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Trojan Horse Project でやってるやつ

昨年末頃か色々あって、あまり新年を迎えた気分にはなっていませんが、とりあえず明けましておめでとうございます(雑

今回は今年2022年に2番目くらいに演じていると思う "Trojan Horse Project" (以下: THP) についての話をします。
(加筆やら修正をしていたら年を跨いでしまいました)

ちなみに、ここ最近ウィッチ・ハンドやTHPで使っている指輪(アイキャッチ参照)は "De'Ring" をやるために用意したものですが、それに関しては未だ実演に至っていません…

注意事項:

  1. THP自体の解説は無いため、該当レクチャーを読んでいる人向けです

  2. あるテクニックが必須ですが、レクチャーが絶版です

いつも通り、原理には極力触れないので、該当レクチャーを読んでいる人向けです。

2つ目に関しても詳しいやり方ついての言及はせず、成立する状況を作れるよね、って話がチラッと出てくるだけです(原理に関わるため書けることが少なすぎる)

現象:

演者が後ろを向いている間に観客が3つのオブジェクトを左右の手、ポケットにそれぞれ入れ、演者がそれを当てる。

書いてから思い出したのですが…これオリジナルの現象ではなく、 Michael Murray のバージョンを更に変えたものですね…

オリジナルは3つのオブジェクトを両手と両ポケットの4箇所に隠す形式で、この場合、組み合わせは24通りと何気に難しいことをやりつつ、更に予言のオチまであります。しかも、手法的にスクリプトやノンバーバルの要素がかなり組み込まれており、観客の管理能力がそこそこ要求される、なかなかに重めと言いますか、コッテリ系のルーティンとなっています
(コッテリしてた割に印象が薄いんですよね…)

オリジナルはオリジナルで好みではあるものの、実演環境的にやれる場面が少ないため、Michael Murray の案を更に改造したものをよくやっています。

私のバージョンが両手とポケット(※)になっているのは単にうろ覚えが原因ですが、両手の方が個人的に便利だと考えているのでそのままにしています。
(※本来は両ポケットと手の3箇所)

なお、THPの殆どはギミックレスが前提なのと、3つのオブジェクトが3箇所に配置されていれば成立します。基本的には簡易版の応用となりますが、電話越しに当てる、客3人が持っている物を当てる、某メンタリストみたいにボールの色を当てる等、様々な演出ができます。

ギミックを使う方法も幾つかありますが、如何に仕掛けに頼らず当てるかを考えるのも面白い部分だと思います。

『ギミックは維持と管理が面倒くさい』

本音

自分がやっているアプローチ

寄稿者によって様々なバリエーションがある中、私がやっているアプローチについてもう少し掘り下げて行きます。

使うもの:

  1. 指輪・コイン・紙幣

  2. 指輪・コイン・鍵

オリジナルが「コイン・紙幣・鍵」の組み合わせなのですが、鍵をキーホルダーから外すのが面倒なため指輪を使うことが多いです。

ギミックについては用意する必要が無いと言いますか、仮にアプローチが失敗しても普通にTHPの手順を行えば良いだけなので、無ければ無いで問題ありません。

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