空白の時間

外で24時間過ごしてみて思ったことがある。それも、お金をあんまりかけないように。それは空白の時間が意外なところに結構あるということ。図書館で過ごす時間が肝となること。一人でささっとご飯を食べてしまうと他に時間をかけることがないということ。ネックになりそうな始発待ちの場所は意外と問題なく過ごせる。都会なら例えばファミレス、クラブは一晩を過ごすのを許容してくれる。問題はその前後である。特にファミレスは図々しさに応じて精神的に利用時間が変わってくるがまあ私の場合終電後から始発までは使えるとしていいというルールにした。がらがらだったしそれくらいならいいだろう。そうしたとき、問題はその前後の時間だ。ちなみに私は昼ころから図書館でパソコンいじったり、本読んだりするのに疲れてしまって夜ご飯を早めに食べるという失態を犯した。そうすると、商業施設は続々としまっていき、残るは居酒屋という状況。ご飯食べたし一人だし、お金使わない趣旨だし居酒屋はなぁ、、、となる。路上アーティストのライブを聞くといういつもならしないことすらした。通信制限さえなければドラクエウォークの廃人になれたのに全然快適にできないという誤算。24時間地下鉄に乗れるチケットがあったから当初の予定とは違うところに移動してみるなどしてようやく終電の時間帯、ファミレスに潜り込む。寝るための空間ではないからはなっから寝にかかることはしない。プライム・ビデオ にお世話になりつつそれでも眠くてウトウトしながら夜を明かす。そして電車が動き出す。6時とかに店を出たところでこんどはマクドナルドと牛丼屋くらいしか開いていない、さっきまでファミレスいたのにここですぐにご飯にしたら難民感がすごすぎる。他の人が朝帰りしたり、どこかに出かけるのを横目にまたしても私は途方に暮れていた。こんなんなら深夜バイトでもして過ごしたほうが有意義だったのでは、いやそもそも家にいるほうが良かったのではという考えが巡り巡った。
こうして暇を乗り越えて、ようやく開いた銭湯でゆっくりする時間は至福だった。
休みの日をあっという間に感じることが信じられないくらい長かった。この間映画2本、本2冊消費した。あと眠かった。家だったらこの時間何に使ってるのだろう。その雑多な時間減らしたら人生捗るのかな。
9/23

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