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メンタリストのババ抜き必勝法(?) ― 観察編

以前に投稿した『メンタリストのババ抜き必勝法― 古典的チート編』で触れなかった観察による方法を幾つか紹介します。

個人差が大きだけでなく、環境による影響も非常に強いため、タイトルも『必勝法(?)』としています。

相手によってはすごく使えるものの、トータルで見たらちょっと勝率が上がる程度だと思って下さい。成功率の問題からマジシャンがこの方法を採用するのは珍しく、基本的にこの手の方法を好むのは大体メンタリストです。

なお、本投稿の内容は次の記事から抜粋し編集したものなので、既に該当記事を購入している方は読む必要が全くありません。

前提:カードを机に伏せて並べる

前回はお互いに手に持った状態で行う方法を紹介しましたが、観察によって当てる場合、幾つかの事情により机に5枚のカードを伏せて並べる形式でやります。

観察ポイント

外観で見るべきポイントは大きく3つあります。

1. 体幹
2. 四肢
3. 顔

全部っちゃ全部ですね…

ババ抜きの場合、相手はジョーカーを引いて欲しいと考えているので、人によっては分かりやすくそれが外観に表れることがあります。

具体的に言うと…

上の3つのどれかが明らかにカードの位置を示している場合があります。姿勢をよく見るとジョーカーがある方に体幹が傾いていたり、手足の先が向いていたり、頭が僅かに傾いていたりです。人によっては意識的、或いは無自覚に全く逆の反応を示すこともありますが、そこは大して問題になりません(後述)

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