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R4 (不可能なカード当て)

自由に選ばれた1枚のトランプを、相手が混ぜた上で演者が(ほぼ)触らず、表情から読んで当てたように見えるトリックです。

※1 この現象はマジックやメンタリズムの知識がある相手を騙すことを目的として作られています。それらの知識がない人を相手にも使えるようにはしていますが、あくまで知識を持った人を引っ掛けることに喜びを感じる人向けのトリックです。
※2 レギュラーデックで行いますが、一部の非レギュラーデックを使うと短縮手順になります(解説はありません)
※3 AUTOMATIC EFFECTSに収録されたものと同じトリックの簡易解説です。

表情から読む演出をすること、演者がほぼカードに触れないことで、トリック感を消しています。同原理のカードマジックの最も退屈な部分にゲーム性(表情から読めるか読めないか)を持たせ、冗長さを誤魔化す構造にしました。映像で見ると少々退屈に感じますが、実際に演じた方からも良い評判を得ています。(その方は非マジシャンを相手にやったそうです)

なお、現代の科学的な常識でいえば、表情から読むのは実質的に不可能であるため、整合性を気にする方は別の演出をすることをおすすめします。

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