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催眠誘導の速度の話

伝わる言葉で伝えましょうと同じくらい重要だと感じているのが催眠誘導の速度です。

テンポやリズムとかも今回は速度に含めています。

何を当たり前のことを…と思う方は読む必要はありませんが…もし以下の状況に心当たりがあれば役に立つ可能性が僅か(?)にあります

  • 催眠感受性が高い(と思われる)対象に誘導がうまくいかない

  • 説明など最初の段階でなんとなくダレて、対象の集中が途切れたように感じる

  • ステップをどこまで省略して良いかわからない

催眠感受性が非常に高く、ほとんど誰がやっても催眠現象が起こるような人が「初めて催眠に掛からなかった」という話を先日聞いたわけですが、シチュエーションを詳しく聞いたところ恐らく速度とテンポの問題であると感じました。

流石にこれは極端な例ですが、催眠感受性が比較的高い対象にうまく誘導が行えないのも、同様の問題があると推測されます。

一応、レアケースと言えばレアケースですが、いわゆる「稀に良くある」ってやつで、要は全体で見れば珍しいものの、珍しい事象の中では頻度が高いんじゃないかと考えられます。

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