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SummerPockets RB プレイ日記その6(識)

このプレイ日記は、読者が前作「SummerPockets」を完走していることを前提として、作品全体の根幹に関わるネタバレを呼吸のようにするので、まだサマポケもサマポケRBも完走したことないよって方は絶対に見ないでください。これはどっかのバナー広告みたいなフリではありません。

また、過去のKey作品の話題を出す場合もあるかと思うので気にする人は気を付けてください。

しっかり履修済みの鍵っ子は本題へ。







識ルート

数ある追加ルートの中でも唯一の完全新ヒロインにしてパッケージの中心にいたりもする、いかにもRBで一番気合入ってまっせという空気を漂わせるキャラクター。私はイチゴサンデーのいちごは最後に食べるタイプなので、識は最後にとっておきました。メインヒロインの個別ルートは(鈴以外は)最後にやるのが板。これ鍵っ子の嗜み。

まあ本当の最後にはしろはを残したんですけど。

いや、公式でどれだけ推されてるか知らないけど、サマポケでしろはを差し置いてメイン名乗れるわけないですし? ま、追加ヒロインはしろは、ALKA、Pockets三連打の前の肩慣らし程度にかるーくやってきましょ。どれだけ気合が入ってようがしょせんはグランドルート前の個別ルートよほっほっほ。(※数時間後に手の平を返す発言


共通パートの範囲では、とにかくおにぎり大好きの腹ペコ娘という感じ。エンカウントの15割は腹をすかしてます(一度食べた後にまた腹をすかす確率が5割の意味)。あと、足がやたら速くて、働くのが嫌い。一番大事と思われる点としては、自分を「鬼」と名乗っていて、鳥白島には鬼の伝承を探しにきているという点。ここが物語の肝になりそうです。

「自称鬼」に対して14歳特有のアレとして優しい目で見守る羽依里と島民、といった感じで島の日常は過ぎていきました。でも私ほどの猛者になると「いやこれ絶対本当に鬼だから」と、むしろ察しの悪い羽依里の方を優しい目で見ています。
なんなら「これ、飯のお礼で言ってる『望みを叶えるぜ』はマジで叶えるやつだぞ」とか、
「絶対別れのシーンで『お前望みを叶えるって言ったろ! ずっと、俺のそばにいてくれよ!』『……おいおい、そいつはずるいぜ羽依里くん(見返り笑顔涙目CG)』ってなるやつだぞ」とか、
先の展開すらも完全に読みきって来たるべきクライマックスに今から涙ぐんでます。乙女にしか為せない技です。ふふ、先が読めすぎるのも困りものだぜ……。(※全部違った

しかしまあ、完全新規キャラということで若干不安だったのがこの子が島の空気に合ってるかどうかってとこで、最後に回したのは他のシナリオで少しでも絡んできて人となりがわかるといいなっていうのもあったんですけど、他のルートでは一切でてこなくて結局識を攻略開始するまでまったく読めないキャラだったんですよね。が、いざ絡んでみるとあまりにもすんなりと鳥白島の空気に溶け込んできてて、そこはまったくいらぬ心配だったなという感じ。

ほういされた

島に溶け込んでいる様子(事案)

その後も密猟して怒られたり子供たちと鬼ごっこをしたりしながらほのぼの過ごし共通パートも終了。終わるころにはすっかり識のことも好きになってました。なんなら前作からいなかったか? って程度には既に思い入れができています。
羽依里だけじゃなく島の住民たちとも楽しく絡んでるのがいいですよね。このゲーム、名前もないモブがやたら個性あって島の空気づくりに一役も二役も買ってるので、その辺と絡むと途端にこの世界に馴染むんですよ。上手いことやってます。さてはこのライター、サマポケに対して造詣が深いのね。

りかいのしんど

いや当たり前といえば当たり前のことなんだけど、最近なんか公式がエアプみたいなゲームも多い気がするからね……。
Keyのゲーム作りは本当に信用できるよ……。
アニメはともかくゲームはほんとハズレってもんがないからね……。
Rewrite有料体験版のおまけも、まあ、おまけだと思えば十分だよね……。

で、シナリオの中身に話を戻すと、実は自分の名前と自分が鬼だということ以外忘れているという重大発表をいきなりぶちまけたところで個別に突入。鳴瀬神社の昔の姿を知っているふうな空気も出していて、ところどころで出てくる古風な物言いや知識と合わせて考えると、やはりご長寿な鬼ってことで間違いなさそうです。個別入って早々に正体見たりって感じだな。ま、ここで察せないようじゃ鍵っ子は名乗れないですね。(※違った

同時に今までずっと野宿だったことも判明したので、家に招いて同棲開始。加藤家で生活となると必然うみちゃんもがっつり絡んできます。個別だと珍しいですね。うみちゃんが作ったチャーハンを食べさせたりするので、うみちゃんの進行度で結構なテキスト差分がありそうです。今回は「羽依里さん」うみちゃんだったので、こんな感じ。

ちゃーはんくさ

そこまで言う?

でもなんだかんだでうみちゃんと識も仲良くなって、夕食に油と出汁で炒めた握らないおむすびを食べつつ、日中のおでかけには弁当として三角のチャーハンを作ってもらったりして鬼の伝承探しを続行。
鳴瀬や空門の名前にかなり反応するのは本当に古い時代に生きてたんだなあという感じ。鳴瀬の小鳩さんとも羽依里そっちのけで鳥白流古武術の話で盛り上がってました。羽依里お前のうてんきに聞いてるけど、この後のルートでその古武術の餌食になるのお前だからな。
一方の空門の蒼ちゃんは「先輩」と呼ばれて「あっ……」とか言って感じてるあいかわらずのチョロエロ蒼ちゃんで、こっちはギャグで終わるかと思いきや、

おやくめ

いきなりの剛速球をぶん投げてきたりもしました。これには私も蒼ちゃんもBGMも息をのむことに。一瞬でマジモードになった蒼ちゃんが警戒度MAXで言葉を選びながら対応を続け、あまり深くまでは立ち入らせず。鬼の話も知らないということで、せいぜいそれっぽいのは神隠しや海賊の話があったくらいかなーってとこで会話は終わりました。
うーん、それにしても識、やっぱり島の旧い事情に詳しすぎるし、どう考えても鬼ご本人なんだよね。(※違った

その後熱を出した羽依里を甲斐甲斐しく看病する姿で完全に識に落とされた後、鏡子さんが見つけていた島の過去が書かれた古文書を読んだ識が、忘れていたすべてを思い出したと言って逃げ出します。いきなりの急展開。
当然追いかける羽依里ですが、一日走り回っても見当たらず(何故かBGMがほのぼの日常BGMなので緊迫感はない)、夜の山で着物姿を発見し遂に見つけたかと思いきや、

あおちゃん

まさかの蒼ちゃん。個別ルート以外でこの姿に会えるとは。
バツが悪そうにしながらも、昔島に居て今は途絶えた神山という家系があったことと、その家系が鬼の一族と呼ばれていたということを話してくれました。前回話をした時は忘れていて、今朝急に思い出した話なんだとか。
蒼ちゃんに限って「忘れてた」なんてことある? 忘れてたってのは方便で、お家断絶の話は本人の前では言いにくかったとかですかね。蒼ちゃんはこの辺配慮のできる女なんだよな~! さっすが俺たちの師匠、気配り上手!(※後にこのタイミングで思い出した理由を説明できるようになるので違った

お役目をする蒼ちゃんに付いて歩きながら話をしている間に、迷い橘まで到着。そこにはなんと識が(空腹で)倒れていて、無事に確保成功。家に連れ帰ってひとまずは安心。
翌朝、思い出したことを話してくれるという識に連れられて、見慣れない石碑の前までやってきました。

しらないはいけい

色々と回って、島は巡り尽くしたと思っていたけど、まだ知らない場所があったようだ。

前作でRecord100%にした私にもまだ知らない場所があるんだな……。
私の知らない鳥白島……。私の知ってる鳥白島って、たくさんの鳥白島の中の一部なんだな……。

で、ここでいよいよ識の正体が語られました。
識はやはりずっと昔にこの島で暮らしていた鬼……、ではなく、150年前にこの島で暮らしていた、鬼になろうとしたただの人間、ということでした。鬼になろうとしたというのは、当時の鳴瀬の巫女が予言した大津波を誰も信じなかったために、津波の当日に住民を山に誘導するため自分が鬼となって住民を山へ追い立てようと画策した、ということだそうです。
ただ、精いっぱい鬼になり切って島の住民を憎しみの目で見ることが、耐えられなかった。同時に、優しい島のみんなに批難の目を向けられるかもしれないことを考えたら、逃げ出したくなってしまって、そうして気が付いたらいた場所が……。

かみかくし

ここ。
か、神隠しだー!!

この場でしゃべることも考えることもせず無限のような長い時間を過ごす間に色んなことを忘れてしまったというのが記憶喪失の理由でした。150年前だとツムギより古株ですもんね。そりゃ枯れるわ。
で、そんな状態でもこの場を抜け出せたのは、この世界で何かが開くような光が見えたから。少しすると光は消えるけど一定間隔で何度も現れて、ある時その光をくぐってみたら、この時代に来ていたそうです。
神隠し会場(時の狭間)に一定間隔で現れた現代(2000年)に通じている光って、恐らくうみちゃんがループしてる時に開けて通ってる道ですよねこれ。はー、上手いこと話を繋げるものですわ。

で、記憶を失っても鬼の伝承を探そうという使命感だけは持っていたのは、大津波から逃がすために鬼になりきろうとした企てが成功していれば、それが鬼の昔話として残っているはずだと思ったから。でも実際はそんな話はどこにもなくて、代わりにあるのが78人が犠牲になった大津波の慰霊碑。つれぇわ……。

泣きだした識をなだめて家に戻った後、例の大津波のことも書いてある鏡子さんが見つけてきた古文書を改めて読んでみると、なんと文書が一部書き換わっていました。最初は鬼なんて文字はどこにもなかったのに、今は「海賊の鬼姫」というワードが出てくるようになっている。これと同時に、今まで鬼の話なんて知らないと言っていた島の住民たちも口をそろえて海賊の鬼姫の伝承を口にするようになっている。Keyの感じでてきました。

これはどういうことかと書き換わったタイミング等々から推測した結果、識が蒼から、昔人々が海賊を怖がっていたという話を聞いたのが原因ではないかということになり、試しに海賊として恐れられるために必要な船乗りスキルを勉強してみたりすると、それが古文書の記述に更に反映されていきました。しかも慰霊碑に刻まれた犠牲者の数も減っている。
識が人から恐れられるための知識や技術を身に着ければ、過去に反映されて、大津波の日に島民を山に追い立てる作戦がどんどん成功に近づいていく! という確信を得て、海賊鬼姫育成作戦を二人で始めました。ここから第二幕スタートといった感じ。

このシナリオ、鳴瀬の巫女の未来予知から始まり、空門の巫女やお役目の話も絡み、ツムギと同様に神隠しに合っていて、目指すものは「海賊」と鴎が思い起こされ、そもそもこの時代に来たのはうみちゃんのループの便乗、とまさにサマポケ全部乗せ。後に島の「人の心が豊か」というワードが出たり実は捨て子だったことが判明したりとのみき要素まで回収していて、本当に鳥白島欲張りセットなシナリオになっています。
これすごく良いシナリオだけど、初めての個別がこれだと通常は各ルートで一つずつの超常現象が一気に全部出てくることになって、超展開の嵐に感じ消化しきれない可能性もありそうなので、ある程度世界観に理解が深まってきた最後の方にやるのがいいでしょうね。
あと、一人だけあんまり要素が出てこないヒロインもいるけど……。

おっぱいかくさ

まあ、識にこのレベルのおっぱい要素を求めるのは荷が勝ちすぎるね……。

大丈夫、小さいのも魅力があるから……。

大きいのも小さいのも、好きな人生だから……。

頑張れ識……。

おっぱい4

(乳房さんのありがたいお言葉)


その後も、小鳩さんとトークしたり、灯籠作ったり、鬼ごっこをしたり、花火をしたりと人から恐れられる術を学習していく識(遊んでるだけでは……?)。それに伴って古文書の中の海賊鬼姫は島民から恐れられるようになっていき、慰霊碑の犠牲者数も減っていきました。
すべては順調……、のはずが、羽依里は何かが引っ掛かる様子。島の人々から愛された海賊鬼姫が嫌われ者になっていくことに、本当にそれでいいのかと迷っちゃったようです。これがまさに、当時の識が感じた悩みや恐れでもあるんですよね。

あー、ここでこの後の展開が読めちゃいましたね。おそらく古文書で「神山の海賊鬼姫」が忌み嫌われた存在になるにつれ、現代の島にもそれが伝わってるということで現代の「神山」姓の識も忌み嫌われるとか、そんな流れですよこれ……。他のヒロインにもまして島の住民との交流描写が多い子だなと思ってたけど、ここで落差を作るためだこれ……。いや実際きっついわそれ……。こんな優しく心温まる住民たちとの触れ合いから、急に迫害されるとか本人じゃなくてもつらすぎる……。
でも、でも、それでも一度は逃げてしまい今度こそと覚悟を決めてる識は止まらなくて、最後までやりきっちゃうんだ……。そして、慰霊碑はなくなり犠牲になった島民がいなくなったことを喜ぶのもつかの間、島のすべてが敵になってしまっていて、最後まで隣にいた羽依里も白い目で見られそうになるんだけど、識はそうはさせまいと羽依里に最後の一押しを頼むんだ……。
『さあ、僕は過去に帰って、本当にみんなを山に追い払ってくるよ。僕をこの時代に繋ぎとめているのは……、君への未練だけさ』
『鬼になれた僕はみんなを山に追い払うけど……。……用済みの鬼を追い払うのは、人間の、君の役目さ、羽依里くん』
『鬼を退治できた人間にはご褒美だ、望みを叶えるぜ。……誰も死なない、鳥白島を約束するよ』
みたいな感動シーンが来るんだこれ……!
それで羽依里もすっごく渋るけど最後は識の意志を尊重して、識を突き放す言葉をかけて、識を過去に返すんだ……。はっ! こ、これが静久要素……! これで全ルートの要素回収……!
なんという泣いた赤鬼……。そういえば識のテーマカラーは赤でキャラBGMのタイトルも「Run Red Run」なんだよね……。これ絶対意識してるでしょ……。
ゲーム作るの上手すぎか……!? だめだもう泣けてくる……。

※ほぼ全部違った

妄想、豊かですね。


結果的にかすりもしなかった妄想をひとしきりした後、プレイ再開。
再開と同時に、加藤家の二人、島の子供たち、漁師たちと立て続けに昨日までと変わらぬ心温まるやりとりを交わし、妄想が完全に外れたことを秒で理解。
ただ、この時代で識が得た知識が過去に反映されているということは、いつか識は過去に帰ることになるというのはその通りだったようで。羽依里も識もなんとなくそれを感じてはいたものの、遂に言葉にして確認してしまった二人は、お互いの気持ちを伝えあいながらもその日を受け入れる覚悟を決めました。

そうしてやってきた夏鳥の儀の日。
完全にただのデート状態でいちゃつき倒してましたが、灯籠流しを見ているところで識が何かに気付きます。恐らくは、海賊鬼姫が人々に恐れられるための最後のピース。
早速古文書を確認したいということで家に戻って古文書を探しますが、何故か見つからない。おかしいなと探していると、突然識の体が薄くなっていき、そのまま消えてしまいました。

Keyちゃんなんですぐそういうことするの……。

何故かほのぼのBGMだった一度目の識捜索とは違い、今回はBGMも全力で不安を煽ってくる中で必死の識捜索。色んなところを回りますが、識は見当たらず、どころか羽依里以外の人間にも誰にも会わない。
万策尽きて加藤家に戻ってきて、祈るような気持ちで手を伸ばすと……。

あえた

会えました。
もうね、ものすっごく深い安堵のため息が出たよね……。

サマポケ、紬しかり鴎しかり、一度すごくあっけなくヒロインが消えて、わりとすぐ再会しがち。
この流れ心臓に悪いからやめて……。そのあと本当に消えるのはもっとやめて……。

しかし、識の話を聞くとどうやら消えたのは識ではなく、羽依里を含む島民全員が消えていたとのこと。僕のせいだと家を飛び出した識を追いかけながら島の人達の様子を見ると、全員ここ数日の記憶がないようで、島民全員消えていたというのは間違いじゃなさそう。

しろはみこ

ちなみに追っかけてる最中にしろはの巫女服立ち絵もでてきました。
蒼の正装といい、個別限定立ち絵がよく出てくるルートですね。

慰霊碑の前で識を見つけて問いただすと、夏鳥の儀の日、自分のやるべきことを完遂する方法を思いついたとのこと。ただ、やるべきことがはっきりしたのと同時に、このままここにいたい、羽依里と離れたくない、とも思ってしまった。そう本気で思ってしまったために、識が過去に帰らなかったものとして過去が書き換わり、その結果、鳥白島の住民は残らず消えた。つまり、逃がそうと頑張る人がいなくなった過去の島民は、大津波でほぼ全滅したのだろう、ということでした。

いやもう思った以上の大惨事ですね……。古文書が消えたのも、書き残す人がいなくなったからってことでしょう。
でも、一度消えた島民がまた現れたということはつまり、識はもう、思い直して覚悟を決めてしまったってことですよね……。識ぃ……。

ただ、再び現れた古文書を読んでいた羽依里はそれでも帰らないでくれと叫びます。古文書によると、大勢の仲間を引き連れ(たように見えるよう大量の灯籠で偽装して)島を襲った海賊鬼姫は、島民を残らず山に追い立てて……、最後は天の裁きを受けるように、海に沈む。
過去に戻ったらもう死んじゃうのが決まってたんですね。だから帰るなと。
でも識もそれは古文書を読んで知っていて、それでも帰る、と。帰らなければ羽依里を含む大好きな島のみんなが死んでしまうからと。

識……。

羽依里も識の言うことはわかるけど、それでもみすみす死にに行く識を見送りたくなんかない。そんなことのために識に協力してきたわけじゃない。でもどうすることもできなくて……。
逃げ出したいと。誰に怒られても泣かれても、識と一緒に、ここじゃないどこか遠くへ一緒に逃げたいと……。そう念じた時、不意に襲ってきた高波にさらわれてしまい……。

画像12

二度目の神隠し。

ここからはなんやかんやあって鬼ごっこをしながら私の涙腺を破壊しつくして、識は元の時代に帰りました。

ところで、この日記、あまり的外れなことを書いたらいけないと思ってところどころ読み返したりしながら書いてるんですけど、ここから先を読み返すと心が死ぬため感想まともに書けないのでもう日記終わっていいですか?

このはいけい

強いて何か書くなら、この背景はオーラス以外で使わない方がよかったんじゃないかなって。

いやほんと、良かったです識ルート。締め方もまた泣けるんだこれ……。
サマポケの個別は基本的に物悲しい別れで一度EDを迎えて、ED曲の後にはハッピーエンドのエピローグって流れで気持ち良く終わるのが基本だけど、このルートは別れで終わって本当にそれっきりなので、今までのKey作品により近い読後感でしたね……。
いやもう、ほんと素晴らしかったんだけど、もうおじさん若くないんだから次の日に尾を引くのやめてほしいよね……。
もうCLANNADプレイしてゴールデンウィークを自主延長したあの頃とは違うの……。

綺麗に締めた識ルートと対照的に締めで超雑にぶん投げたこのプレイ日記ですが、この先はもう「無理……」「しんどい……」以外の語彙を失う限界オタクになるのでサマポケRBプレイ日記はおしまい。
あとのしろは、ALKA、Pocketsは言いたいことがあれば前回みたく箇条書きで書くかな、という程度で、ひとまずはここで締めとさせていただきます。

サマポケRB、良いゲームでしたね。

感想と見せかけてあらすじ書きながら唐突に怪文書をねじ込んでくる乱文にここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。


本文で書きそびれた識関係の感想

・文章と音声が違う部分や誤字がちょっと目につきました。
・鳴瀬の巫女の血筋でない識でも時の狭間経由で元の時代に戻れたってことは、ツムギも現代でなく元の時代に戻れる可能性があるということで、ツムギや灯台守さんも報われる可能性が出てきて良かったと思いました。
・本編の時間軸はうみちゃんが時の狭間を経由してループしてる2000年の夏ですけど、時の狭間経由でこの夏の外に移動した識はルート終了後もループ中の夏に居ていいのか? ってちょっと思いました(ルート終了後も普通にいるしルートにも入れた)。同じく個別中で時の狭間に入る紬ルートの羽依里は出入りがあの夏の範囲で収まってるから問題ないと思うけど、こっちはクリア後にルート潰しても良かったと思います。
・その辺の辻褄合わせや専用EDや各ルート固有要素の多さを見ても、リトバスEXの沙耶ルートと同じく本編完走後のおまけとして追加でも良かったような気もします。Pocketsの後にやってもそんな見劣りしないと思うし。
すげえ鬼ごっこしたい……。

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