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歌三線稽古日記(20230522〜)

2023年5月22日(月)
琉球銀行で用事を済ませ駐車場に向かうと挙動不審な人物がおる。車内を覗き込みながらうろうろ。車上荒らしか? 目が合うと悪びれもせず無表情で立ち去る。エルモア・レナード的光景。

漫湖公園をジョギング8km。アプリ師匠の指示は5kmのワークアウト。終わってもそのまま走り続けて疲れる。今日は気温も湿度も高く体が重い。
寝る前に45分ほど稽古。「安波節」のみ。演奏に歌を合わせようとすると、途端に指の動きがおぼつかなくなる。脳トレ状態。

5月23日(火)
ラーメン屋で「Choo Choo TRAIN」が流れている。本家ZOOではなく誰かのカヴァー。意外と良い曲? 大して美味くもないラーメンを食べながら耳に入ってきたからこそ良く聞こえたのかも知れぬ。
教室で1時間稽古。弦に対するツメの入り方(角度)を先生に確認。弦の押さえ方ももう一度教わる。どちらも今更といえば今更。習い始めの頃はこうした基本的な事柄が理解できていなかった。今は自分は何ができていないのかが分かる。ぼんやりとだが。
帰ったらテレビで夏木マリが「東京ブギウギ」を歌っていた。

5月24日(水)
寝る前に40分ほど稽古。「安波節」を集中的に。「安里屋ゆんた」「秋の踊り」も少々。

5月25日(木)
朝食前に20分ほど稽古。「安波節」「安里屋ゆんた」「秋の踊り」。
明日から数日間稽古できない。先生は「エア三線しなさい」と云う。冗談かと思ったが、那覇空港の搭乗ロビーでチェロ奏者らしき方が楽譜を見ながら運指の練習をしていたので、演奏家にとっては冗談ではないようだ。

5月26日(金)〜30(火)
稽古せず。
キングス優勝したそう。

5月31日(水)
寝る前に20分ほど稽古。「安波節」「安里屋ゆんた」「秋の踊り」。数日、三線から離れていたため指の動きが悪い。やはりエア三線で鍛錬すべきか? 野球の素振りと一緒で、調子が良かろうが悪かろうが毎日続けることが肝心。

6月1日(木)
台風2号北上中。小中高は休校。沖縄本島は明日明け方に最接近する模様。
寝る前に30分ほど稽古。「渡りざう」「安波節」「安里屋ゆんた」「秋の踊り」「てぃんさぐぬ花」。課題曲総ざらい。
湿度が高いからか蛙の鳴き声がいつになく喧しい。
〈下向きの月上向きの蛙の田 三鬼〉

6月2日(金)
台風一過。漫湖公園周辺をジョギング11km。8kmあたりから脚が重くなり、最後は走っているのか歩いているのか。強風のせいで公園は草木や折れた枝などが散乱。漫湖は波高し。
寝る前に40分ほど稽古。昨夜同様、課題曲総ざらい。

6月3日(土)
旧暦4月15日。
疲れが溜まっているのか気分乗らず。15分ほど稽古。「安波節」「安里屋ゆんた」「秋の踊り」を各1回弾いて寝る。

6月4日(日)
葬式で安國寺へ。首里にブラジリアン柔術の道場があった。通ってみたいと思うも時間的体力的に無理。
夜ジュンク堂へ。注文していた新里光雄『琉球古典音楽への誘い』受け取り。思っていた内容と違っている。仕方ない。りっかりっか湯でサウナ後、浮島ブルーイングで一杯(浮島New England IPA)。
帰りがけスマホを空に向けている人を何人も見かけ、何かと思ったら大きな満月。
帰宅後、稽古せずに寝てしまう。

今週の凡句:牛の角黒き爪(ばち)持て弧を描き (I)


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