素敵な春の逢瀬。
1
はあはあと息苦しく喘ぐ声。
薄暗い部屋の中に蟠る二人の影は、モゾモゾと時折蠢き
しかし息が続かないようにぱったりと動かなくなり、また、
はあはあと息苦しく喘ぐ声がくぐもって聞こえる。
髪の長い女の子の、
その肉体は薄暗くも光を反射して、艶かしくその肌色を濃いピンク色の下着に合わせて輝かせる。
その肉体に包まれた力無い体は、彼女より一つ年下の男の子だ。
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