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歌三線稽古日記(20230717〜)

2023年7月17日(月)
沖縄尚学のエース東恩納蒼、日刊スポーツによると憧れの選手はヤクルトスワローズ高橋奎二との事。
午後、一時的に大雨と強風。1時間程で収まる。気象アプリで雨雲確認すると細長い。線状降水帯か?
亡父の月命日。老母がいそいそと仏壇に好物供える。国産和牛、冬瓜、ゆし豆腐、黒ビール等。
夏負け気味の為、今日はジョギングせず。
寝る前30分程稽古。「四季口読」「鶴亀節」「遊びしょんかね節」。

7月18日(火)
旧暦6月1日。
老母の付添でサンレー紫雲閣へ。面識ある方が98歳で亡くなったとの事。大往生也。沖縄特有の風習かも知れぬが、90歳を過ぎて亡くなると、其の長命にあやかろうと返礼が紅白饅頭となる。

紅白饅頭。正確には此れは軽羹(かるかん)。

夜、教室で60分程稽古。「肝がなさ節」「子守節」「四季口読」「鶴亀節」「早口説」「童神」「遊びしょんかね節」「二見情話」。8曲ノンストップで疲労。

7月19日(水)
寝る前30分程稽古。「子守節」「四季口読」「鶴亀節」。
習い始めてから知った事であるが、「口読(くどぅち)」と云うサブジャンルは、うちなーぐち(沖縄語)ではなく、やまとぅぐち(日本語)の七五調で歌われる。自分にとっては逆に其れが新鮮。

7月20日(木)
漫湖公園をジョギング+ウォーキング7km程。暑いからであろう、高齢者の姿は殆ど見られず。
寝る前40分程稽古。古典やる気にならず新民謡等3曲。「肝がなさ節」「童神」「二見情話」。

7月21日(金)
本日より小中高は夏休み。
所用で豊見城市へ。途中、道の駅・豊崎に立ち寄り、豊見城産マンゴー買う。
老母は老母で美容室の帰り、太平通りの奥間青果でハンダマ買ったとの事。サンエーやかねひで、リウボウ等のスーパーでは余り見かける事が無い。
其れで思い出したが、先日、奥間青果の斜め向かいにパーラーてんてんなる店がオープンし、「大谷翔平」より開店祝いの花輪が届いていた。真正面には長年営業している上原パーラー有り。いい度胸である。とは云え、客層が異なりそうで、客の奪い合いにはならないであろう。

7月22日(土)
沖縄タイムスによると、首里織の祝嶺恭子(1937年那覇市出身)、琉球古典音楽の大湾清之(1946年読谷村出身)の両氏が重要無形文化財保持者(人間国宝)として認定される見込みとの事。
買物ついでに40分程ウォーキング。
夜、長電話し、稽古せず。

7月23日(日)
大暑。文字通り、嫌になる程暑い。
太平通りの洋食屋ぴっころにて昼食。昨年オープンした店。こぢんまりとしたトラットリアで、10名程で満席となる。いつも繁盛しており、今年になって漸く入ることが出来た。最初に食したのは、鶏もも肉の赤ワイン煮根菜添え。「何故こんな場所にこんなちゃんとした店が?」と感動したのであった。こんな場所と云っては太平通りの人々に怒られてしまうが……。品書きも充実。何を頼んでも美味。本日は鶏もも肉の粒マスタード風味香草パン粉焼きを頼む。
ジュンク堂書店へ。店内のレイアウト大きく変わっている。加来慶祐『我喜屋優 甲子園の歴史を動かした男』等購入。沖縄本コーナーの脇に宜野湾市の古書店、榕樹書林の出張棚有り。小熊一人『沖縄俳句歳時記』拾う。以前持っていたはずだが何処かへ消えてしまった為。その後りっかりっか湯でサウナ。
風呂の後は其のまま寝てしまいたい欲に駆られるも10分程稽古。「童神」のみ。


今週の凡句:無失点蒼穹笑ふ大暑かな (I)

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