COUNTDOWN JAPAN 2324に参加しました/流行が変化しているそうです
年末12月29日・30日と、COUNTDOWN JAPAN 2324に行ってきました。
思えば初回から参加しており(不参加の年もあります)、バイトして自分でお金を稼ぐことを知ったときから、年間スケジュールに常にCDJが組み込まれていました。
今年で20周年ですって。
わ~おめでたい~。一生続け~。
元々ロッキングオン社=出版社とりわけ思想強めな音楽誌を作る方々という認識でしたが、フェス事業が大きくなっていくと今度は商業思考になったねとうがった視線を投げかけていました。
我ながらひねくれた消費者です。
しかしながら、私の趣向がロッキングオン社の影響を強く受けていることは否定できません。
また、コロナ禍でフェス業界がはちゃめちゃに攻撃されていた時に国内最大手として業界を守っていたことは明白で、近年は感謝の気持ちが大きいです。
他のどの音楽イベントと比べても、チケット販売や現場オペレーションが年々効率化・公正化されているのがすごい。
統合アプリでの個人毎のチケット管理+顔認証でのイベント入場、とガチガチにシステム化されていて、転売する隙がなくてよく考えてるなぁと…。
庶民こと私は、くら寿司とロッキングオンからデジタルトランスフォーメーションを学んでいます…。
今病床に臥していらっしゃる渋谷社長の一刻も早い回復を願っております。
それはそうと、今回の来場者の3分の2が初参加だそうです。
(先述のとおり、チケット販売のプラットフォームが統合されているため、購入者データが収集できている)
前説で聞いて驚きましたが、さもありなん。出演アーティストが昨年から随分変わっているんですよね。
で、きっとそれも購入者データの特性に基づくマーケティングの結果のようです。
個人的には29日に見た中で、フレデリックが刺さりまして。
何度も見ている彼らが何故「2023年ここいちでよかったのか」、夜お刺身食べながら議論していたのですが、キャリアが中堅に差し掛かった彼らの「このまま落ち着いてたまるか」が良かったんだよなと。
言われてみれば前回まで一番大きいステージだったんだよねフレデリック。
三原さんご本人がMCで「ステージ落とされたのが納得いってない」的なことを遠回しに言っていて、本人からしたらそうだよなと…。
で、そのキレてるのが良かったです。
思い返せば2019年頃まで、現場で流行る人たちの曲は「踊る」という歌詞の曲を皆歌ってまして。
フレデリックや夜の本気ダンスやKEYTALKやら…ちょっと複雑な振り付けもあるのも特徴的な。
(オドループが9年前の曲らしいですよ、びっくりだ)
コロナ前のフェスバブルにより、現場での盛り上がりが至上命題だったのだと思います。
それがこの数年で大きく様変わりしたのを改めて感じました。
ここ最近ソロの歌い手さんが増え、音源制作にバンドを介さない方も増えてきました。
きっと昔は歌を仕事にするにはバンドを組まないといけなかっただろうし、今は活動しやすくなったんだろうなと思います。
で、世の中にはすごい才能が沢山転がっていることを知りました。
一昨年Adoを見たときにはあまりのタマに腰抜かした。
でも私はバンドミュージックが大好きなんだよなぁと感じます。
(ハロプロもジャ…STARTOも好きで、笠原桃奈さんきっかけでK-POPの履修も始めた節操無しマンが何を言うって感じではありますが)
10-FEETの何度目?のブレイクしかり、滾るのはロックバンドのかましです。
いけいけやったれ。
追伸
年末は毎年恒例の「皆の今年のプレイリストを発表する会」をしていたのですが。
自分自身のTOPランクのアーティストに課金していない事実に気づき、「好きだなんて口にする資格がない!」とか急に叫んで、その場でライブのチケットを購入する奇行をしておりました。
2024年も相変わらずの過ごし方になりそうです。