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Mt.富士トライアスロン(オオエキ)

今シーズン2戦目となるMt.富士トライアスロンに出場したオオエキです。
天候にも恵まれ、楽しいレースができました。以下、レースレポートです。

〜大会に向けた練習〜
6/30 木更津トライアスロンは、5年ぶりのレースだったが無事に完走。7月は海外出張と風邪でほとんど練習できず、8月から練習を再開した。スイムは現状維持、バイクとランを仕上げていくことを目標とした。
経験上、自分のバイク力を上げるには「週100km漕ぐ」+「レースの1.5〜2倍の距離の練習をいれる」が必要である。前者は働きながらは厳しそうだったので、月間200km、たまにODより長い距離漕ぐように決めた。お盆休みの前半に予定が無かったことで、思った通りに練習できたと思う。
ランは、理想はキロ4で10kmだったが、なかなか厳しそうである。目標を下方修正して、レースでは1キロ4分15秒〜30秒で走れるように練習した。暑さには強い方ではあるが暑熱順化のために、土日は日中にジョグやレペをいれた。月間55kmしか走れなかったので、練習不足感は否めない。

〜大会前日〜
東京で小林、ゆうかちゃんと合流し、レンタカーで富士河口湖町へ。今のGaiaや社会人トーク、楽天ミュージックで蛙化の話をしているうちに山梨県に入る。富士山が見えて写真を撮りまくっていると、ほうとう屋さんに到着。1時間待ちと言われたので、先に受付を済ませることにした。受付近くにショップがいくつか出ていたので、ボトルに入れるCCDを購入(利害関係はありません)。小林はゼッケンベルト買ってた。
お昼のほうとうは、実家ご飯みたいな味だった。懐かしくて優しい。かぼちゃ、じゃがいも、さといもはキャラかぶりすぎだろと思いながらも完食。その後は、八木公園と旅の駅を観光したのち、買い出しを終えて宿へ。
旅館の宿泊費がリーズナブルだったので、晩ご飯はカレーか?と小林と話していたが、とても豪華な旅館飯だった。お風呂に入って就寝かと思いきや、ここで小林がサイコンの充電ケーブルを忘れたことに気がつく。なんやかんや、一緒に真夜中の樹海を横目に車を走らせ、コンビニまで買いに行った。宿に戻り、風呂・準備を終わらせて就寝。浅い眠りで何度も夢を見たが、意外とすっきりと朝4時15分に起床できた。

〜大会当日〜
宿を5時に出発し、ゆうかちゃんを拾って会場へ。余裕を持ったスケジュールにしたので、トランジの準備を終えてもだいぶ時間が余った。ウォーミングアップをしながら、乗降車ラインや導線、トランジのイメージをした。チオビタを忘れたので、代わりにマグオンでカフェインを摂取してレーススタート。

スイム 35:01 (383)
試泳が必須で100mぐらい泳いだら、かなり息が上がった。ローリングスタートだったので少し休んだが、先に行った小林を追うべく若干呼吸がきつい中、スタート。最初は湖の深さや周りに動揺して慌てそうになったので、ペースを落とす。フィットネスみたいな気持ちで腕を回していると段々とペースを掴んできた。直線をロープに沿って2往復する単純なコース。しかし、流れがありなかなか真っ直ぐに泳げなかった。ペースが合う人もおらず、たくさん抜かれて、少し抜いてを繰り返しているうちに1周目が終わり陸に上がる。喉の渇きを強く感じたので水分をしっかりとってから2周目へ。段々と肩と腕が動かなくなるが、予定通りのペースで泳ぎ続けてスイムアップ。

バイク 1:14:43 (36)
トランジは早かったが、久しぶりの飛び乗りでよろけてしまい隣の人に当たってしまった。落車にはならなかったが申し訳ない。漕ぎはじめは少し身体が重く、脚もあまり動かなかった。ゆうかちゃんから「小林と11分差!」と言われて、予想通りだなぁ、バイクで縮められるかなと思いつつ脚を回す。少しカーブの多い二見ヶ浦みたいなコースで、最初5キロ漕ぐと唯一の登りがある。後半持つか分からないが、とりあえず最初は踏んでおこうと思い、ダンシングで前の人を抜いていく。西湖の周回に入るとさらにカーブが多いテクニカルな平坦コースが待っていた。スピードを出しすぎて曲がりきれないことがないよう、抑えめで漕いだ。久しぶりに全力で実走できて気持ちがいい。日陰も多く、暑さは全く気にならなかった。2周目からはコースに人がたくさんになったので、どんどん抜いていく。コース取りも分かってきたので、ガンガン踏んで攻めていく。ランが頭によぎったが、バイクの楽しさが勝つ。今思えばゾーンに入っていたと思う。小林には出会わないがかなりの人を抜いて、バイクフィニッシュへ向かう。サイコンではAve. 35 km/hを超えてそうだった。ゆうかちゃんを発見して、小林と5〜6分差と聞き、わんちゃんあるぞと思いながらランへ。

スプリット 1:49:44 (107)
ラン 44:35 (23)
脚が攣りそうになるが、走れないことはない。ペースはゆっくりだなと思いつつも時計をみるとキロ4分15秒で悪くない。最初は攻めつつも冷静に、後半勝負だと思って走る。河口湖大橋は雰囲気が西海に似ていた。直射日光を遮るものが無く、暑い。意識が朦朧とするが、エイドの水をかけて冷静に走る。1周目には小林とすれ違わず、思ったよりも差が空いていると感じた。1周目の終わりに差し掛かったところで、2周目に入る小林とすれ違って声をかけあう。距離にして1.2キロの差、残りは半分。ランに入って差はほぼ縮まってないと分かったが、最後までどうなるか分からないと信じて、走り続ける。周りの音が聞こえにくくなり、自分が走っている感覚が遠のいて、ギリギリだった。残り3キロとなり、橋の遠くを探すが小林は見えない。さすがに無理かと諦めかけていた8.5キロ地点で見覚えのある後ろ姿。トライスーツとシューズ、フォームで小林だと確信すると、ペースが自然と上がった。9キロ地点。距離を縮めて、背中を叩きながら声をかけて、ピッチを上げた。給水を飛ばしたから、かなりキツかったがラストスパートをかけてゴール。

記録 2:34:19 (52)

スイムの11分半の差を逆転して小林に勝ち、対戦成績を五分五分に戻せた。天候、コースにも恵まれたが、自分の理想とするレース展開ができたと思う。バイクは練習以上のタイムで漕げたが、ランはまだまだ戻せるはず。3種目あるトライアスロンだからこその楽しみを体感することができたレースだった。
一緒に出ていた永田さんには、スイムバイクラン全てで負けてしまった。もう少し相手になれるように頑張りたい。社会人になっても一緒の大会に出て競い合えた小林には感謝している。ひとりでは戦うモチベが上がらなかっただろうが、ずっと背中を追いかけていたからこそタイムが伸びたのは間違いない。リベンジマッチ、受けて立つ!
応援で関東まで来てくれたゆうかちゃんには頭が上がらない。応援がいる、マネージャーがいるありがたみを社会人になってから痛感している。本当にありがとう。

今年のトライアスロンは本大会で終了であるが、すぐにマラソンシーズンがくるためランを仕上げていきたい。今回でトライアスロンは一区切りかなとも考えていたが、また来年出てみたい気持ちが高まった。バイクとランを仕上げて、カーフマンにでるのも選択肢としてある。社会人としてトライアスロンにどこまで時間をかけられるかは課題ではあるが、自分史上最速を夢見てもう少しだけ頑張ってみたい。

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