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Sunoの使い方 -AIで歌もの音楽を生成-

突然ですが「Suno」って何の意味か分かりますか?
エスペラント語「太陽」って意味なんです。

じゃあエスペラント語ってなにかというと…
約130年前、世界の人々の共通語として人工的につくられ、国際補助語としてはもっとも世界的に認知され、普及した言語なんだそうです。

世界各地にはエスペラント語を学ぶ学校や大学があり、書籍や論文、小説なども多数存在しているんだとか。

そんなエスペラント語で名乗っている音楽生成AI
「Suno AI」
やはりただものではありませんでした!

こんな曲ができちゃいます⬇️



早速Sunoを使ってみる

まず公式サイトからDiscoedに入りましょう。
公式サイトはこちら↓

https://app.suno.ai/

サイトに行くとDiscordへのサインインを求められます。
Discordの登録方法や使い方はここでは省力します。
たくさん記事が出ていると思うので検索してみてくださいね。

ちなみに僕は、最初に使用目的等を選択する画面に誘導されたので、下記のように設定しました。
でも知り合いはこの画面に誘導されなかったそうです。
なのであまり気にしなくて良さそう…w

歌詞を入力するだけで作曲・演奏してくれる

使い方は簡単。
テキストボックスに歌詞を入力するだけで曲を作ってくれます。
一度に2曲生成してくれて、すぐにダウンロードすることができます。

Midjourneyにじジャーニーを使ったことがある人ならすぐ使えるでしょう。

以下手順です。

メニューからchirp-beta-1〜3 のいずれかを選び、下の入力バーに「/」(半角スラッシュ)を入力。
するとコマンドの候補が出てくるので「/chirp」を選択。

下の入力バーに"/chirp"と入力されるので、そのままEnterキーを押す。

テキストボックスが表示されるので上から順に入力。
一番上にはジャンルを、中段には歌詞を入力します。
ジャンルのデフォルトは"random"(ランダム)になっていますね。
音楽を詳しく知らない人はそのままでも大丈夫です!

【重要】歌詞を入力するときの注意点

日本語の歌詞はなるべくひらがなで書きましょう!!

漢字はうまく発声してくれません!
たとえば「軽率」は「かるそつ」と歌われてしまいますw
漢字を使うときはできれば小学校低学年ぐらいまでの簡単なものだけにしましょう。

あと、日本語文の中で英語を使うときも注意が必要です!!

たとえば「AI」は「アイ」と発音してしまうので、「エーアイ」と記述しましょう。

歌詞を入力し終わったら右下の送信ボタンを押します。
しばらくすると…
2曲生成してくれました!!

歌詞が書かれた動画ファイルで生成してくれます。
右上の矢印ボタンを押してダウンロードしましょう!

楽曲のジャンルに関して

2023年12月8日現在、公式からは以下のようにアナウンスされています。

音楽スタイルコントロール
ご好評にお応えして、作成する曲のスタイルをコントロールできるようになりました。ロックやポップスのようなジャンル、K-POPやOPMのようなニッチなジャンル、メロディックやアップビートのような説明、または上記のどれかをミックスして組み合わせることができます(メロディックEDMを試してみてください)。また、ちょっとしたインスピレーションが必要な場合は、スタイルをランダムにしておいてください!このモデルは、[drake]や[frank sinatra]などのアーティスト固有のメタタグを認識しないことにご注意ください。

Suno AI

具体的には次のようなジャンルを入力します

  • pop(ポップス)

  • j-pop(Jポップ)

  • k-pop(Kポップ)

  • rock(ロック)

  • hardrock(ハードロック)

  • metal(ヘヴィ・メタル)

  • jazz(ジャズ )

  • classical (クラシック)

  • blues(ブルース)

  • soul(ソウル)

  • funk(ファンク)

  • hiphop(ヒップホップ)

  • R&B

  • EDM

  • house(テクノ)

  • techno(ハウス)

他にもニッチなジャンルや、歌い方の特徴なども入力できるそうです。
例えば
[80's Japanese Anime](80年代の日本のアニメソング)
とか
[whispering](ささやくように歌う)
とか

いろいろ試してみると面白そうですね!

音楽生成AIはまだまだ進化する!

そうして出来上がったのがこちら!!

自分のイメージにぴったりの曲が出来上がってきたので、ビックリです!
歌詞のメロディーへの乗せ方が絶妙ですね! 

日本語や日本のポップスを相当学習しているのではないでしょうかw

ちなみに今回使ったのは自作曲の歌詞で、サビの部分だけを利用しました。

原曲はこちら⬇️

正直、AIの作曲能力に軽く嫉妬しましたw

今回はいわゆる「ポン出し」でしたが、まだまだ応用が効きそうですね。

実のところSunoは短い長さしか生成できません。
フルコーラスも作れないぐらい短いです(※2023年12月時点)

なので長い曲を作るときは「Continue」という機能を使ってパーツをたくさん生成し、それをつなげるのが一般的なようです。

だけどすぐにアップデートされて便利になっていくはず!
画像生成AIでも分かるように、AI はものすごい速さで進化しますもんね。

次回は本格的な使い方、応用編をレポートしたいと思います!!


Sunoの公式ヘルプはこちらです。
参考にしてください!

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