魚が来たけれど!
本日、能登の町の小さな魚屋さんからいつもの魚が届いた。
何を注文するかは、店主におまかせで、こちらの好みも分かっている。
長いお付き合いはありがたいもので、ほんとうに感謝している。
東京では見かけないような魚も、最初のころは驚き、ワクワクしていたが、最近では、すっかりお馴染みになってしまい、捌くのも慣れたものだ。
何しろ、美味しい。
前日に捕れた魚が翌日の朝に届くのだから、鮮度は築地以上は間違いない。数が少しだったり、地元では人気のいない魚だったりで、市場が卸しにくい魚は捨て値になるようで、注文以外の品として、「おまけ」で入れてくれるのだが、これがけっこう貴重品。
今回は、ヤガラ・ヒラメ・ホウボウなどなどだが、これは新宿伊勢丹の鮮魚売り場に出せば、高級魚ですよね。ヤガラは刺し身で、ヒラメはムニエル。そして、ホウボウと言えばブイヤベースで、ありがたい限りの「おまけ」であります。
ところが、嗚呼なんと、このご夫婦は、今年でお店を閉めるそうで、引退ですとのこと、聞いたときはショックでしたが、仕方が有りません。
これから、どうしましょう。10年も美味しい魚を食べつけて、すっかり慣れてしまった私達は来年から、お魚難民となります。
先のことは、考えたくないので、とりあえず年末にあと一回。最後の注文をして、お正月を迎えます。
え!!サポート! まさか、ソコまでは考えておりません、誰かの目にとまり、楽しんでいただければとってもHAPPYです。