見出し画像

無我の境地

夏休みでしばらくトレードは休んでいました。
チャートが良ければ入りたいと思っていたのだけど、閑散相場なのか監視通貨にはあまりいい形がなかった。ボラティリティは大きかったのだけど。

それで今日、20日ぶりくらいにエントリーして負けたんだけど、不思議とほとんどがっかりしなかった。

これまでは毎回、一喜一憂してました。検証しまくってトータルでは勝てるはずと頭でわかっていても、どうしても感情がついてこなかった。

それが急に無我の境地に近づいたのは、100億円トレーダーさんの今月のトレード成績を見たことが大きい。

こちらを見ると8月は6回トレードされていて、そのうち勝ちは3回、負け3回と今のところは勝率50%。
しかし結果は大勝ち。華麗なる決済とシビアな資金管理で利益は損失の6倍にも及んでいた。

さらにこの期間の100億円トレーダーさんのエントリーポイントをひとつひとつ見ると、私も同じ場所でトレードできるという確信が持て、自信が湧いた。

ということは、もう淡々とやるしかないのだ。
一喜一憂する理由がないということがようやく肚に落ちた。

同時に、ちょこちょこチャートを見なくなった。
含み損も含み益もいちいち見ると非常に疲れてしまうと悟った。
また、リアトレ4ヶ月目になりリアルチャートのゆっくりペースに慣れて1時間足何本目で決済できそうかを波形で見通せるようになった。

この夏休み期間、トレードをしない間もずっとFXのことを考えていた。
焦っていた。絶対焦るなと勝ちトレーダーみんなが言ってるのに、どうしても焦りを止められなかった。
家族旅行の移動中など、子どもが車で寝ている間に勝ちトレーダーのいろんな記事をスマホで読み漁った。

どの記事も同じような話だった。
勝てない時期の後、検証して自分に合った手法を確立し、勝てるようになってからは数十万円の少額から1年とか2年で数千万円〜1億円へ。よく見るFXの成長曲線である。

(100億円トレーダーさんのサイトより引用)

そしてみんながみんな口を揃えて「生き残りさえすればいつかは勝てる」と語っていた。

とはいえこれは成功者の典型例、努力が報われず負け続けている人もゴマンといるだろう。これを全て鵜呑みにして希望を持つのはさすがに脇が甘いかもしれない。

だけど少なくとも、今後は必要以上に一喜一憂せずに済みそうだ。
負けは反省するしかないし。勝ってもいつかはまた負けるし。

というか、もしかしたら諦める日がくるかも。
それでもいいやという気さえしてきた。

以前、ささっちさんが、トレードが嫌になって少しチャートから離れていた時期があり、その後に安定した、というようなお話をされていた記憶がある(間違ってたらゴメンなさい)。

そんな気分かもしれない。夏休みを経たせいか、はたまた手法を確立したせいかそのいずれもか。
この2年半近くFX第一だったのが、別のことにも少し目が行くようになってきた。

とはいえ、やっぱり勝ちトレーダーには絶対になりたいです。なれるはずだとがぜん信じてる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?