こひる庵さんのかき氷メニューは、どんどん新作が出てくる。嬉しい悲鳴!

画像1 「端午氷」という名の通り、端午の節句周辺に現れた豪華メニュー。まず、柏葉がとてつもない存在感。ファーストインパクト強烈。これをピロッとはがして、いざ戦氷! 最初濃い濃いくるみみそ餡が攻めてきます。これでもかというくらいに粒々のくるみがはじけて、すごいボリューム。甘じょっぱさが続き、中の白餡クリームに達すると甘さが勝り、さらにもう一度くるみみそ餡が迎え待つと言う…。ドラマティックな展開に、我を忘れてしまう。
画像2 「ジャスミンタルト」です。見た目シンプルだけど、侮れじ! ジャスミンミルクとジャスミンはちみつでその香りを強調しつつ、中には白桃が忍んでいると言う粋なはからい。とにかくこひる庵さんの「タルト」系は、おいしすぎるって! タルト生地を細かくした感じのものがクリームと完全に混ざっていて、液体でも固体でもない食感に。これはどんなフレーバーにも完全マッチ。このメニューもジャスミンを引き立てながらも、しっかりとタルト風味を主張していて、そのバランスが完璧でした。
画像3 味見氷の「いちご紅茶」。見た目昔ながらのいちごのかき氷っぽいけど、そんなのはありえないでしょ、こひる庵さんだもの。中には、クリームが隠れていて甘ずっぱいいちごソースと絡まると、また違う世界の扉が開くって感じ。味見氷は、まさかの¥200! クオリティ高すぎます。
画像4 「甘夏あんタルト」安定のタルトシリーズです。甘夏あんは、それほど酸っぱくもなく、氷と混ぜずにそのまま食べても奥行きのある深い味。そしてもちろん中には、タルトクリームですよ。しかも黒糖。フルーツ系だから、さっぱり目になると思いきや、やっぱりここでバランス取って濃密な雰囲気を醸し出してくるんだよね。天晴だ。私は、こひる庵さんのそういうとこが大好きなわけで。フルーティ系よりミルク系が好きな私だけど、フルーツの名前を冠したメニューも安心して頼めるのは、そういう理由。
画像5 「バジルレモン」です。別添のバジルシロップはカラメルみつに変更できるとあったけど、せっかくなのでチャレンジ。イケる。レモンカード、レモンクリームと絡まって新しい味へと私を誘ってくれるのね。この組み合わせは、お店もそうだけど頼む方も若干の勇気が必要。でも根底にこひる庵さんへの信頼があるから大丈夫なの。これからも、どしどし「え…」と思うようなメニューを考案していただき、その美味しさのサプライズを味わわせてほしい。なんと言っても、次から次に新しいメニューが登場するので、目が離せない。次回も楽しみにしてます!
画像6 こひる庵さんは、両国にある。満席の時は、扉に下がっているボードに名前を記入。そして、その場を離れてもOK。晴れている時は近くの公園にて待機。その間は、得も言われぬ充実の読書タイム。戻ったら順番が過ぎちゃってても大丈夫なの。名前の所に△印がついてるので、その旨お店の人に告げれば次の順番に入れてもらえるから。なんて心温まるシステムなんだ! これもこひる庵さんを好きな大きな理由の一つです。次は、いつ行こうかな?

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