自信満々なメンバーには気をつけろ
こんにちは。PMPの旅渡です。
今回はプロジェクトメンバーに自信満々なメンバーがいる場合の注意点について書きたいと思います。
自信満々なメンバーのパターン
プロジェクトメンバーにそこその経験もあり、
自信に満ちたメンバーがいると頼もしく感じると思います。
やる気があって自ら状況を判断して動いてくれるのは
リーダーとしては他のことに注力できるため非常に有り難いです。
一口に自信があるメンバーと言っても、
いくつかのパターンに分けることができます。
1.経験年数は長いが同じパターンの仕事しかやったことがなく、
社内的にはベテランに位置づけられる人。
2.入社して少し時間が経ち、仕事を覚え始めた人
3.トラブル対応も経験豊富で今回と類似したプロジェクトに携わったことのある人
1や2にあたる人がプロジェクトメンバーとして
自信のある発言をしているときは特に注意が必要です。
ダンニング=クルーガー効果とは
2000年のイグノーベル賞の心理学賞を受賞したダンニング=クルーガー効果という研究結果があります。
能力の低い人ほど自らを過大評価してしまう傾向があるという研究です。
不勉強な人ほど自分を他社と比較した客観視ができず、自分を過大評価してしまうのです。
実際に能力がないのにもかかわらず自分はできると勘違いしている人がメンバーに居ると、指示を出しても守られなかったりすることもあり、注意深い対応が必要です。
この記事があなたのプロジェクトの参考になれば幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?