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歌三線稽古日記(20240115〜)

2024年1月15日(月)
午前、老母を眼科へ。月に一度の診察。その後、リウボウストアで買物。
夕刻ジムへ。120分程運動。と云っても、運動の前後、各20分程ストレッチに時間を費やす。であるからして有酸素運動・無酸素運動は実質80分程度。


1月16日(火)
大浦湾埋め立て着工に関し、沖縄タイムスに宮城大蔵中央大教授寄稿。中公新書『現代日本外交史』は大変興味深い内容であった。以下の一節に深く同意す。

 これまで辺野古をめぐって費やされてきた時間と政治的リソースを考えると、それを「速やかな除去」という本来の目的に追求に振り向けることはできなかったのかと暗然たる思いにとらわれる。

宮城大蔵「辺野古問題は「終わった」のか」 沖縄タイムス 2024年1月16日(火)

夕刻、かかりつけ医に薬を処方して貰った後、りっかりっか湯へ。ジムで運動した翌日、又は翌々日あたり、サウナで疲れを取る事にしている。ジムのメニューに体が慣れる迄。
夜、三線教室。此の所、立位での稽古を続けて居る。座っての演奏と立っての演奏、姿勢や運指、発声など勝手が異なり、困惑。此れ又、慣れるしか無い。


1月17日(水)
日刊スポーツ1面、黒島結菜と宮沢氷魚が事実婚との大見出し。沖縄生まれの人間としても朝ドラ愛好家としても、「ちむどんどん」は酷いとしか云い様の無い出来映えであったが、此れは寿ぎたい。
午前、老母を歯科へ。次回で治療終了との事。その後、イオン那覇で買物。ムーチーも買う。自作する家もあるが、当家は昔、やまやで買って居た。然し、やまやは人気店。此の時期、ムーチーは予約販売のみ。
夕刻、奥武山公園でウォーキング6.5km。頑張ればジムに行けそうな気がしたものの、無理せず、過信せず。


1月18日(木)
旧暦12月8日。沖縄ではムーチーの日。午前、仏前と火の神に供える。
夕刻、沖縄県立博物館・美術館へ。「海を越える人々(後期)  旧石器時代の人類-海を越えた最初の人々-」。力の入った企画だが、管見の限り、余り話題になって居らず、ちと残念。
数年前、沖縄県南城市のサキタリ洞遺跡で、世界最古、2万3千年前の釣り針が発見された。現物が展示されて居り、其の為に足を運んだと云っても過言では無い。

サキタリ洞遺跡で発見された旧石器時代人(サキタリ洞人)の骨


1月19日(金)
先日、壁掛け時計が止まり、電池を取り替えた。余りにも古く、又、大した製品でもない為、買い換えるべしと考えていたが、老母も同様に感じたらしい。と云う次第でヤマダ電機へ。平日の午前中、店内に客は居らず、店員は皆、暇そうである。老母の視力を鑑み、文字盤の数字がハッキリした物を選ぶ。
その後、リウボウストアに移動。昼食は併設のピザハウスジュニアにて。此処のタコス食すのは久々。
駐車場で日光に晒され、車内が暑い。老母も暑いと云うのでクーラーつける。1月だと云うのに。尚、リウボウではTシャツ姿で買物する人々も大勢居た。
夕刻、ジム。今週は月水金の週3日、運動した事になる。不健康な中年男性である自分としてはなかなか大変。健康な成人男性には大した事無いのであろうが……。


1月20日(土)
二十四節気の大寒。然し乍ら、那覇は最高気温25℃。昨日より更に暑い。週末の掃除や近所での買物、Tシャツ短パン姿でこなす。
仲程昌徳選「硫歌 詠でぃ遊ばな」1月より、目に留まった歌。

芭蕉ばしゃぬ葉ぬ露や 真玉ゆか清らさ
白糸に貫ちゃい 胸に飾ら
宮城孝夫(那覇市)

宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発した小型探査機「SLIM」が月面軟着陸に成功。此のプロジェクトが面白いのは、タカラトミーと共同開発した超小型の変形型月面ロボット「SORA-Q」が搭載されて居る事。玩具のゾイドシリーズやトランスフォーマーシリーズの知見が活かされているのが愉快愉快。


1月21日(日)
那覇文化芸術劇場なはーとで「SP盤からの唄声 沖縄民謡黎明期の情熱」。ナビゲーターは蓄音機コレクターの山城政幸、特別ゲストに日本音盤倶楽部会長の宇野晶、進行は島唄解説人の小浜司。
第1部は山城セレクションによる「世界のSP盤音楽」。「エジソンの声」で幕を開け、笠置シヅ子「東京ブギウギ」、プレスリー「ラブ・ミー・テンダー」、江利チエミ「テネシー・ワルツ」等等、魅惑の楽曲が次々流れる。
第2部は小浜セレクションによる「沖縄民謡黎明期の情熱」。1915年(大正4年)に収録された史上初の沖縄民謡、富原盛勇「今帰仁宮古ノ子」と云う大変珍しい録音を皮切りに、見たことも聴いたことも無い唄者や歌手のSP盤が惜しげも無く披露され圧巻。
尚、残念な事に、此の企画を進めていく中、SP盤が3枚程割れてしまったそう。

ジュンク堂開催の新春古書市に立ち寄る。沖縄関連で欲しい本有り。些か高価だった為、今回は見送る。別途、2冊購入。1冊は前記イベントでも名前が出た普久原恒勇の語り下ろし『芭蕉布 普久原恒勇が語る沖縄・島の音と光』。
新刊購入は、森合正範のノンフィクション『怪物に出会った日 井上尚弥と闘うということ』。


今週の凡句  大寒や月遠からじSORAに舟 (I)

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