お客様の購入理由を知って売れる商品を作る。

こんにちは。
トレジャーコンテンツ、メーカーデザイナーの太田です。

今回は、お客様が商品購入時にどういったポイントを見て、
「よし!これを買おう!」と感じるのか?についてお伝えします。

この購入理由のポイントを抑えて、商品企画を行うと、
あなたが作った商品が売れやすくなります。

まず、お客様が商品を購入する時の判断や心の動きの例として

・広告を見て欲しくなった。
・たまたま見つけて欲しくなった。
・友人に進められる、もしくは使っていたので欲しくなった。
・購入する「商品のカテゴリー」が決まっていてそこで見つけた。
・価格が手ごろかどうか。
・自分用かプレゼント用で購入するか。
等が挙げられます。

この時、売れる、選んでもらえるポイントの1つが「色」です。
色は興味を惹きつけ、差別化する効果を持っています。

皆さん、財布、カバン、服、スマホケース等を買う時に、
様々な色が並んでキレイだったので近寄ってみた。
あー、こんな色が有ったら買ったのに。
機能が良くても、この色が嫌だから買わない。
今の部屋にこの色は合わないなぁ。
A社とB社の商品機能・用途は近いので好きな色の方を選んだ。
プレゼントする相手の好きな色、似合う色を選んだ。

といった経験ありませんか?

このように色は購入決定に大きな影響を与えるのです。

色がつくことで目立ちます。
自分が好きな色の時、手に取りたくなります。
既に他の人が持っていた時、違う色にしたい時もあります。
同じような機能の競合商品と迷った時、選択肢が多い方を選びます。

しかし!
ただ色が付いていれば良いというわけではありません。
あなたの企画商品が

いつ、どんな時に、どんな場所で、どんな人に使ってもらうのか?

これらの要素もふまえて色を決める必要があります。

例えば一言で青!と言っても
パステルブルー、メタリックブルー、ディープブルー
など様々な色があります。

また、カラー展開して売場で選ぶ楽しみや、選択肢を作る時に、
並べて見た時の色調や彩度も考慮しましょう。

特に気をつける点は、色を複数作ると製造ロットが増えるので
生産数のバランスや在庫コントロールが必要になります。
商品を選んでもらい、売れる為に色の展開は有効ですが、
必ず売れづらい色も発生します。

この配色、生産バランス、売り方については
商品、売場、販売方法によって異なるのでまた詳しく解説します。

さて、ではまとめです。

【 色はお客様の購入理由に大きく影響を与える 】
色によって、選ぶ楽しみと差別化を行い購入につなげる。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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