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初心者がFXトレーダーになるために…

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#売買ルール

勝ち続けられる株やFXのトレーダーは極めて少ない... その理由とは

〜 確率的優位性を確認する 〜 その売買ルールに実は確率的優位性がなかった。 ルール自体に確率的優位性がなければ話になりません。これは非常に重要なことです。 続けることで徐々に資産を減らしていくものになんの価値もありません。 逆に言い換えれば、少し乱暴な言い方になりますが、確率的優位性さえあれば資産は時間の経過とともに殖えていくことになります。 具体的には、損益比が1対1の売買ルールであれば、勝率が50%を超えている事が必須となります。ちなみに損益比が1対2の場合は

相場で勝ち残る売買シグナルとは…

思惑で取引してはならない。相場は初心者の根拠なきエントリーを完膚なきまでに叩きのめす。(ジョージ・ソロス) 相場は定刻に発表となる経済指標だけではなく、 突発の要人発言、重要なチャートポイントやフォーメーション等のテクニカル要因でも大きく動きます。 さらには地政学的リスクに伴う変動もあり、ポジションを持ったプロディーラー達は片時もチャートから目を離すことは出来ません。 相場で勝ち残ることができる売買シグナルは、こういった変動要因を利用し行われるものでなければなりません

システムトレードに必要な たった3つの売買ルール

システムトレードの売買ルールには、 エントリールールに加えて、イグジットと資金管理のルールが必要です。 --- エントリールール策定には、 一般的にはテクニカル指標の組み合わせで発見したものに対して、 相場に対する優位性、確度を検証していくわけですが、 イグジットルールがなければ、成績評価にはなりません。 --- 巷に溢れかえっているシステムトレード、売買ルールは、 エントリールールに比べて、イグジットのルールが曖昧なものが大半を占めています。 例えば、 エン

トレーダー/EAあるある 「経験の乏しい人ほど...」

武勇伝を自慢… 投資経験の乏しい人ほど雄弁、武勇伝を自慢しがちです。 それはなぜか? 答えは簡単で、  素人ほど相場の怖さを知らないからです。 相場での立ち回りを自慢できるのは、まだ経験が少ない証拠で、  単に未だ負けていないだけ。 ^_^; つまり言い換えれば、これから負ける人なので、 それを羨ましがったり、その言動に振り回されてはいけません。 相場は数学的に厳密なものではないにしろ、長期的に見ればランダム・ウォークに近いものです。 経験を積めば積むほど、

その勝率は1/40!?

某有名講師のセミナーで衝撃的な数字を耳にしました。 驚いたことに日本人FXトレーダーの中で、通算プラス収支の人は 「40人に1人の確率」 負けている人が圧倒的大多数を占め、しかもその半数以上が資金の全部を失っているというのです。 なぜそのようなことになっているのでしょうか? ■ 最低限知っておかなければならない “ルールを知らない”ひとつは、FX投資家として「最低限知っておかなければならないルールを知らない」ことにあります。 FXは、世界一の規模を誇るマーケットで