マークトデックの作り方 (更新:2024年5月14日)
今回紹介するのは、私がマークトデックを作っていた方法についてです。
最終的に早く、ある程度きれいに書き込む手段を発見しまたが、それまでの試行錯誤したものも一緒に紹介します。
まず、素材や方法についての解説をして、最後の方に見落とし易い位置について言及する予定です。
今回のノートを見れば、過去に販売していた Craftsman Deck が自分で作れるようになります。
ただし!先に書いておくと、自作するよりも市販品を購入した方が間違いなくコスパは良いです!
一応、慣れてくると1デック15分(※)でマーキングできる人もいますが、私はその4~6倍は時間が掛かります…
※6箇所(12文字)のマーキングがある Craftsman Deck で15分なので、BWMの様な2箇所(2文字)のみのマーキングであれば時間は大幅に短縮されます。
市販品に存在しないマークトデックを作るメリットはマジシャンを騙しやすくなるだけで、そのために労力を割ける人にはオススメできます(少なくとも私はマジシャンを嵌めるのが好きなので、喜んで作っていました)
また、少しマジックを齧ったことのある人はBICYCLEライダーバック以外のデックを使っているとマークトデックを疑う人がいて、中には「BICYCLE(ライダーバック)持ってないの?」と聞いてくることが極稀にあります。そして、そういうのを気にする人は何故かライダーバックにはマーキングがないと思い込んでいるため、自作品を使う強みがあります。
後は単純にどうやって作ってるか気になる人くらいですね!
なお、私が最初に参考にしたのはボリス・ワイルドの著書です。
系統は異なりますが以下の本も参考になります。マーキング方法は個人的にあまりオススメできないもののトリック・デック全般の知識を得ることができます。
それではインクの説明から始めます。
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