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占いがそのままお前の人生になるわけじゃない。

前回、40数年生きてきて辛いことが多かった時、進行形で体調も悪かった時にホロスコープを見てあわあわした、そんなのを書きましたが。
続きの冥王星の話。

鑑定をしてもらってもなお、ホロスコープが気になってしょうがなかった私は、動画から本から見漁って、一つの結果にたどりついた。山羊座に冥王星がいるからといって、山羊座生まれや天体持ってる人全員が、死ぬわけじゃない。そんなんだったら、冥王星が動くたびに、特定の星座の人口が減ることになる。そんなおもしろいことあってたまるかい。

それに気が付いたのが、自分の体調不良に「リウマチ」と名前が無事つけられた時だ。山羊座の意味の中に「膝、関節、骨」というのがあって、それを見つけた時に、「あっ、私ASC山羊座だからリウマチになったんだ」と。
一瞬思って直後に、「いや、ないわ。そんなん言ってたら山羊座&そこに天体持ってる人みんなリウマチなってしまうw」と気づけた。
そもそも、冥王星はASCと通り過ぎてたので、鑑定してもらった時も「冥王星じゃないですね」と言われてます。びびりすぎですね。

で、そこで当たるとか言われてる占い師さんて、ほんとなんなんだろうなって、そんなハッキリ言えるなんて不思議だなぁと。

ホロスコープは、ざっくりいうと、12星座と12分割された部屋と10個の天体とそれが織りなす角度を含めたもので構成されてる。それらすべてに複数の意味があって、チョイスするワードが違えばかけ合わせて紡いだ占い師の口から出る言葉も違ってくる。それぞれにいい意味も、悪い意味もあって、さらにこの星とこの星はいい感じの角度だけど、星座が居心地いまいちとか、星座の居心地がよすぎてストッパーがかかりにくいとか、読み方もそれこそ何通りもありそうで。

ここで、「うわ、そりゃ嘘くさくもなるわなー」と思うか「幅広くておもしろそうだし、解釈によっていろいろできそう」と思うか。文系育ちの私は後者。答えが一つでないことや、解釈の違いを許容するというか、別次元として面白がりたいので、沼入りしました。

旦那様が、占い好きではないので、特にそう思うのかもしれないけれど、好きじゃない人にもリーチするような占い方ができればいいなぁとか思ったり。「嫌なこと書いてあるのは信じない」と言う人がいるけど、信じる信じない別にして、「嫌なこと」は起こらないように気を付ければいいのと、「いいこと」は起こるように努力するみたいな指針として使えばいいんじゃないのかな。だから、常に自分の軸がしっかりしてる人にはやっぱり占いはいらないんでしょうね。きっと。

あら?てことは、私は知らない間に、自分迷子になってたってことか。自分軸がふなっしーみたいな?自分的には「こうしたい」と方向性もなんとなく決まってたし、決断もできてたから迷子の自覚がありませんでしたが、ガーッと激しく早く振動してたら、よく見るとぶれぶれの残像って可能性はあるのかもしれない。
そう思ったら、梨の妖精のことは笑えない。。


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