春の一日は、京都気分で東京でアフタヌーンティー。

画像1 ああ、京都行きたい。気持ちは募れど、このご時世、それは難しく・・・。そんな折、お友達が誘ってくれたアフタヌーンティーが、京都色満載だった。場所は、予約が取りにくくて有名な椿山荘のル・ダルジャン。この日も、たまたま一枠空いていて、本当にラッキーだった。そうして、目の前に出て来たのが、コレ。京都の辻利兵衛本店さんとのコラボで実現したメニューの数々。圧巻! わくわくしてきた。
画像2 最下段の、通常食事っぽい品々のお皿も、見た目スィーツ? と思うほど、細工されてる。でも、「抹茶のブリニーと鶏ムースの和風サンド」 「和紅茶とトマトのケーク・サレ 」「鴨と牛蒡のピンチョス オレンジ風味 」「炙り真鯛のタルタル」とちゃんと食事系だった。どれも奥深く、プロローグとしてじゅうぶんな期待をさせてくれる上品なお味。特に真鯛のタルタルは、香り高くておいしかったよ。
画像3 最上段をテーブルの上に移動して撮影してみたよ。手前の緑色の直方体は、抹茶のチーズケーキ。濃厚で、悶絶しちゃうほどのチーズ感。ねっとりしてて、そこに抹茶がぴったり寄り添う様は、コラボの質の高さを物語っているなと思う。グラスに入ってるのは、焙じ茶のサバランなんだけど、抹茶推しの中で孤軍奮闘する焙じ茶がいとおしくて、じっくりゆっくり味わいました。
画像4 アフタヌーンティーの陰の主役は、実はスコーンだと思っている私は、抹茶と焙じ茶のスコーンに、まず感動。そうして、写真手前のクローデットクリームにはびっくり。中央の液体は抹茶ソース。こっくりしたクリームも柚子がONされてあくまで和テイスト。そのこだわりには、脱帽です。お茶も宇治茶3種類や、ハーブティーなど色々選べる。しかも何回も違う種類でもおかわりOKなので、嬉しい。そのくせ私は延々とイングリッシュブレイクファスト、アッサムとミルクティーに合う茶葉ばかりをチョイス。たっぷりミルクを入れた濃い紅茶が好きすぎる。
画像5 くつろぎの時間の後は、お庭に出てみた。高低差がけっこうあるので、それも楽しい。国指定有形文化財 三重塔の近くまで行くことができたのは、貴重な体験でした。他にも色々由緒ある史跡が点在してて、腹ごなしのお散歩には最適だね。
画像6 ミストだ! 気温も段々と上昇してきて、細かい霧が涼を感じる季節になったんだな、と移ろう時を感じた瞬間。ちょうどとても良い陽気の日だったので、ミストのそばまで行って、しばし戯れました。遠くに行かなくっても、日常のちょっとした変化を楽しめ、感謝できるようになったのは、もしかしてこの状況下の思わぬ収穫かも。沈んでいても同じ時間は流れてく。それならば少しでも、上を向いて生きてこう、と思った春の一日でした。

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