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編集長のぼやき【2021年11月26日】

今日、職場にて、このマガジンをどうにか盛り上げられないかと同僚に相談してみたところ意外な答えというか、私が盲点だった話が聞けた。

音楽はサブカルである。
ビッグヒットがなくなった代わりに、アーティストを聞くのではなく、曲が聞かれる時代になった。
これはtributeを編むに当たって、記事を集める基準になるのではないかと考えた。

昔と比べ、音楽、特に流通に乗る音楽への敷居は低くなっている気がする。
私は音楽を聞くから始めて、行くになり、演るになった。
小売業でのアルバイトの経験から、ジャンルを超えて音楽を楽しんでいる人たちをたくさん見てきた。
一方で音楽の消費は減ってきているらしい。
先の「音楽はサブカル」の話に戻る。
制作費が減っていたり、ミュージシャンが夢の職業ではなくなったり、何より昔、音楽を聞いていたリスナーが音楽を聞かなくなってしまっているというデータもある。
聞く人と演る人には何か断絶のようなものも感じるし、音楽を取り巻く環境がなんかやばそうだなと感じている。

難しいことを考え出すとキリがないけれど、ちょっとでも人の気持ちを動かせる何かを作りたい。
孤独に陥りやすい日本で、少しでも感情の動きを作りたい。

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