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〔試合レビュー〕20-21 ラ・リーガ第22節 レアルソシエダ対カディス

皆様はじめまして!レアルソシエダを中心にラリーガ好きのとりっくです!

初投稿であるため醜いところも多々あるかと思いますが最後まで見ていただけると嬉しいです。それでは早速レビューに入っていきましょう!

リーグ戦では16節のビルバオとのバスクダービー以降1か月以上白星がないソシエダですがこの日はダビドシルバが復帰!彼の離脱以降調子を落としているチームにとっては非常にうれしいニュースです。対戦相手のカディスには前半戦の第10節では0-1で勝利してますが昇格組ながらその堅守からマドリーバルサに勝利しているチームですのでボールを持つチームからするとやりずらい相手ですね。

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スタメンは上記の通りでこの日はル・ノルマンが累積により出場停止、中盤はイジャラメンディの復帰以降鉄板の3枚、右WGはヤヌザイが入りました。

カディスのゲームプラン

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ボールを握るソシエダに対してカディスの2トップはアンカーのゲバラへのパスコースを切りCBにはハーフラインを超えるまでは自由に持たせます。ダブルボランチは両IHに対してかなり厳しくマークしその空けたスペースをCBが前に出てカバーし中央を固く閉じ、サイドに出させたところをSHとSBが囲み奪いに行き、奪えればそのままサイドからカウンターを狙っていました。左サイドから何度かカウンターのチャンスがありました。

カディスを崩したイジャラと流動的な右サイド

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マークされているゲバラは当然2CBの間に降りていきますがカディスの2トップは深追いしないため最終ラインはほぼフリーでボールを持てていました。さらに際立っていたのはイジャラメンディです。マンマークを受けている彼が下りていくことでダブルボランチのどちらかがついてくるためディフェンスラインとの間にスペースができます。カディスの当初のプランではCBが前に出て埋める形になっていたのですが3トップやメリーノが常に裏を狙っておりそこからの決定機が何度かあったため背後を気にしてなかなか前に出れません。

さらにソシエダはただ裏を狙うだけでなく開いたヤヌザイにボールを預け、カディスのLSBイスキエルドを釣り出したところからイサク、メリーノ、ゴロサベルがその内側をランニングすることでチャンスを作るシーンが多くありました。

カディスにとっては不運続きの前半

チームのプランを崩されていたカディスは17分にヨンセンの負傷交代、26分にはVARの介入によるPKをソシエダが獲得。オヤルサバルが沈め先制!

直後の29分にはスベルディアに対してエリア内で同じようなボールに手が当たるシーンがありPKの判定が出ましたが、VARの介入により取り消しになりました。このあたりの判定が1つでも変わっていれば試合の展開は大きく変わっていたかもしれません。その後オヤルサバルのゴールで2-0となった前半アディショナルタイムにはマウロが一発退場となりそのまま前半終了。

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1人少なくなったカディスはハーフタイムにロサーノとイザを下げアルカラ、ソブリーノを投入し、5-3-1に修正し後半開始。

輝いたイサクとダビドシルバの復帰

後半開始直後はカディスの中盤3枚の頑張りもあり、一人少ないながら互角に戦っていましたが、54分に一瞬のDFラインの隙をついたイサクの走り込みとそれを見逃さなかったヤヌザイの見事なスルーパスによりゴール!!!この失点で心が折れたか59分にもイサクが得点し勝負決する。

この試合のイサクは前半から素晴らしいプレーをしていました。自慢のスピードで相手のディフェンスラインをぶち抜くシーンやライン間で受けたところから反転して相手をかわして逆足でシュート、得点シーンでは抜け出しから冷静に沈めるなどストライカーとして実力をグングンと付けていますね!

63分にイジャラメンディに代わってダビドシルバがついに復帰!点差と人数差もあったため試合勘を確かめるように1つ1つのプレーをしているように見えました。彼らしい浮き球でのスルーパスも見れて良かったです。

まとめ

カウンターから1失点したもののトータル4-1で勝利!リーグ戦では1か月ぶりの勝利となりました。これにより5位のビジャレアルとは勝ち点差1になりました。CL圏内の4位セビージャとはまだ差がありますがシルバが返ってきたことでシーズン序盤のような成績を残していけば全然可能性はあります!!ですがまずは目先の試合からですね。次節は久保建英所属のヘタフェ、その次はELのユナイテッドと注目のカードが続くので楽しみですね!

長くなってしまいましたが見てくださった方々、本当にありがとうございます。次回も読んでいただけると嬉しいです。


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