シティリーグ1st神奈川2位、マシュマネロ解説
どうもです。
今回はまぐれですがなんかシティリーグで2位に入ることが出来ましたので、解説記事を書いていきたいと思います。今回も有料にしようと思ったのですが、私マシュマロが無名雑魚プレイヤーであることと、もうすぐAマークカードのレギュ落ちにより環境が大きく変わることを鑑み、基本無料で投げ銭制での公開にすることになりました。
目次
0.今回のデッキ選択理由
1.デッキレシピと採用カード解説
2.各種マッチアップ相性
3.シティリーグでの対戦記録
4.終わりに
全4部構成でやっていきます。カラマネロ系のデッキの中ではかなり強力なリストになっていると自負していますので、興味のある方はどうぞご覧になって頂けると嬉しく思います。
0.今回のデッキ選択理由
まず第一に慣れていることが条件でした。慣れないデッキだと引き分けや負けがかさむことが多く、いまいち勝ちきれない、さらにはcspも取れなかったりという可能性が頭をよぎったため、確実にcspを持ち帰れることがまず前提条件として必要でした。次に対応力の高いデッキであることです。シティリーグの環境は大型大会よりも複雑化することが容易に想像でき、私が出場したシティリーグの前日のシティリーグでもドリュウズやカメックスなど、ここ最近あまり見かけないデッキタイプが上位に食い込むなど、やはり複雑な環境になることは間違いないと判断できました。今回紹介するカラマネロ、通称マシュマネロは、対応力を高めつつ事故率を出来る限り落とせていると考えており、シティリーグでの使用デッキになりました。
(ぶっちゃけドリュウズ勝ったって聞いたときはポケモンカードわかんねえよって嘆いてました笑笑)
1.デッキレシピと採用カード解説
まずはポケモンから
・カラマネロライン4-4
メタモン🔹を採用するかは最後まで悩みましたが、メタモンを置かなきゃいけないくらい下ぶれた試合は多分勝てないと判断したのでこの枚数です。各種ワザマシンのサポートを円滑にこなすデッキの心臓です。
・ギラティナ2
対戦するデッキによっては酷使することも多く、ダメージの調整の役割もあるかなり使い勝手の良いカードです。サイドに落ちるとかなり戦い辛くなるため2枚採用しています。めつぼうのひかりGXを使う試合では複数枚出すことも少なくありません。
・ミュウツー&ミュウGX1
様々なポケモンの技を打ち分けられる点を高く評価して採用しています。万が一無人発電所で止まっても、最悪GX技を打つことができるのと、メインで運用するポケモンではないため、そこまで苦しくないというのが本心です。
・オーロット&ヨノワールGX1
今回入れた新カードです。ゾロアークの増加を予想していた僕は、前日まで入れたくないと思っていましたが、ポテンシャルは高いカードだからと説得されて採用しましたが悪系は少なく採用して正解でした。どのタイミングで技を打っても2枚手札を減らすという行為は強いため、今回の大会でも非常に刺さりました。またGX技も、流行りのルカリオメルメタルや三神に対して有効な使い方ができ、また終盤にリセットスタンプを絡めることで格段に決まりやすくなっています。
・ウルトラネクロズマGX1
青天井の火力でtag GXを処理出来る点、さらに今回少し数を増やすと考えたロストマーチなど非GX主体にめつぼうのひかりGXが刺さる点が評価出来ると思います。エネルギーをトラッシュする分比較対象として挙げられるガブリアス&ギラティナよりコスパは悪いですが、ガブリアス&ギラティナは打点の使い分けがしづらいため、今回はウルネクになりました。
・メガミミロップ&プリンGX1
GXを多く並べてくる相手への牽制が出来るカードです。ただ相手に見せてしまうとバリューが大幅に落ちるカードなので、スタートするなどどうしようもないことがない限りは、技を打つターンに見せると決まりやすいです。
・ラティオスGX1
このカードの採用の有無でカラマネロデッキの価値は大きく変わると考えています。タッグパージばかり見られがちですが(もちろんタッグパージも非常に強力ですが)最大のポイントはクリアビジョンGXにあります。これを打つことにより三神のオルタージェネシスGX、エーフィデオキシスのクロスディヴィジョンGX、さらにはルカリオメルメタルのフルメタルウォールGXを打たせないことができるため、特に上記2つに関しては打たれなければ70%以上の確率で勝ちに持っていけるマッチアップのため、これが打てるか打てないかで大きな差があります。GX技使用後に放置しようとしても、タッグパージの存在がそうはさせてくれず、結局はカラマネロを守れるため、非常に活躍したカードであり、現環境必須ともいえるカードだと考えています。
・カプ・テテフGX1
連戦で連勝していく観点からサポートが手札にない試合も多いため、個人的には採用したくありませんでしたが、採用しました。エナジードライブも見落とされがちですが強力な技になります。
・ミュウ1
ピカゼクやレシゼクの流行により、ベンチのカラマネロを守ることを考えると採用して良かったなと考えています。さらにサイコパワーはウルネクでは出せない270をだすことが出来るため、ベンチ狙撃がない相手でも使うことが多かったりします。
・ジラーチ2
デッキのエンジンです。エスケープボードを持ちながら様々なトレーナーズを持ってこられるので、デッキが非常に安定します。ぶっちゃけ盤面によってはカラマネロよりもボード持ちジラーチを取られるとしんどい場面があるくらいです。サイドに落ちるとかなりやばいので2枚採用です。
エネルギー
・基本超エネルギー7
ここはぶっちゃけ感覚です。一人回ししていて一番合う枚数がこの枚数でした。
・基本鋼エネルギー2
ウルネクを1枚減らしたのでこの枚数で足りると考えました。ここも感覚です。
スタジアム
・トキワの森3
1枚減らすこともかなり真剣に考えましたが、引きたい時に引けないのでこの枚数になりました。
サポート
・リーリエ4
初手に打ちたいです。たくさんドロー出来るとかなり安定して試合できるので、出来るだけ打っていきたいですね。
・シロナ4
ドローソースとして最低限の仕事をしてくれるカードだと考えています。意外と中盤以降のシロナは山札が圧縮されているため強かったりします。
・グズマ3
本当は4枚採用したかったですが、オーロットヨノワールを採用したため泣く泣く3枚にしました。雑に打てなくなりましたが、ちゃんとタイミングを考えて使えば3枚で足りることも学習できたので、結果的には良かったのかなとは思ってます。
グッズ
・ミステリートレジャー4
4枚入れない理由がないです。特に解説することもありません。
・ハイパーボール4
こちらもトレジャー同様です。
・ネストボール2
正直こいつも4枚欲しいですが、削りに削られてこの枚数になりました。ちゃんと構築できるなら4枚入れられるんだろうなとか思ってます。
・ポケモンいれかえ2
ジラーチ、ウルネクをベンチに下げる目的がまず第一としてあります。さらにはLO系との勝負では解決札になり得るため、もっと欲しいですがデッキの枠やプレイングの修正で減らしましたし減らせました。
・レスキュータンカ1
カラマネロの復旧やミュウミュウなどGXの再使用を手助けします。特にアタッカーはピン挿しが多いため、このカードを使うことで複数回の運用を可能にしています。
・あなぬけのヒモ1
倒したくないポケモンが前にいる時や終盤に機能します。もちろんポケモンいれかえとしても使えるので、ジラーチやウルネクを下げることも視野に入れられます。
・リセットスタンプ1
こいつも2枚目が欲しいです。無駄打ちしないプレイングを徹底して練習したためこの枚数でもなんとか足りるようになりました。
・エスケープボード2
ジラーチにつけることがほとんどです。またはカラマネロを縛り付けられた際にも逃げる札になりますので是非覚えておきましょう。
・こだわりハチマキ1
こいつも2枚目が欲しいです。ただギラティナやミュウを使うことで1体は取れるためなんとか足りないこともないというような感じです。
2.各種マッチアップ相性
今回考えていたtier表の順番にやっていきます。
tier1
・レシラムリザードン 有利
フォトンゲイザーで1体、ペイルムーンで1体とれば勝てます。ペイルムーンでエネルギーを割るだけでもテンポをとりやすくなっているので、さらに有利になりました。ギラティナを通すプランはマオスイレンの採用の増加からあまり得策ではないと思います。
・三神ケルディオ 5分
クリアビジョンを決めることで有利に立てます。万が一オルタージェネシスを通してしまっても、返しでオーロットを使ってエネルギーを割ることである程度どうにかなります。いれかえ使ってNの覚悟とか言われたら土下座しましょう。
tier2
・カラマネロ 有利
ウルネクが入っているため、有利に立ち回れます。ズガドーンが入っている可能性もあるため、出来るだけサイド3枚をスキップ出来るとより盤石になるでしょう。ちなみに後攻からでも平気でまくれます。
・ミュウミュウ軸 5分
エーフィデオキシスがなければ有利です。あってもクリアビジョンで対応可能です。ミュウミュウしか出てこないことが多いのと、GXが並びがちなのでミミロップをうまく使って対処しましょう。
・ピカゼク 有利
ミュウは必ずおきましょう。そうするとライライにエネルギーを集中させることができるのでタッグボルトを打たれにくくなります。ライライもピカゼクもウルネクの260ダメージで対処できるので、比較的盤面が弱くても戦い切れるマッチです。やぶれかぶれだけは気をつけてください笑笑。
tier3
・ゾロアーク軸 不利
オーロット入れちゃったのでちょっときついです。ベトンも入っているのでギラティナループもできないため、プリン→ウルネク→ウルネクみたいな動かし方をする必要があります。スタンプを投げても解決することが少ないので半分お祈りすることは避けられません。
・ズガドーンアーゴヨン 5分
ベノムシュートアーゴヨンをうまく使われると分からないです。なので早急にベノムシュートを取る必要があります。ズガドーン対ギラティナは圧倒的にギラティナが有利なので、ミュウを置きつつベノムシュートを取ることだけ意識してれば勝てると思います。
・ルカリオメルメタル 有利
クリアビジョンを打っても打たなくてもどうにかなります。打てなくてもオーロットでGX技を使うだけで結構動けなくさせることができるので、相手の盤面によって選択していくのがいいと思います。ウルネクをワザマシンに使うので、鋼エネルギーだけは大事にしましょう。
3.シティリーグでの対戦記録
予選からです
1戦目、三神ミュウミュウ 勝 後
後攻、クリアビジョンスタートができる。ジャンピングバルーンでオーロットが倒されるもその後はタッグパージを連打できたため相手が詰んで勝ち。
2戦目、三神ミュウミュウ 勝 後
また三神。相手が止まったのでオーロットでGX技込みで三神とミュウミュウを倒して勝ち。結構運が良かったかもしれないです。
3戦目、三神ミュウミュウ 負 先
まーた踏みました笑笑。ねがいぼしを3回すかしたため、何も出来ずボコボコにされました。この方とはのちにトーナメントでぶつかることになりますが、非常に強かったです。
4戦目、ピカゼク 勝 後
ウルネクで比較的処理しやすいため、有利マッチです。ウルネクのフォトンゲイザーを2回言ってピカゼクとライライを倒して勝ちました。
5戦目、レシゼクリザテル 勝 後
シャイニーフレアを打たれなかったので、盤面が綺麗に整い、その後は順当に殴り切って勝ち。公式大会でレシゼクと対戦するのは初めてだったので、対戦しながら予め考えたプランを確認していました。
対戦成績4-1-0 全体5位/103人で決勝トーナメントに進出です。
次に決勝トーナメントです。
1回戦、レシゼクアーゴヨン 勝 先
アーゴヨンが入ってるという情報をもらっていて、ビーストリングを打たれることが想定できたため、スタートしたメタモンをギラティナで取りつつ、そのあとバトル場に出てきたリザテルを取ってリング圏内から外してそのまま押し切って勝ちました。
2回戦、三神ミュウミュウ 勝 後
予選で負けた相手でした。ラティオスでクリアビジョンを決めて、タッグパージを連打していき、ミミロップ→ミュウミュウを倒して勝ち。最後グズマなかったら負けてたらしいので、運が良かったです。
準決勝、ズガドーンGXアーゴヨン 勝 後
ギラティナループすれば比較的有利に立ち回れるマッチだったので、ベトンの有無などを確認しながら試合しました。ベノムシュートのアーゴヨンが厄介なので、先にギラティナでリーチをかけながら立ち回ってべベノム→アーゴヨンGX→アーゴヨン→ズガドーンGXを倒して勝ち。決勝進出です。
決勝、シルヴァディGXマグカルゴ 負 後
手札が減った後にミュウミュウを縛られてしまい、そこで取られた3枚が大きく響き、最後もオーロットが取られて負け。そもそもプラン立てを間違えてしまったのが反省点としてあり、さらには対シルヴァディはそもそもシルヴァディが上がってくるとも思ってなかったため全く練習していなかったので、視野を広く出来たらなと思います。
4.終わりに
久々にちゃんと勝てて嬉しかったのが正直な感想です。ちゃんとした大会では下振れしてばかりで本当にポケモンカードを辞めようとした時も何度もありました。諦めなくてよかったと思えましたし、愛知もがんばろうと思います。
読んで頂きありがとうございました。デッキの質問等はTwitterの@trevenant_marshのこの記事のツイートのリプライ、DMで受け付けています。今回は投げ銭制にすることにしました。
頂いたお金は愛知の遠征費やダイエットのために使わせて頂きます。ご支援いただけると幸いです。
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