒がありますので、運転が無いのは選択肢が広がって好きです。渋滞とも無縁ですし、ね。

さて、次はどこの温泉にいこうかしら。


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